ホンダ:マレーシアGPフリー走行 バトンが4番手

2008年3月21日
4番手タイムを記録したジェンソン・バトン(画像)
第2戦マレーシアGPの初日フリー走行午後のセッションで、ホンダのジェンソン・バトンは、マクラーレンのルイス・ハミルトン、フェラーリの2台に次ぐ4番手に付けた。ルーベンス・バリチェロは11番手だった。

午前中のホンダ勢は、プライム(ハード側)タイヤでのセットアップを行い、終盤はオプション(ソフト側)タイヤで走行した。バトンは17周を走って9番手。バリチェロは20周で、13番手だった。

2回目フリー走行の始まる午後2時。気温は33℃、路面温度は54℃まで上昇した。そんな暑さのせいか、セッション序盤は、午前中をしのぐタイムが出ない。しかし終盤には、続々と1分36秒台に突入していく。プライムとオプションタイヤ両方でのロングランを行った2人は、バトンがチェッカー間際、1分35秒台に手が届きそうな1分36秒037の好タイムで4番手に。バリチェロは、11番手で午後を終えた。

バリチェロ、「RA108は進歩を遂げた」

2008年3月18日
開幕戦で力強いペースをみせたホンダ RA108
オーストラリアでのRA108のパフォーマンスには満足できましたか?
ヘレスでの最後のプレシーズンテストで進歩を遂げたことがわかった。他チームとの関係でどこにいるかはわからない。シーズンのスタートは励みになったし、今回のために、懸命に働いてくれた日本とUKのファクトリーにみんなに感謝しなければならない。特にここ数週間にわたってマシンに施された作業にはね。ポジティブなシーズンになると思うよ。

バトン、「マシンは中団においてとても競争力がある」

2008年3月18日
ジェンソン・バトン:インタビュー
マレーシアGPの週末にどんな期待をしています?
マレーシアはとても楽しみにしている。オーストラリアではターン1のアクシデントで完走できなかった。でも、次のレースに対してとてもポジティブなんだ。週末の間、マシンにはたくさんの改善がなされたし、次のレースでも同じように改善されることを期待している。中段グループの中ではとても競争力があるし、あらゆる局面でマシンを最大限に活用しなければならない。できることなら、次のレースでよい結果を出したいね。

ロス・ブロウン(ホンダ):インタビュー

2008年3月18日
ホンダ ロス・ブラウン(画像)
ロス、ホンダでの初レースが終わりましたね。どのように要約しますか?
数ポイント獲る良い機会だったので、とても残念だった。全体的に言えば、マシンは競争力あるとは言えないが、今回のレースでは素晴らしかった。ミスを犯し、ピットレーンの赤信号を無視したことは恥ずべきことし、弁解はない。チームは素晴らしい努力をしたので、ただ残念だ。我々は、手に入れられるチャンスを逃してしまった。

あなたが1996年にフェラーリに加入したとき、チームは苦しんでいました。今、再びあなたは苦しんでいるチームにいます。状況は似ていますか?
たぶんね。ここホンダのポテンシャルはとても高い。優れた、プロ意識の高い人々の集団だ。だから、実行しなければいけない内容については楽観的に感じている。向こう2年間のチャレンジを楽しみにしている。フェラーリでの素晴らしい結果と同じ結果を残せると期待している。スタートが同じ状況なら、どうして同じゴールにならない?見ていなさい!

ホンダ、バリチェロが6位完走も失格

2008年3月16日
RA108で力強いパフォーマンスを見せたホンダ(画像)
ホンダにとっての2008年シーズンは不運なスタートとなった。

開幕戦オーストラリアGPの決勝レースは、ゴールまでたどり着いたマシンがわずか7台というサバイバルレース。その中でHonda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは、6位でフィニッシュするも、ピットレーンでの赤信号無視の違反で、失格に終わった。

ジェンソン・バトンは、スタート直後にセバスチャン・ベェテル(トロ・ロッソ)との接触し、リアサスペンションにダメージを受けて1周目でリタイアとなった。

バリチェロ、レース失格処分

2008年3月16日
ピットアウト時の赤信号無視で失格とったバリチェロ(画像)
ホンダのルーベンス・バリチェロは、赤信号でピットアウトしたことにより、オーストラリアGPを失格となった。ホンダは貴重なポイントを失った。

6番手でレースを終えたバリチェロだが、赤ランプ点灯中にピットを出たことにより、スチュワードより失格の処分を受けた。これにより、9番手扱いだったライコネンが8位となり、ポイントを獲得することとなった。

ホンダ:オーストラリアGP予選 バリチェロが11番手

2008年3月15日
バリチェロが11番手(画像)
ホンダにとって、オーストラリアGPの予選は、まずまずの結果となった。

ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロが揃ってQ2へ進出。バリチェロは1000分の9秒届かずQ3進出を逃したが11番手、バトンは13番手を獲得した。

明日の決勝は、トヨタのティモ・グロックがペナルティで降格となるため、バリチェロは10番手、バトンは12番グリッドから決勝レースをスタートさせる予定だ。

ホンダ、スーパーアグリの支援を段階的に撤退

2008年3月15日
スーパーアグリの支援から撤退する意思を表明したホンダ(画像)
ホンダF1のニック・フライは14日、事実上の“ジュニアチーム”であるスーパーアグリF1チームへの支援から段階的に撤退することを明らかにした。

ニック・フライは、ロイター通信の取材に対し「エンジンなどは今後も供給するが、2010年に向け、完全に独立したチームになってもらう」と語った。

スーパーアグリは2005年11月に、元F1ドライバーの鈴木亜久里氏が“純日本チーム”として設立。しかし、スポンサー不足で財政難に陥り、英国の自動車コンサルタント会社であるマグマ・グループ(Magma Group)と資本提携で合意したと発表した。

ホンダ:オーストラリアGPフリー走行 バトンは11番手

2008年3月14日
ホンダ RA108
ホンダは14日、アルバートパーク・サーキットでF1 2008年開幕戦のオーストラリアGPの初日フリー走行を行った。舞台となるメルボルンは、これから秋に向かおうという時節だ。ところが初日は午前10時の時点で路面温度34℃、気温31℃と、真夏並みの暑さに見舞われた。この時期にこれだけ気温が上がるのはまれなことで、各チームは冷却対策に追われた。

1回目のフリー走行は暑さに加えて、時折りかなり強い風が吹くコンディションとなった。それでもホンダの2台は後半にペースを上げ、バトン11番手、バリチェロ15番手だった。

2回目のフリー走行が始まる午後2時の時点で、気温は36℃、路面温度は47℃まで上昇した。ホンダ勢は終了間際にアタックを試みて、バトン11番手、バリチェロ14番手だった。
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