ホンダ、フィリッピとコンウェイを育成ドライバーとして契約

2008年1月29日
ルカ・フィリッピ マイク・コンウェイ
Honda Racing F1 Teamは、本日、新車発表会をチームのオペレーションセンターで行う中、ルカ・フィリッピ、マイク・コンウェイら若手2人が、チームと契約を結んだことを発表した。

チームは、昨年11月と12月に、チームが進めるヤングドライバー育成プログラムの一環として、彼らのポテンシャルを見極めるため、GP2に参戦する2人にF1マシンで走行するチャンスを与えた。

2008年のレギュレーションでは、チームはこの2人の育成とテストへの貢献を目的に、2人のF1マシン走行のチャンスを、GP2レースとの兼ねあいを図りながら、設けることができる。

ロス・ブロウン、RA108と2008年シーズンを語る。

2008年1月29日
ロス・ブロウン
今季よりホンダのチームプリンシパルに就任したロス・ブロウンが、新車RA108について、そして2008年シーズンについて語った。

ロス・ブロウン
RA108の空力レイアウトとメカニカル構造は、今までのマシンと異なるコンセプトで設計した。特に、空力パーツのパッケージングや性能をより柔軟に調整でき、シーズン中のアップデートもよりスムーズにできるデザインにしている。

安定した、高い効率の空力性能を引き出すことに焦点を絞り、車体のレイアウトを、空力パーツやサスペンションに対して、いかに最適なコンビにまとめるかに集中した。これにより、更なる開発に対してアップデートが可能となるため、実際には、今日の車と比較して、開幕戦メルボルンまでに空力パッケージがさらにアップデートされるだろう。

バトン、「Hondaを信じている」

2008年1月29日
ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、29日に開催されたホンダ RA108の発表会で、2008年シーズンと新車RA108について語った。

「僕のモチベーションは、戦闘力の高いマシン開発のために努力してきたチームとともにある。僕は、これまで、そしてこれからも共に戦っていくHondaを信じている。そして、レースで勝利し、ワールドチャンピオン争いを展開したい。過去5年間ずっとチームとともにチャレンジしきた。

去年の成績は残念だったが、それはチームもわかっていることで、困難に打ち勝つためにこれまで取り組んできた。チームは、オフシーズンの間も、今日のRA108発表に向け、本当によく頑張ってくれた。今年のマシンにつなげるために、昨年の半年以上もの間に変更を施してきたことは、僕たちにとって絶対に必要なことだった。

優秀なスタッフとHondaの多大なるサポートやリソースが付いているから、目標を達成する自信がある。」

ルーベンス・バリチェロ 「RA108のさらなる進化を期待している」

2008年1月29日
ルーベンス・バリチェロ
ルーベンス・バリチェロは、29日に開催されたホンダ RA108の発表会で、2008年シーズンと新車RA108について語った。

「ほんの数周であったが、先週、バレンシアでRA108を初めて走行し、予定通りのテストを終えることができた。車のパフォーマンスについて結論を出すには早すぎるが、まもなく行われるバルセロナテストで走行するチャンスがあるので、RA108のさらなる進化を期待している。

「今年、僕のF1キャリアは16年目で、Hondaにジョインしてから3シーズン目となる。F1への情熱はまったく冷めていない。実際、僕は最も経
験豊富なドライバーの一人で、このことはとても誇りに思う。僕たちは力強い進歩を期待できるし、新たに加わったアレックスの豊富な経験と知識は、RA108の開発に活かされていくだろう。」

ホンダ RA108のカラーリングはかなり派手?

2008年1月27日
バレンシアでは白一色で登場したHONDA RA108(画像)
バレンシアにてトラックデビューしたホンダ RA108。カラーリングは全体が真っ白な暫定カラーでの登場だったが、レースカラーは、かなり"派手”なものになるとか。

フジテレビ721の番組、F1GPニュース内でスタッフが入手したという情報によると、RA108のカラーリングはかなり派手なものになるとのこと。また、レースカーだけではなく、チームウェアなども同様に派手になるそうだ。

2007年はアースカーのコンセプトを打ち出し、マシン全体に地球が描かれたカラーリングが衝撃を与えた。RA108にもアースカーのコンセプトは継続するとされている。

果たして、どんなカラーリングになるのか。1月29日の発表会が楽しみである。また、バレンシアでいまいちぱっとしなかったRA108のタイムと戦闘力が心配である。

ホンダ RA108
ホンダ RA107 画像
ホンダ、RA108を発表

ホンダ:バレンシアテストレポート

2008年1月26日
F1 ホンダF1 小暮卓史
ホンダは25日、スペイン・バレンシアでニューマシンRA108のシェイクダウンを行った。そして今週29日には、イギリス・ブラックリーのファクトリーで、改めて発表会を行うことになっている。

水曜午後に最初にステアリングを握ったのは、ルーベンス・バリチェロ。そして翌日にはジェンソン・バトンも新車を走らせ、今週末からバルセロナで始まる本格的なテストに備えて、基本的なチェックなどの作業を行った。さらに金曜日にはヤングドライバー育成プログラムの一環として、マイク・コンウェイも走行し、全4日間のテストを終了した。一方、新たにテスト兼リザーブドライバーとしてチームに加入したアレックス・ブルツも、テストに初参加。2007年マシンを走らせながら、Hondaのシステムや仕事の進め方に習熟した。

ホンダ、バトンがRA108を初ドライブ

2008年1月26日
(画像)RA108をドライブするバトン

ホンダは24日、3日間のバレンシアでのテスト最終日を迎えた。

今日は、ジェンソン・バトンがホンダの2008年F1マシン"RA108”での初走行を行った。RA108は前日、チームメイトのルーベンス・バリチェロがシェイクダウンを行っている。

バトンはRA108で合計80周の走行を行った。ベストタイムは1分31秒7で全体の14番手。

ホンダ RA108がトラックデビュー

2008年1月23日
(画像)ホンダ RA108が初登場 (画像)RA108のシェイクダウンはバリチェロが担当 
ホンダは23日、バレンシアで2日目のテストを行い、2008年マシン「RA108」が初登場し、トラックデビューを果たした。テスト用の白い暫定カラーが施されたRA108は、ルーベンス・バリチェロによって、シェイクダウンが行われた。

RA108は、昨年のマシンRA107と目にみえて異なる。RA107よりも高いノーズと角ばった車体が特徴的だ。

RA108は、1月29日(火)に、イギリスのブラックリーで正式発表される。

ホンダ、バレンシアテスト(1月22日)

2008年1月23日
(画像)RA107をドライブするアレキサンダー・ブルツ 
ホンダは22日、バレンシアで2008年のテストプログラムを開始した。

この日は、テスト兼リザーブドライバーとしてチームに加入したアレキサンダー・ブルツが初走行。チームとマシンになれる慣れるべく、RA107で計51週を走った。

明日午前中のテストプロブラムは、ブルツに変わってルーベンス・バリチェロが担当する。

また、明日水曜日のテストには小暮卓史も参加。小暮は、今回、ホンダが推進している人材育成プロジェクトである“ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト”の一環としてRA107に乗るチェンスを得た。
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