フェラーリ、F60を諦め2010年マシンを開発か
2009年4月20日

開幕から3レースを終えてノーポイントと最悪のスタートとなっているフェラーリ。
ヨーロッパラウンドがスタートするバルセロナでは、各チームが主要なアップデートを行うが、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、その時点でまだ低迷しているようであれば、チームの焦点を2010年に向けるかもしれないと認めた。
フェラーリ:3戦連続ノーポイント (F1中国GP)
2009年4月19日

フェラーリが再びノーポイントに終わった。
フェリペ・マッサは3番手までポジションをあげていたが、セーフティカー中に原因不明のトラブルで突然停止。信頼性問題を露呈する形となった。
キミ・ライコネン 「今年フェラーリはチャンピオン争いはできない」
2009年4月19日

2009年はまだ2戦しか終わっていないが、ライコネンはフェラーリが復活し、タイトル争いに加わることは現実的ではないと語る。
「僕たちは今年のチャンピオンシップを争うポジションにはいない。でも、うまくいけばマシンを改善してシーズン後半には何勝かできるかもしれない」
フェラーリ:マッサQ2敗退、ライコネンは8番手 (F1中国GP予選)
2009年4月18日

フェラーリの苦戦は中国GPでも続いているようだ。
フェラーリは中国GPでKERSを搭載しないことを決定したが、フェリペ・マッサは13番手でQ2で姿を消した。なんとかQ3に駒を進めたライコネンも8番手タイムがやっとだった。
フェラーリ:F1中国GP初日
2009年4月17日

フェリペ・マッサ
フリー走行1回目 15番手 1分38秒418
フリー走行2回目 12番手 1分36秒847
「僕たちは技術的に困難な状況にあるけど、アブルッツォで被害に遭った人々の生活などを考えれば、できることは何でもしたいと思っている。マシンに“Abruzzo nel cuore”というメッセージを貼るというルカ・ディ・モンテゼーモロ会長の提案は、彼らが決してひとりではないという気持ちを抱くための助けになるだろう。サーキットに関して、僕たちのチャンピオンシップ争いはかなり妥協をしなければならない。このサーキットではKERSを使っていないけど、結果的にかなりパフォーマンスを落としているし、速いマシンと比べても多くの空力ダウンフォースが不足している。マシンの開発をできる限り懸命にプッシュしなければならないけど、ライバルに追いつくのはかなり難しいのはわかっている。この困難から抜け出すには、働くしかない」
フェラーリ、中国GPではKERSを使用せず
2009年4月16日

フェラーリは、2009年の開幕戦までKERSの準備を整えたが、非常に苦しいスタートを切っており、2戦を終えた段階でノーポイントで最下位に沈んでいる。
今シーズン、これまでBMWザウバーのニック・ハイドフェルドがマレーシアGPで2位表彰台を獲得した以外は、非KERS搭載車が表彰台を支配している。
フェラーリF1 「ディフューザーを開発せざるを得ない」
2009年4月15日

15日(水)に発表されたFIA国際控訴裁判所の判決は、パフォーマンス上でアドバンテージがあるとして認識されている“ダブルデッカー・ディフューザー”のデザインコンセプトを2009年マシン設計時に取り入れていなかったチームにとっては大きな打撃となる。
フェラーリのドライバーであるキミ・ライコネンは先週、ディフューザーが合法とされた場合、マシンに適したディフューザーを取り付けるには数レース待たなければならないので、ワールドタイトルを決定するだろうと語っていた。
フェラーリ、ルカ・バルディセリをファクトリー勤務に
2009年4月14日

フェラーリは、1992年以来となる開幕2戦でノーポイントに終わっている。ルカ・バルディセリは、スポーティングディレクターとして、トラックサイドでレースを指揮する立場にあった。
マレーシアGPでのフェラーリは、予選ではマッサのQ1敗退、決勝ではライコネンの早過ぎるレインタイヤ変更など、戦略的なミスが目立っていた。
ロリー・バーン、ディフューザーの合法性に疑問
2009年4月12日

3チームが使用するダブルデッカー・ディフューザーの合法性を正式に決議するために、火曜日にFIA国際控訴裁判が行われる。