【F1】 2021シーズンのレギュレーション変更:その理由と影響

2019年10月10日
【F1】 2021シーズンのレギュレーション変更:その理由と影響
2021年のF1は、グラウンドエフェクトの復活、ホイールの大型化、予算制限など大変革が予定されている。実際に何がどう変わり、F1というスポーツの未来にどのような違いをもたらすのだろうか?

世の中には、ルールがほぼ固定されていて、ほんの少しの変更も大きな騒ぎと大変な作業を生み出すスポーツが存在するが、F1はそのようなスポーツではない。70年もの長い歴史の中で、モータースポーツ最高峰カテゴリーとされるF1世界選手権のテクニカルレギュレーションは、定期的に変わってきた。

F1、2021年以降のエンジンの開発凍結を検討

2019年10月9日
F1、2021年以降のエンジンの開発凍結を検討
F1は、2021年から現在の“パワーユニット”の一部である内燃エンジンの開発を凍結することを検討している。

現状、F1のエンジンルールは2025年まで安定していると考えられている。しかし、開発コストの高騰により、それまでにパワーユニットの電気パーツ以外の開発が凍結される可能性があると報じられている。

F1、アントワーヌ・ユベールの事故死を受けてシャシーの強化を検討

2019年10月7日
F1、アントワーヌ・ユベールの事故死を受けてシャシーの強化を検討
F1チームは、F2ドライバーのアントワーヌ・ユベールの事故死を受け、F1マシンのシャシーの安全性の強化を検討している。

アントワーヌ・ユベールは、F2ベルギー大会で大クラッシュに巻き込まれて命を落とした。事故に巻き込まれたファン・マヌエル・コレアも両足の骨折と脊椎損傷を負い、17時間の手術を受けた後、長いリハビリに直面している。

F1エンジンメーカー、2024年以降のF1エンジン形式について意見の相違

2019年10月6日
F1エンジンメーカー、2024年以降のF1エンジン形式について意見の相違
F1エンジンメーカーの間で、2024年以降のF1エンジンをどのような形式にするかについて意見が割れている。

2014年に導入されたV6ハイブリッド規則は2014年までとなっており、2025年もしくは2026年に新たなエンジン形式が導入されることになる。メルセデスは現在の形式を継続したいと考えているが、ルノーは電化の方向に進めるべきだと考えている。

メルセデスF1 「オープンソースパーツのアイデアは追及する価値がある」

2019年10月6日
メルセデスF1 「オープンソースパーツのアイデアは追及する価値がある」
メルセデスF1チームのテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンは、今後数年でF1がオープンソースデザインシステムを構築するというアイデアは“追及する価値がある”と考えている。

ソースコードが公開され、特定のライセンスでの使用が許可されているオープンソースソフトウェアの世界のように、F1はライバルが使用できるようにデザインおよび部品ドキュメントをチームがオンラインで公開するアイデアを検討している。

フェラーリ 「2020年F1マシンも今季のコンセプトを継続する」

2019年10月2日
フェラーリ 「2020年F1マシンも今季のコンセプトを継続する」
フェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノットは、2020F1マシンは今季のコンセプトの進化型になると語る。

シーズン開幕時は困難なスタートを切ったフェラーリだが、最近の空力およびエンジンアップグレードにより、今ではSF90はメルセデスより速い週末が多くなっている。

F1 | 2021年の標準ブレーキシステムの導入を見送り

2019年10月1日
F1
FIA(国際自動車連盟)は、2021年のすべてのF1マシンに共通のディクスと摩耗部品を含めた標準ブレーキシステムを導入するという計画を見送った。

FIAは、最終的に標準ブレーキサプライヤーが供給するブレーキシステムを導入する前に、2021年のレギュレーション下でのF1マシンのパフォーマンスを評価したいと語った。

各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 / F1シンガポールGP終了時点

2019年9月27日
各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 / F1シンガポールGP終了時点
F1ロシアGPの開始に向けて、前戦シンガポールGP終了時点の各ドライバーのパワーユニットの使用状況を振り返る。

ドライバーは、1シーズンにつき、内燃エンジン、MGU-H、ターボチャジャーを3基まで、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアを2基までペナルティなしで交換できる。

F1 | 2021年F1マシンは“エレガントで未来的”なウイングを採用

2019年9月25日
F1
2012年のF1マシンはより未来的な外観のフロントウイングとリアウイングを備えることになるようだ。

2021年のF1世界選手権では、コース上でのバトルやオーバーテイクを改善することを目的として新レギュレーションが導入され、F1マシンは大きく様変わりすることになる。今年9月、リバティ・メディアとFIA(国際自動車連盟)は2021年F1マシンの風洞モデルを公開している。
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