ライトスピード、F1へエントリー

2009年5月15日
ライトスピード F1参戦
F3チームであるライトスピード(Litespeed)は、新しい予算キャップのもとで2010年のF1にエントリーする意向を発表した。

ライトスピードは、ジョーダン、ルノー、トヨタ、フォース・インディアでエンジニアとして働いていたマイク・ガスコインのMGI社と力を合わせ、2010年のチャンピオンシップの13チームの1つになることを期待している。

ライトスピードのチーム代表であるニノ・ジャッジは、現在の予算キャップのままになることは確信していないことを認めるが、F1に参入するにはベストな瞬間だと考えている。

バーニー・エクレストン、FIAとFOTAの会議に参加

2009年5月15日
FI撤退騒動にバーニー・エクレストンも参加
F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンは、18日(金)にロンドンで行われるFIAのマックス・モズレー会長とF1チームとの会議に加わることが明らかになった。

予算キャップに伴うルールが変更されない限り、フェラーリ、ルノー、トヨタ、ルノーは2010年のF1にエントリーしない意向を示しており、明日の会議はF1の将来にとって重要になるとみられている。

FIA、F1撤退騒動でF1チームと会談へ

2009年5月14日
F1撤退騒動
FIAの広報は、マックス・モズレー会長が、F1チームの組合であるFOTAと今週にも会合を開く意向であることを認めた。

今回の会談は、予算キャップ問題でフェラーリやルノーをはじめとする主要チームがF1撤退を示唆するF1の悪化した局面の中で行われる。

しかし、その会談の日程については明らかにされていない。

F1:2010年の最多勝利制の導入は間違い

2009年5月9日
FIAのモーターホーム
最近FIAが発表した2010年のレギュレーションに記載されていた最多勝利制でのチャンピオンシップは間違いだったようだ。

FIAが発表した2010年のF1スポーティングレギュレーション第6条には、ドライバーのタイトルは「最も多くのレースで1位になったドライバーに与えられる」と規定されていた。

しかし、これは単純な記載ミスだったようだ。

カタロニア・サーキット、ターン9の安全性を改善

2009年5月8日
事故があったターン9
カタロニア・サーキットは、今週末のF1スペインGPにむけてターン9の安全性を大きく改善させている。

昨年のF1スペインGPで、マクラーレンのヘイキ・コバライネンは、ターン9の直前でフロントホイールが故障し、コースオフしてまっすぐバリアに突っ込んだ。コバライネンのマシンは大きく破損したが、幸いコバライネンに怪我はなかった。

FIAは、コバライネンの事故を考慮し、マシンが似たような問題を抱えた場合でも、激しい事故が起きる可能性を最小限に抑えるため、サーキットの改善を許可した。

マックス・モズレーの息子が死亡、死因は薬物か

2009年5月6日
マックス・モズレーの息子、薬物大量摂取で死亡
FIA会長のマックス・モズレーの息子が、自宅で死亡しているのが発見された。死因は薬物の過剰摂取が疑われている。

エコノミストであるアレキサンダー・モズレーは、西ロンドンのノッティングヒルの自宅で倒れているところを親族によって発見された。

「火曜日の16時20分にW11(ノッティングヒル)で男性が死体で発見されたとの通報があった」と警察は語る。

F1:2010年から最多勝利制を導入

2009年5月5日
F1 最多勝利制
FIA世界モータースポーツ評議会は、F1のチャンピオンを2010年から最多勝利数で決定することを承認した。

FIAは、今年3月に最多勝利制の導入を試みたが、開幕間近の変更にF1チームの組合であるFOTAが反対。2009年の導入は見送られていた。

2010年にこのシステムを導入する前に、FIAは、F1チームに相談するとしていたが、2010年の新しい規約にはすでにこのルールが採用されている。

F1 2010年 レギュレーション変更案

2009年5月2日
2010年のF1レギュレーション変更
F1は2010年、レギュレーション変更により、再び新たな時代を迎えることになる。

2010年のレギュレーションで給油の禁止やタイヤウォーマーの禁止など戦略に関わるルールがいくつか変更となる。そして、最も大きなトピックは、4,000万ポンドの予算キャップの導入と言える。予算キャップを導入するかしないかにより、F1マシンの技術的な自由度は大きく変わってくる。現在ではまだ変更案ではあるが、4月29日にFIAが発表した2010年のF1レギュレーションをまとめてみる。

F1:予算キャップ選択チームは2倍のKERS出力が可能に

2009年5月1日
F1 KERS 予算キャップ
2010年に予算キャップを選択したF1チームは、KERSで2倍のブーストを使用できることが明らかになった。

予算キャップを導入しないF1チームは、基本的に今年と同じテクニカルレギュレーションが採用されるが、4000万ポンドの予算キャップを選択したF1チームには、可変ウイングや回転数無制限のエンジン、無制限のテストなど、技術的な自由が与えられる。

さらにFIAは、予算キャップを選んだチームは、KERSで今年の60kwの2倍となる120kwの出力を決定したという。
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