ジャンカルロ・フィジケラ (フェラーリ)
ジャンカルロ・フィジケラが、F1ブラジルGPへの意気込み、インテルラゴス・サーキットの印象を語った。

ジャンカルロ・フィジケラ (フェラーリ)
好きなサーキットのひとつだし、特にウェットコンディションのとても難しいレースに勝った2003年など、ハッピーな思い出がたくさんある。特に天気予報は金曜日と土曜日はウェットで、日曜日も一部で雨になるかもしれないので、今週末を楽しみにしている。優勝を除いても2度表彰台フィニッシュをしているので、いつもここでうまくやっている。

トラックは素晴らしいし、反時計回りという事実は首に厳しいだろうね。メインストレートで良いトップスピードで入るには、ラップの最終コーナーがとても重要だ。ターン6とターン7は難しい高速コーナーだし、2つのヘアピンも良いトラクションが重要だ。KERSは最終コーナーのストレートやその他の場所のいくつかで良いアドバンテージになると思うし、コンマ数秒のアドバンテージがあるかもしれない。でも、KERSには追加の重量という面で欠点があることを忘れてはいけないし、マシンバランスに影響するので、正しいセットアップを見つけるのは難しいだろう。もちろん、スタートとオーバーテイクでは役に立つと思う。

今はコックピットの全てのスイッチを落ち着いて操作できているし、唯一このクルマで難しさが残っているのは、正しいブレーキングポイントを見つけることだ。前のクルマとは非常に異なる。それについてもっと考える必要があるし、それで少し集中力を失っているかもしれない。最大の努力は予選に集中することだ。ここ数レースでは第2スティントでキミと同じくらい速かったのは良いことだけど、ポイントを獲るという目標を達成するには、予選でもっと高いグリッドにトライしなければならない。

フェラーリでドライブすることはずっと夢だったし、例えあと2レースしかないとしても、フェラーリドライバーになれたことに本当に満足している。チーム内ではとても居心地がいいと感じているし、ここの雰囲気は素晴らしいので、日曜日が僕にとってもチームにとっても良い日になることを期待している。

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カテゴリー: F1 / ジャンカルロ・フィジケラ / スクーデリア・フェラーリ / F1ブラジルGP