トヨタ、F1撤退を否定

2009年5月27日
トヨタ F1撤退
トヨタのジョン・ハウエットは、トヨタが2009年末にF1から撤退するとの噂を否定した。

予算制限をめぐり、複数のF1チームが撤退を示唆しているが、FIAのマックス・モズレー会長は、規約がF1チームの思い通りになったとしても、世界的な不況によってF1からの撤退を検討するだろうと述べている。

F1撤退チームの最有力候補にあるのがトヨタ。トヨタの上層部は、シーズン開幕前に、今年優勝できなければF1撤退もあり得ると述べていた。

レッドブル、今後もダブルディフューザーを継続使用

2009年5月26日
レッドブル F1
レッドブルは、トルコGP以降もダブルディフュザーを引き続き使用すると主張する。

プルロッド式リアサスペンションを採用するRB5は、リア部分の大きな改良が必要だったため、ダブルディギフューザーの装着は、多くのライバルより遅れをとった。

モナコGPでダブルディフューザーを搭載したレッドブルだが、セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーは、ストリートサーキットでのパフォーマンスに苦しんでいるようにみえた。

レッドブル・コーラ、ドイツの6州で販売禁止

2009年5月26日
レッドブル・コーラ
レッドブルの新飲料「レッドブル・コーラ」がドイツの6州で販売禁止となった。

レッドブルは今年、レッドブル RB5とトロ・ロッソ STR4のリアウイングのエンドプレートに昨年発売を開始した「レッドブル・コーラ」の広告を掲載している。

しかし、ノルトライン・ウェストファーレン州の保健・労働研究所の検査でレッドブル・コーラにコカインが含まれていることが判明。ドイツの16州中6州が麻薬取締法違反を恐れてレッドブル・コーラを販売禁止にした。

新規F1参戦チーム、コスワースとの契約を進める

2009年5月26日
コスワース F1
2010年F1に向け、4チームがコスワーストからカスタマーエンジンの供給を受けるための前払い金を支払ったという。

現在、FIAが推進する2010年からの予算制限案に対して、既存参戦チームがF1撤退をちらつかせるなか、FIA主導のもとで来年からコスワーヅがF1へ復帰する予定である。

USF1チームのピーター・ウィンザーは、2010年F1へのエントリーを行うには、エンジンサプライヤーとの契約の添付が必要なことを明らかにした。

マクラーレン、ニコ・ロズベルグ獲得を検討

2009年5月26日
ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトン
マクラーレンがニコ・ロズベルグとの獲得に興味を示していることをメルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグが明らかにした

ニコ・ロズベルグとウィリアムズとの契約は今シーズン末で満了する。ロズベルグは、今シーズンのウィリアムズの進歩に満足していると語っているが、一方で2010年の選択肢を検討している。

マクラーレンは、ルイス・ハミルトンと長期契約を結んでいるため、シート喪失の危機があるのは、ヘイキ・コバライネン。コバライネンは、2008年にフェルナンド・アロンソと入れ替わるカタチでマクラーレンに加入している。

ウィリアムズ、2010年のF1エントリーを提出

2009年5月26日
ウィリアムズ F1 エントリー
ウィリアムズは、2010年のF1選手権へのエントリーを正式に提出した。

FIAとF1チームとの間で、予算制限を含めた2010年のレギュレーションに関して論争が巻き起こっているが、現役F1チームの先陣を切って、ウィリアムズが、2010年のF1参戦を申請した。

しかし、ウィリアムズのCEOであるアダム・パーは、FOTAへの関わり続けることを強調している。

F1モナコGP決勝 (ドライバーコメント)

2009年5月25日
F1 モナコGP 決勝
FORMULA 1 GRAND PRIX DE MONACO 2009

ブラウンGP:バトンが圧倒的な強さで今季5勝目 (F1モナコGP)

2009年5月25日
ジェンソン・バトン ブラウンGP F1 モナコGP
ブラウンGPは、F1モナコGP決勝レースで、ジェンソン・バトンが1位、ルーベンス・バリチェロは2位と今季3度目の1-2フィニッシュを飾った。

ポールポジションからスタートしたジェンソン・バトンが、終始レースを支配し、自身モナコGP初勝利となる今季5勝目をあげた。

2位のバリチェロと同じくソフトタイヤ、ほぼ同じ燃料でスタートしたバトンだが、バリチェロが徐々にタイムを落としていったのに対し、バトンはタイムを落とすことなく、安定した周回を重ねた。

フェラーリ:3-4フィニッシュで復活に手応え (F1モナコGP)

2009年5月25日
フェラーリ F1 モナコGP 結果
フェラーリは、F1モナコGP決勝レースで、キミ・ライコネンが3位、フェリペ・マッサは4位だった。

キミ・ライコネン (3位)
「常に勝つことが僕の目標なので、3位には満足していない。でも、それでも、非常に困難なシーズンのスタートとのあとで、表彰台はチーム全体にとっては非常に満足できる結果だ。でも、僕たちがまた上位争いに戻れたことには満足しているよ。ここ数週間にわたって、僕たちはパフォーマンス面で本物の進歩を遂げたし、この結果はそれを裏付けている。まだベストな状態を取り戻すにはやるべき作業があるけど、僕たちは正しい方向に動いている。今週末、いくつかのディテールが違っていたら、結果は違っていただろう。わずかなところでポーツを逃してしまったし、2回目のピットストップで何秒か失ってしまった。でも、全体的に僕たちは満足するべきだろうね」
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