ニキータ・マゼピン、F1デビュー戦は単独スピンで0周リタイア

2021年3月29日
ニキータ・マゼピン、F1デビュー戦は単独スピンで0周リタイア / ハースF1チーム F1バーレーンGP決勝
ハースF1チームのニキータ・マゼピンは、デビュー戦となった2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの決勝を単独スピンによってわずか3つのコーナーで終えた。

父親がチームのタイトルスポンサーであるウラルカリの会長を務める大富豪、コース内外の不祥事により、“悪童”としてのイメージで違った意味で注億を集めていたニキータ・マゼピン。予選では“チームからの指示”で紳士協定を破ってアタック待ちの列を追い抜き、スピンを喫してイエローフラッグを出すなど、すでにお騒がせな存在となっている。

ルイス・ハミルトン、フェルスタッペンとの最後の攻防は「恐ろしかった」

2021年3月29日
ルイス・ハミルトン、フェルスタッペンとの最後の攻防は「恐ろしかった」  / メルセデス F1バーレーンGP決勝
F1バーレーンGPを制したメルセデスF1のルイス・ハミルトンは、よりフレッシュなタイヤで勝負を挑んできたマックス・フェルスタッペンとの最後の数周の攻防は“恐ろしかった”と表現した。

2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、13周目という早い段階でピットインしてマックス・フェルスタッペンのアンダーカットに成功。しかし、その代償は最終スティントに現れ、フェルスタッペンの10周前に最後のハードタイヤに交換。終了間際のスリリングなバトルへと展開した。

ランド・ノリス、4位入賞「純粋なペースで戦えたことは励みになる」

2021年3月29日
ランド・ノリス、4位入賞「純粋なペースで戦えたことは励みになる」 / マクラーレン F1バーレーンGP決勝
マクラーレンのランド・ノリスは、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの決勝で4位入賞を果たした。

昨シーズンをランキング3位で終え、今年、メルセデスのF1エンジンに切り替えたマクラーレンは、ダークホースとの呼び声が高い。予選を7番手で終えたランド・ノリスは、決して派手さはなかったものの、3種類のタイヤを使う2ストップ戦略でメルセデスとレッドブルの1台に次ぐ4位でレースを終えた。

2021年 開幕戦 F1バーレーンGP 決勝:タイヤ戦略解説

2021年3月29日
2021年 開幕戦 F1バーレーンGP 決勝:タイヤ戦略解説
2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1サクヒールGP 決勝でのタイヤ戦略を公式タイヤサプライヤーであるピレリが解説した。

バーレーングランプリ決勝は、ポールポジションからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンとメルセデスのルイス・ハミルトンによる緊迫した戦略的なタイヤバトルとなった。結果的には、より多くの周回を重ねたタイヤでリードを守ったハミルトンに軍配が上がった。

2021年 F1バーレーンGP:DRIVER OF THE DAYはセルジオ・ペレス

2021年3月29日
2021年 F1バーレーンGP:DRIVER OF THE DAYはセルジオ・ペレス
レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。

“ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。F1バーレーンGPではピットレーンからスタートして5位でフィニッシュしたレッドブル・ホンダでの初レースとなるセルジオ・ペレスが選出された。

セバスチャン・ベッテル、移籍初戦はほろ苦レース…10秒加算ペナルティ

2021年3月29日
セバスチャン・ベッテル、移籍初戦はほろ苦レース…10秒加算ペナルティ / アストンマーティン F1バーレーンGP決勝
アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPを15位でフィニッシュした。

フェラーリからアストンマーティンに移籍して心機一転で迎えた2021年シーズン。だが、セバスチャン・ベッテルの移籍初戦はスタート前から出鼻をくじかれた。予選Q1ではアタックができずにQ1で敗退したあげく、イエローフラッグを無視したとして5グリッド降格ペナルティを科せられて最後尾からレースをスタートした。

アルファタウリF1代表、9位入賞の角田裕毅を称賛「素晴らしい仕事をした」

2021年3月29日
アルファタウリF1代表、9位入賞の角田裕毅を称賛「素晴らしい仕事をした」 / F1バーレーンGP決勝
アルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストが、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの決勝を振り返り、F1デビュー戦で9位入賞を果たした角田裕毅を称えた。

7年ぶりの日本人F1ドライバーとなった角田裕毅は、13番グリッドからスタートで順位を落としたものの、セバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネンのような元F1ワールドチャンピオンとのバトルにも一歩も引かない果敢な攻めを見せて順位を挽回。9位入賞を果たし、日本人ドライバーとして初めてデビュー戦でポイント獲得した。

ピエール・ガスリー 「1周目のリカルドとの接触でレースはほぼ終わった」

2021年3月29日
ピエール・ガスリー 「1周目のリカルドとの接触でレースはほぼ終わった」 / スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ F1バーレーンGP決勝
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの決勝レースをリタイア(17位完走扱い)で終えた。

5番グリッドからミディアムタイヤで好スタートを切ってオープニングラップで順位を維持していたピエール・ガスリーだったが、ニキータ・マゼピン(ハース)の単独クラッシュによってセーフティカーが導入。

セルジオ・ペレス、5位入賞「フォーメーションラップで終わったと思った」

2021年3月29日
セルジオ・ペレス、5位入賞「フォーメーションラップで終わったと思った」 / レッドブル・レーシング・ホンダ F1バーレーンGP決勝
レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPでピットレーンスタートから5位入賞を果たしたが、フォーメーションラップでRB16Bがパワーを失ったように見えたときは“終わったと思った”と語った。

昨年のF1サヒールGPではオープニングラップでの接触で最後尾に落ちて後、挽回して優勝しセルジオ・ペレス。レッドブル・ホンダでのデビュー戦にむけて新しいコントロールエレクトロニクスとエネルギーストアに交換していたペレスだが、フォーメーションラップで電源がシャットダウンした。
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