ホンダ、RA108の問題点は把握済み

2008年2月17日
RA108にポジティブな見解を示すホンダ(画像)
2007年は失望のシーズンとなったホンダ。今シーズンは全くの新車RA108を投入し再起を狙うが、直近のヘレス合同テストでも、ホンダの文字はタイムシートの下段に沈んでいる。

しかし、レース&テストエンジニアリング責任者であるスティーブ・クラークは、RA108の現在の弱点を理解し、改善に自信をみせている。

「ヘレスでのテストを終え、マシンのハンドリングに影響を及ぼしている問題を完全に理解した。問題に対応する新コンポーネントは次回のバルセロナテストで投入することになっている。それを考慮し、今日バトンとブルツがレース距離を走破しように、今週はマシンのレース距離における信頼性に焦点をあてた。エンジンドライバビリティとシャシーコントロールの改善においても着実に進歩している。アップデートを施す次回のテストではいい位置からスタートできるはずだ」

ホンダ:ヘレステスト 最終日

2008年2月16日
HONDA RACING F1 TEAM
ホンダは14日、3日間のヘレステストを完了させた。

最終日は、ジェンソン・バトンとアレキサンダー・ブルツがテストを担当し、午前中はピットストップを含むレースシュミレーションを実施。午後は、セットアップ作業を続けた。

バトンは121周を走り12番手タイムの1分20秒988。ブルツは103周を走行し、1分21秒605で最下位となった。

ホンダ:ヘレステスト 2日目

2008年2月15日
Honda Racing F1 Team
ホンダは13日、ヘレスで2日目のテストを行った。

ルーベンス・バリチェロは、RA108での2日目の走行を続け、スタートのプログラムのかたわら、シャシーセットアップに集中した。バリチェロは58周を走行し、15番手タイムとなる1分21秒710だった。

今朝チームに合流したジェンソン・バトンは、昨日アレキサンダー・ブルツが行ったRA108 2号車のプログラムを引き継いだ。バトンはセットアップ作業と空力の評価を行い、85周を走行した。ベストタイムは、1分21秒147で14番手だった。

明日は、ジェンソン・バトンとアレクサンダー・ブルツがテストを行う。

ホンダ:ヘレステスト 初日

2008年2月14日
Honda Racing F1 Team
ホンダは12日、ヘレスでの3日間のテストの初日を迎えた。

ルーベンス・バリチェロとアレキサンダー・ブルツがステアリングを握った。ジェンソン・バトンは水曜日のテストに向けて、午後にチームに合流した。

バリチェロは、セットアップの評価とレーススタートのプログラムを行った。最終的に75周を走行し、ベストタイムは12番手となる1分21秒133だった。

RA108で2回目のフル走行となったブルツは、午前のセッションをマシンに順応するためにあて、午後のセッションはドライバビリティプログラムに集中した。ブルツは86周を走行し、ベストタイムは1分21秒950だった。

ジェンソン・バトン:インタビュー

2008年2月12日
ジェンソン・バトン
ジェンソン、あなたは2003年からホンダに在籍していて、いろいろなスタッフが出入りするのを見てきたました。ロス・ブロウンが責任者になってまだ日が浅いですが、彼は何を達成しましたか?
この6ヶ月間にわたるのチームの変化は、今年進歩するために必要なことだった。ふさわしいスタッフがいて、ホンダからの大きなサポートとリソースがあるので、目標が達成できるという自信はあるよ。ロスはRA108の設計プロセスの最終段階に加入したので、彼はチーム運営のあらゆる分野について僕らが前進するために適材適所であるかどうかを確認することに専念している。ロスと一緒に働くのは本当に楽しいし、開発の経験が豊富なので、彼がテストに来てくれるのは素晴らしいことだ。

バトン、RA108の問題点を指摘

2008年2月5日
R108の評価はイマイチ?
ジェンソン・バトンは、バルセロナのRA108での初の本格的なテストを終え、RA108の印象を語った。

「新車の信頼性には満足しているよ。今週はいくつかの進歩を遂げられたが、次のテストでやらなければいけないことはまだたくさんある。RA108は完全に新しいもので、セットアップの開発という点ではゼロからのスタートになる。また新しいECUでの作業では、いくつかのドライバビリティの問題が発生している。今日はトラクションコントロールなしで初めてウェットコンディションを走ったけど、良かったよ。次のヘレスではクルマの改善を進めるために努力を続けるよ。」

ホンダ:バルセロナテスト最終日

2008年2月4日
F1 ホンダ
ホンダは、バルセロナで最終日となるテストを行った。再びルーベンス・バリチェロが加わり、ジェンソン・バトンとともに作業を行った。

午前中は、バリチェロは様々なセットアップの評価を行い、45周を走行した。バトンは、より長い52周を走行し、いくつかのシャシーまわりの基本セットアップを行った。

午後からは雨が降ったが、両ドライバーは、トラクションコントロールなしでのウェット路面を初走行し、チームは有益なデータを集めることができた。

バリチェロは84周を走行し、11番手タイムの1分23秒795。バトンは86周を走行し、ベストタイムは1分23秒080だった。

ホンダは、2月12日から3日間にわたって行われるテストに参加する。

ホンダ:バルセロナテスト2日目

2008年2月3日
ホンダ:バルセロナテスト2日目
ホンダは2日、バルセロナでの2日目のテストを行った。本日はジェンソン・バトンが作業を担当。

午前中、バトンはRA108-02での20周の短いプログラムを完了させた。チームは、3日目のプログラムに間に合うよう完成されたシャシー01の新パーツを待つ一方で、シャシー02に集中した。

ホンダ:バルセロナテスト初日

2008年2月2日
新しいカラーリングのRA108がバルセロナで初走行(画像)
ホンダは1日、バルセロナでのテストプログラムを開始した。火曜日に発表会を行った新しいカラーリングのRA108が初めてトラックを走行した。

3日間のテストの初日は、ルーベンス・バリチェロとアレキサンダー・ブルツがプログラムをこなした。

バリチェロは、午前中に慣らし運転を行った後、新車RA108でのセットアップ作業を行い、合計で55周を走行し、全体の14番手となる1分24秒125をマークした。アレキサンダー・ブルツにとっては、RA108の初めてのドライブとなった。ブルツは、2台目のRA108のシェイクダウンを担当し、26周を走行した。

明日は、ジェンソン・バトンがブルツからテストを引き継ぎ、バリチェロとともにテストを続ける。
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