メルセデスF1、アントネッリの“謎の微動”判定でFIAに説明求む

2025年11月25日
メルセデスF1、アントネッリの“謎の微動”判定でFIAに説明求む
メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、2025年F1ラスベガスGP決勝でアイザック・ハジャーのチームメイトであるアンドレア・キミ・アントネッリに科された「フライングスタート(フォルススタート)」判定について、原因が分からないとしてFIAに説明を求めている。

アントネッリはスタート直前にグリッドボックス内で“ごくわずかに”マシンが動いたとして5秒ペナルティを受けた。P17スタートから序盤にハードタイヤへ切り替えるロングスティント戦略を選択し、チェッカー後は4位でフィニッシュしたものの、ペナルティにより一度は5位へ降格。

FIAが断言「2026年F1マシンはダーティエア問題を大幅改善」

2025年11月25日
FIAが断言「2026年F1マシンはダーティエア問題を大幅改善」
FIA(国際自動車連盟)は、近年のF1でレース品質が悪化しており、マシン同士が接近して走れなくなっていることを認めている。2022年に導入した新レギュレーションでは“ダーティエア”削減に大きく踏み込んだが、その効果はシーズンを経るごとに薄れていったとニコラス・トンバジスは説明する。

FIAは2026年に大幅な技術規則変更を導入するが、2022年の反省点を踏まえ、マシン同士がより接近して走行できる“好ましい空力特性”をより長期的に維持できると自信を示した。

F1ラスベガスGP:イエロー中のマーシャル作業にFIAは「安全上の問題なし」

2025年11月24日
F1ラスベガスGP:イエロー中のマーシャル作業にFIAは「安全上の問題なし」
FIA(国際自動車連盟)は、2025年F1ラスベガスGPのスタート直後にターン1で発生した複数台の接触後の清掃作業について、2周目の隊列が接近した際にマーシャルがランオフエリアに残っていたにもかかわらず、その対応に関して懸念はないとの姿勢を示した。

この状況は、先月のメキシコGPで発生した出来事と一部似ていた。あの時は、リアム・ローソンが1周目の接触で散乱した破片を回収するために派遣された2名のマーシャルとターン1で遭遇してしまった。

2026年F1ルールで“戦略的エンジン交換”が不可能に FIAが抜け穴封じ

2025年11月23日
2026年F1ルールで“戦略的エンジン交換”が不可能に FIAが抜け穴封じ
2026年から導入される新レギュレーションにより、F1チームが予選不振やペナルティを逆手に取って“戦略的に”パワーユニット(PU)を交換する行為が事実上不可能になると、FIA’国際自動車連盟)が明らかにした。

今季ブラジルGPでは、マックス・フェルスタッペンがQ1敗退を受けピットレーンスタートを選択し、その際に新品PUを投入したことが話題に。PUを交換することで性能面での利得が見込めることから、レッドブルだけでなく他チームにも同様の動きが見られていた。

2026年F1マシンは「F2並みにはならない」 FIAがF1新規則への懸念に反論

2025年11月22日
2026年F1マシンは「F2並みにはならない」 FIAがF1新規則への懸念に反論
FIAシングルシーター部門ディレクターのニコラス・トンバジスは、2026年のF1マシンが現行F2マシンに近いパフォーマンスになるとの一部の主張を否定した。

ラスベガスでレーシングブルズのアイザック・ハジャーがドライバーインザループ(DiL)シミュレーターでの経験をもとに「F2に近い」と語り、「パフォーマンス面の話だ」と補足していたが、FIAのラップタイムシミュレーションはこれを裏付けていない。

F1ラスベガスGP:FIAが夜通しマンホール再点検と追加溶接措置を実施

2025年11月22日
F1ラスベガスGP:FIAが夜通しマンホール再点検と追加溶接措置を実施
FIAは、2025年F1ラスベガスGPにおいてフリー走行2回目(FP2)終盤に発生した遅延を受け、コース上の複数のマンホール構造物に対して夜通しの追加作業を行った。問題となったマンホールの修復に加え、レーススピードの走行ライン上にある14箇所のマンホールにも予防措置として溶接が施された。

FP2ではセッション最後の四半期に赤旗が出され、コーナー17付近のマンホールカバーが緩んでいるとのマーシャルからの報告により走行が停止した。

F1ラスベガスGPで“排水溝カバー騒動”再び FIAがFP2の2つの赤旗を説明

2025年11月21日
F1ラスベガスGPで“排水溝カバー騒動”再び FIAがFP2の2つの赤旗を説明
F1の統括団体であるFIAは、ラスベガスGPでのフリー走行2回目終盤に発生した2度の赤旗の原因について説明した。

シンシティで行われた2回目の1時間セッションは、FP2の終了間際に2つの赤旗により短縮された。最初の赤旗は残り20分ほどのところで出され、ソフトタイヤで予選シミュレーションを行っていた複数のドライバーの走行を妨げた。

クリスチャン・ホーナー F1復帰へ“新チーム設立”構想:ドメニカリは慎重姿勢

2025年11月20日
クリスチャン・ホーナー F1復帰へ“新チーム設立”構想:ドメニカリは慎重姿勢
レッドブルを解任されて以降、2025年7月のイギリスGPを最後にF1パドックから姿を消しているクリスチャン・ホーナーが、水面下で“新チーム設立”という大胆な復帰ルートを模索していることが分かった。

ホーナーは投資家との会合に加え、F1 CEOステファノ・ドメニカリ、FIA会長モハメド・ビン・スライエムとも接触。2026年4月にはガーデニング休暇が明け、復帰可能となる中で、F1に戻るための複数のオプションを動かし続けている。

F1の2ストップ義務化は結論を先送り 2026年シーズンも議論継続

2025年11月15日
F1の2ストップ義務化は結論を先送り 2026年シーズンも議論継続
1レースあたり2回のピットストップを義務付けるという、非常に賛否の分かれる提案が、F1コミッションに正式に提出され、議論された。しかし、明確な結論には至らず、メンバーは「このアイデアを即座に否定しない」という点にのみ同意した。

今年4回目となるF1コミッションの最終会合は、11月14日(金)にロンドンのFIAオフィスで開催され、FIAシングルシーター部門ディレクターのニコラス・トンバジスが議長を務めた。
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