ホンダ:ヘレステスト 初日

2008年2月14日
Honda Racing F1 Team
ホンダは12日、ヘレスでの3日間のテストの初日を迎えた。

ルーベンス・バリチェロとアレキサンダー・ブルツがステアリングを握った。ジェンソン・バトンは水曜日のテストに向けて、午後にチームに合流した。

バリチェロは、セットアップの評価とレーススタートのプログラムを行った。最終的に75周を走行し、ベストタイムは12番手となる1分21秒133だった。

RA108で2回目のフル走行となったブルツは、午前のセッションをマシンに順応するためにあて、午後のセッションはドライバビリティプログラムに集中した。ブルツは86周を走行し、ベストタイムは1分21秒950だった。

ジェンソン・バトン:インタビュー

2008年2月12日
ジェンソン・バトン
ジェンソン、あなたは2003年からホンダに在籍していて、いろいろなスタッフが出入りするのを見てきたました。ロス・ブロウンが責任者になってまだ日が浅いですが、彼は何を達成しましたか?
この6ヶ月間にわたるのチームの変化は、今年進歩するために必要なことだった。ふさわしいスタッフがいて、ホンダからの大きなサポートとリソースがあるので、目標が達成できるという自信はあるよ。ロスはRA108の設計プロセスの最終段階に加入したので、彼はチーム運営のあらゆる分野について僕らが前進するために適材適所であるかどうかを確認することに専念している。ロスと一緒に働くのは本当に楽しいし、開発の経験が豊富なので、彼がテストに来てくれるのは素晴らしいことだ。

バトン、RA108の問題点を指摘

2008年2月5日
R108の評価はイマイチ?
ジェンソン・バトンは、バルセロナのRA108での初の本格的なテストを終え、RA108の印象を語った。

「新車の信頼性には満足しているよ。今週はいくつかの進歩を遂げられたが、次のテストでやらなければいけないことはまだたくさんある。RA108は完全に新しいもので、セットアップの開発という点ではゼロからのスタートになる。また新しいECUでの作業では、いくつかのドライバビリティの問題が発生している。今日はトラクションコントロールなしで初めてウェットコンディションを走ったけど、良かったよ。次のヘレスではクルマの改善を進めるために努力を続けるよ。」

ホンダ:バルセロナテスト最終日

2008年2月4日
F1 ホンダ
ホンダは、バルセロナで最終日となるテストを行った。再びルーベンス・バリチェロが加わり、ジェンソン・バトンとともに作業を行った。

午前中は、バリチェロは様々なセットアップの評価を行い、45周を走行した。バトンは、より長い52周を走行し、いくつかのシャシーまわりの基本セットアップを行った。

午後からは雨が降ったが、両ドライバーは、トラクションコントロールなしでのウェット路面を初走行し、チームは有益なデータを集めることができた。

バリチェロは84周を走行し、11番手タイムの1分23秒795。バトンは86周を走行し、ベストタイムは1分23秒080だった。

ホンダは、2月12日から3日間にわたって行われるテストに参加する。

ホンダ:バルセロナテスト2日目

2008年2月3日
ホンダ:バルセロナテスト2日目
ホンダは2日、バルセロナでの2日目のテストを行った。本日はジェンソン・バトンが作業を担当。

午前中、バトンはRA108-02での20周の短いプログラムを完了させた。チームは、3日目のプログラムに間に合うよう完成されたシャシー01の新パーツを待つ一方で、シャシー02に集中した。

ホンダ:バルセロナテスト初日

2008年2月2日
新しいカラーリングのRA108がバルセロナで初走行(画像)
ホンダは1日、バルセロナでのテストプログラムを開始した。火曜日に発表会を行った新しいカラーリングのRA108が初めてトラックを走行した。

3日間のテストの初日は、ルーベンス・バリチェロとアレキサンダー・ブルツがプログラムをこなした。

バリチェロは、午前中に慣らし運転を行った後、新車RA108でのセットアップ作業を行い、合計で55周を走行し、全体の14番手となる1分24秒125をマークした。アレキサンダー・ブルツにとっては、RA108の初めてのドライブとなった。ブルツは、2台目のRA108のシェイクダウンを担当し、26周を走行した。

明日は、ジェンソン・バトンがブルツからテストを引き継ぎ、バリチェロとともにテストを続ける。

ホンダ、デビッドソン残留をスーパーアグリに要請

2008年1月30日
ホンダ、デビッドソン残留をスーパーアグリに要請
ホンダは、スーパーアグリに対してドライバーラインアップにイギリス人のアンソニー・デビッドソンを残すようをプレッシャーをかけるようである。

ホンダのチームCEOを務めるニック・フライは、ホンダが2008年もスーパーアグリのサポートを続ける見返りとして、しっかりとしたフィードバックを行なえるドライバーと契約することを希望している。スーパーアグリは苦しい2007年シーズンを終え、投資家を求めているという事実を隠そうとしていないため、アンソニー・デビッドソンが腕のない資金持ち込みドライバーと交代させられるのではないかという噂話がささやかれている。情報筋によると、ナレイン・カーティケヤンをF1に復帰させようと目論んでいるインドの投資家グループがスーパーアグリと話し合いを持っているという。

ホンダ RA108

2008年1月30日
RA108
Honda RA108
2008年、Honda Racing F1 Teamは新型マシンRA108とこれまで以上に強い成功への決意と共にHondaのフルワークス体制3年目のシーズンに臨む。

RA108は、空力レイアウトと機械的構造に関して前モデルとはコンセプトの異なるF1マシン。設計の方向性は、空力パッケージングおよび開発の自由度を高める、特にシーズン中のパフォーマンス強化を容易にするというもの。

重視されたのは高いレベルの空力効率と安定性の実現で、このことは空力パーツとサスペンションの改良に合わせたシャシーの見直しに反映されている。このアプローチはさらなる開発の可能性を広げるためのものである。

ホンダ RA108 画像

2008年1月29日
遂に披露されたホンダ RA108 (画像)
遂にベールを脱いだRA108。“地球カラー”の面積は減りましたね。白がベースになって、エアロ下部やコックピット、インジェクションボックスの赤がアクセントになっています。ノーズの2本のラインが意外とおしゃれですね。フロントウィングやバージボードに採用された“ギザギザ”のエアロがとても個性的です。
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