FIA、2026年F1マシンのダウンフォース生成に技術的制限を導入

2025年12月21日
FIA、2026年F1マシンのダウンフォース生成に技術的制限を導入
FIA(国際自動車連盟)は、2026年F1に向けて、極めて大胆なテクニカルレギュレーションを策定した。

最大の狙いは、マシン下面(フロア)を中心に発生してきた乱流の後流を抑制することにある。そのため、フロア全域で寸法と発生荷重を抑える一連の規定が導入される。以下では、何がどのように変わるのかを整理する。

2026年F1エンジン論争:圧縮比操作で15馬力向上「部品の膨張だけで可能」

2025年12月21日
2026年F1エンジン論争:圧縮比操作で15馬力向上「部品の膨張だけで可能」
12月中旬を迎えたが、次世代マシンはいまだ一度もコースを走っていない。最初のテストまではまだ1か月あり、マシン自体もまだ組み上がっていない段階だ。しかし、それにもかかわらず、「新しい」F1レギュレーションを巡る最初の嵐はすでに到来している。

複数のエンジンメーカーが、新世代パワーユニットに関するあるグレーゾーンの可能性について、連盟に説明を求めたとされている。

FIA、2026年F1競技規則を改定 スチュワードに「裁定再検証」権限

2025年12月20日
FIA、2026年F1競技規則を改定 スチュワードに「裁定再検証」権限
F1におけるガバナンスは、常に繊細なテーマだ。近年は特に、スチュワードの裁定の一貫性やルールブックの適用方法を巡り、多くの批判が向けられてきた。

こうした状況を受け、統括団体であるFIAは、2026年版インターナショナル・スポーティング・コード(ISC)を改定。F1世界選手権のスチュワードが、自らの判断で過去の裁定を「再検証」できる仕組みを導入した。

FIA、2026年F1エントリーリスト公開 新チーム名&カーナンバーが発表

2025年12月20日
FIA、2026年F1エントリーリスト公開 新チーム名&カーナンバーが発表
FIA(国際自動車連盟)はが2026年のF1世界選手権のエントリーリストを公表し、全11チームが名を連ねた。新規参入となるキャデラックに加え、ザウバーの名称が引き続き記載された点が注目を集めている。

33年間F1に参戦してきたザウバーは、アウディによる買収を経て2026年から新体制へ移行するが、今回のエントリーリストではチーム名が「Sauber Motorsport AG」と表記された。これは法的な名称変更の手続きが現在も進行中であるためと理解されている。

2026年F1レギュレーションで何が変わる? 知っておくべき全ポイント

2025年12月18日
2026年F1レギュレーションで何が変わる? 知っておくべき全ポイント
F1特派員/プレゼンターのローレンス・バレットが、FIAとFIA(国際自動車連盟)が次世代F1マシンの最新レンダリング画像と新たな公式用語を発表したことを受け、2026年F1で導入される大規模な新レギュレーションについて、空力、パワーユニット、エネルギー運用、安全性まで含め、その全容と背景を分かりやすく語った。

2026年からF1は、新しい外観のマシンを生み出す改訂型の空力パッケージと、パワーユニット規則の大幅な見直しを導入する。

F1とFIA、2026年マシン新レンダリングと用語刷新を公開

2025年12月18日
F1とFIA、2026年マシン新レンダリングと用語刷新を公開
F1とFIAは、2026年から導入される新レギュレーションに向けて、次世代F1マシンの最新レンダリング画像を公開するとともに、新たな公式用語を発表した。複雑化する新時代の規則を、より多くのファンに分かりやすく伝えることが目的だ。

2026年最初の合同テスト(バルセロナで非公開実施)を約1か月後に控えるなか、FIAは最新版のテクニカルレギュレーションに基づいたレンダリングを提示した。

F1、2026年F1新ルール用語を刷新:オーバーテイクモードなど正式名称決定

2025年12月18日
F1、2026年F1新ルール用語を刷新:オーバーテイクモードなど正式名称決定
F1は、2026年F1レギュレーションの中核要素について、名称を簡素化する方針を決めた。複雑化する新時代の規則を、ファンにとって分かりやすいものにする狙いがある。

英オートスポーツ誌やThe Raceが最初に報じたように、FIA(国際自動車連盟)とFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)は、2026年F1規則があまりに複雑である場合、観戦者が実際に何が起きているのか理解できなくなるリスクを懸念していた。

ランド・ノリス、F1王者表彰式でFワード FIA会長が即座に「罰金」ジョーク

2025年12月17日
ランド・ノリス、F1王者表彰式でFワード FIA会長が即座に「罰金」ジョーク
ランド・ノリスは、FIA会長モハメド・ビン・スライエムの前でFワードを口にしてしまい、ユーモラスでありながら気まずい一幕を演じた。

アブダビGP最終戦で3位に入り、初のF1ワールドチャンピオンを決めてから5日後、ノリスはウズベキスタンで開催されたFIA表彰式に出席し、正式にF1ワールドチャンピオンとしてトロフィーを受け取った。

F1コンコルド協定が刷新 2026年から投票制度と参戦料に大きな転換

2025年12月17日
F1コンコルド協定が刷新 2026年から投票制度と参戦料に大きな転換
FIAとフォーミュラ・ワン・マネジメントは、長期にわたる交渉の末、今後5年間にわたってシリーズ運営の枠組みを定める新たなコンコルド統治協定を締結した。英オートスポーツ誌が入手した情報によると、今回の合意には従来の協定からの重要な変更点が2つ含まれている。

この統治協定は、3月のオーストラリアGP開幕前に署名された商業契約と並ぶ、コンコルド協定の第2の柱にあたるもので、2026年から2030年までを対象とする。

元F1レースディレクターのマイケル・マシ、NZ選手権の新役職に就任

2025年12月16日
元F1レースディレクターのマイケル・マシ、NZ選手権の新役職に就任
元F1レースディレクターのマイケル・マシが、2026年シーズン開幕を前にニュージーランド選手権(NZ Championship)に加わることが、モータースポーツ・ニュージーランドから発表された。

マシはイベントディレクターとして、ニュージーランド国内の複数のナショナルシリーズを統括する役割を担う。主な任務は「各ラウンドが安全かつ公正、そしてプロフェッショナルに実施されることを確実にすること」だという。
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