ホンダ、新しいフロントノーズをテスト

2008年4月15日
ホンダ RA108に新たなフロントノーズ(画像)
ホンダは、15日に行われたバルセロナテスト2日目で、新しいフロントノーズを登場された。

バリチュロが運転するホンダ RA108のアッパ・ノーズコーンには、翼のような2枚のフラップが装着された。同様のパーツは、今季BMWがF1.08に採用している。

ホンダ:バルセロナテスト初日 ブルツが走行

2008年4月15日
炎をあげるホンダ RA108(画像)
ホンダは14日、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットにて、4日間を予定するF1合同テストを開始した。

この日は、テスト兼リザーブドライバーのアレキサンダー・ブルツがテストを担当。2009年レギュレーションで導入される予定のスリックタイヤの評価を集中的に行った。

ホンダ、シーズン中盤から2009年マシンの開発に集中

2008年4月13日
2009年レギュレーション対策を語るホンダのロス・ブロウン
ホンダは、スペインGPに向けてアップデートを行った後は、大きなアップデートは一度のみで、2009年のためのマシンの開発に集中する予定であることが明らかになった。

2009年のF1レギュレーションは、スリックタイヤの復活やエアロの制限、そしてKERSシステムの導入など、これまでのF1マシン開発とは異なるアプローチが必要になる。

ホンダ、16歳のドライバーと契約

2008年4月12日
ウィル・スティーブンズと契約したホンダ・レーシングF1チーム
ホンダ・レーシングF1チームは、カートレースで活躍中の16歳のイギリス人、ウィル・スティーブンズと長期でのドライバー契約を結んだことを発表した。

スティーブンズは、世界における若手カートドライバーの中で、次世代を担う、優れたドライバーの一人と評価されている。2008年シーズンは、名門トニーカートレーシングチームから、数あるヨーロッパで開催されるレースの中、FIA-CIK KF1クラスに参戦。また、WSKインターナショナルシリーズでも活躍し、日本で行われるワールドカップにも出場予定である。

ホンダ、バリチェロ11位&バトンはリタイア

2008年4月7日
ホンダ・レーシングF1チーム(バーレーンGP)
ホンダは、2008年F1第3戦バーレーンGP決勝レースで、ルーベンス・バリチェロは11位完走。ジェンソン・バトンは19周でリタイアした。

スタート後、バトンは1コーナーまでに、8番手に上がる。しかし5コーナーで右の後輪がパンクしたために、緊急ピットインを余儀なくされる。これで一旦は、20位まで後退。バリチェロは、接触を避けようとして一時は14番手まで後退するも、13番手で1周目を終える。

ホンダ:バーレーンGP予選 ジェンソン・バトンが9番手

2008年4月6日
ホンダ、ジェンソン・バトンが今季初のQ3進出(バーレーンGP予選)
ホンダは、F1 バーレーンGPの予選で、ジェンソン・バトンは、今季チーム初のトップ10入りとなる9番手を獲得。ルーベンス・バリチェロは12番手だった。

予選開始時刻の午後2時の気温は、辛うじて30℃を超えない程度。第1セッションは、バトンが最初のアタックで11番手。バリチェロも100分の2秒差で12番手につけた。この時点で、5番手から16番手までが1分33秒台という大接戦。5分間の赤旗中断後、10数台のマシンが一気に最後のアタックに飛び出した。ここで二人はともに、1分32秒台に入るタイムを叩き出し、バトン5番手、バリチェロ9番手で、第2セッションへと進んだ。

ホンダ:バーレーンGP初日 バトンは11番手

2008年4月5日
ホンダ F1 バーレーンGP初日(画像)
ホンダは、F1 バーレーンGPの初日のフリー走行を行い、ジェンソン・バトンは11番手、ルーベンス・バリチェロは16番手だった。

初日のバーレーンは、細かい砂が積もってコース上の汚れがひどい。2台が本格的に周回に出たのは、1時間半のセッションが残り30分となってからだった。バトンは16周を走って18番手、バリチェロは12周で19番手だった。

午後になると、気温30℃、路面温度41℃まで上がった。2回目フリー走行では、Honda勢は最初から積極的に周回を重ねる。序盤は、ハード側のプライムタイヤで、バトン9番手、バリチェロ10番手のタイムを出す。その後は、ソフト側のオプションタイヤに履き替え、ロングランに専念。バトンは33周、バリチェロは35周をこなし、11番手、16番手で初日を終えた。

バリチェロ、「RA108は競争力がある」

2008年3月30日
RA108のパフォーマンスに自信をみせるルーベンス・バリチェロ(画像)
バリチェロは、最初の2戦を終え、RA108のパフォーマンスに自信を見せた。

シーズンの最初の3つのフライアウェイは、30度を超える天候により、ドライバーの体力が非常に要求される。僕は、集中的なフィットネス療法によってシーズンのはじめに確実にコンディションがピークを持っていけるようにうまく準備できてる。オーストラリアとマレーシアのレースは、次週のバーレーンで予想される強烈な熱に対して良い補強ができていることがわかった。熱が僕やマシンにとって問題になるとは思っていない。

シーズンの最初の2レースは、チームにとってとても励みになったし、マシンのパフォーマンスには満足している。特に非常にタフなコンディションだった両方のレースで完走したことにはね。マレーシアは、土曜日のプラクティスで走行できなかったので、レースセットアップを妥協しなければならず、僕にとってチャレンジとなった。しかし全体的にRA108は競争力があるし、よいレースパフォーマンスをみせた。

ロス・ブロウン、「RA108はトップ10に接近している」

2008年3月30日
ロス・ブラウンがRA108を語った
ホンダのロス・ブロウンは、最初の2戦を終えてのRA108の実力と今後の展開を語った。

先週末のマレーシアでのレースは、ホンダチームがプレシーズンの調子から安定して進歩を続けていることを示した。2台のマシンが確実にレースを完走したことが特に嬉しかったし、マシンのパフォーマンスとドライバーが週末に最大限の結果を成し遂げたことには励まされた。マレーシアでのレースは、RA108のライバルとの相対的なポジションが非常に正確にわかったし、ヨーロッパシーズンに向けた開発を続けるために貴重なデータを与えてくれた。
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