バーニー・エクレストン、F1ローマGPの商標を取得

2009年6月3日
ローマGPの商標を取得したバーニー・エクレストン
ローマ市街地でのF1ローマGP開催の可能性がさらに前進した。

F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンは、ヨーロッパ圏内で「Formula 1 Gran Premio di Roma」の商標登録を行ったという。

バーニー・エクレストンは、ローマGPの開催に前向きであるとされ、早ければ2011年にカレンダーに加わるとされている。

RMLは2010年F1エントリーを保留

2009年6月2日
RML F1エントリーはひとまず断念
RML(Ray Mallock Limited)は、2010年のF1エントリーを保留した。

WTCCにおいてシボレーのチーム運営で長い成功の歴史を有するRMLは、2010年F1参戦の真剣な評価を行ってきたものの、キャップ制の不確実性によりエントリーをしないことに決定した。

RMLは、コスワースエンジン採用する予定であったが、今後のF1参戦に向け状況を注視していくとの声明を発表した。

アレキサンダー・ブルツ、F1チーム「スーパーファンド」設立

2009年6月1日
スーパーファンドのチーム代表としてF1にエントリーしたアレキサンダー・ブルツ
元F1ドライバーのアレキサンダー・ブルツが、F1チーム「チーム スーパーファンド(Team Superfund)」を設立し、2010年のF1世界選手権へのエントリーを提出したことが明らかになった。

スーパーファンドは、オーストリアの実業家で投資企業スーパーファンドのオーナーであるクリスチャン・バハが資金を提供する。ベネトン、マクラーレン、ウィリアムズでF1参戦したアレキサンダー・ブルツがチーム代表を務める。

FOTA、予算キャップの受け入れは拒否

2009年5月31日
FOTA 予算制限は拒否
FOTAの全9チームが、暫定的なエントリーを提出し、FITAとF1チームとの対立は緩和されたようにみえたが、実際は、F1チームが予算キャップ案を受け入れたわけではない。

フェラーリのチーム代表であるステフェノ・ドメニカリは、FOTAはマックス・モズレーの予算制限コンセプトを受け入れることは「絶対にない」と主張する。

29日(金)、FOTAを除名されたウィリアムズを除くF1チームは、209日に2010年のF1世界選手権へのエントリーを提出したが、このエントリーは2010年規約の改定を条件としており、FIAがエントリーを自動的に承認するわけではない。

マーチ、2010年F1にエントリー

2009年5月31日
マーチ CG891 (1989年)
マーチが、2010年のF1世界選手権のエントリーを提出したことが明らかになった。

現在マーチの名称権を保有するアンドリュー・フィットンが、FIAに2010年F1世界選手権のエントリーを提出。申請がFIAに受理された。

マーチ・エンジニアリングは、現FIA会長のマックス・モズレー、アラン・リース、グラハム・コーカー、ロビン・ハードによって1969年に設立された。マーチという名称は、上記創業者4名の頭文字に由来する。

全F1チームが2010年F1エントリーを提出

2009年5月30日
F1 2010年 エントリー
既存の全てのF1チームが2010年のF1選手権にエントリーを提出したことをFOTAが発表した。

ただし、今回のエントリーは暫定的なものであり、6月12日前の新しいコンコルド協定への同意、2009年に基づくレギュレーション、同一の監査機関などの実現などを条件としている。

またFOTAチームは、新規F1チームのF1参戦を支援するシステムを生み出すことを宣言している。

ローラ、2010年F1エントリーを提出

2009年5月30日
ローラ F1
ローラは、2010年のF1世界選手権へのエントリーを提出したことを発表した。

英国ハンティングドンに拠点を置くローラは先月、FIAがF1への予算制限の導入を発表したあと、F1復帰の意思を表明していた。

2010年のエントリーが締め切られる29日(金)に、ローラは正式にエントリーを提出したことを発表した。

デビッド・リチャーズ、2010年のF1エントリーを提出へ

2009年5月29日
デビッド・リチャーズ F1参戦
デビッド・リチャーズが、2010年F1参戦に向け、英国のバンベリーで準備を整えた。

ベネトン、B・A・Rでチーム代表を務めていたデビッド・リチャーズは、水曜日の夜まで続いたバーニー・エクレストンとの議論のあと、29日(金)の締め切りまでに正式なエントリーを提出することを明らかにした。

デビッド・リチャーズのチームは、マクラーレン・メルセデスと結びつくと思われており、まずはプロドライブとして参戦し、2012年にはアストンマーチンになるとされている。

FOTA、新規F1参戦チームを支援することで合意

2009年5月29日
F1チームとFOTAが歩み寄りをみせる
F1チームからなる組織FOTAは、2010年にF1に新規参入するチームを援助するために技術的なパートナーシップのシステムを提案することで合意した。

29日の2010年のF1エントリーの締め切りを前に、FOTAは新チームを援助することでFIAは合意した。FOTAは、この妥協案が新F1チームが予算キャップを大きく超えた資金供給なしに初年度を戦えると期待している。
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