レッドブルF1代表が2026年序盤の苦闘を警告「我々はナイーブではない」
レッドブル・レーシングのチーム代表のローラン・メキースは、2026年F1シーズンに向けて、チームが「頭痛や眠れない夜、そして苦闘」に直面することになると率直に語った。一方で、最終的にはレッドブルが頂点に立つとの確信も示している。

2026年F1シーズンは、マシンとパワーユニットの両面で全面的な技術刷新が行われ、F1史上最大級のレギュレーション変更となる。

マシンには初めてアクティブエアロが導入され、パワーユニットは電動エネルギーと内燃機関を50/50で使用する構成となる。

レッドブルにとっては、その挑戦はさらに大きい。2026年型マシンRB22には、レッドブル・パワートレインズがフォードの技術支援を受けて開発した、チーム初の自社製パワーユニットが搭載されるからだ。フォードがF1に参戦するのは2004年以来となる。

「我々全員にとって歴史的な瞬間だ」とメキースは語った。

「我々はF1にとっての歴史的瞬間に足を踏み入れている。これはF1史上最大のレギュレーション変更になる」

「これはクレイジーな挑戦だ。おそらく、レッドブルとフォードのような企業だけが決断できる挑戦かもしれないが、それこそが我々がここにいる理由だ」

さらにメキースは、初年度から即座に競争力を発揮できると考えるのは現実的ではないと強調した。

「ゼロからすべてを立ち上げるという、この挑戦の規模を考えれば、初年度の最初のレースから、90年近くこの分野に携わってきた競合と同じレベルに立てると考えるのはナイーブだと思う」

「我々はナイーブではない」

「相当な苦労、相当な頭痛、眠れない夜が待っていると思うが、それこそが我々がここにいる理由だ」

「人生を通して、これほどの規模の挑戦に関われる機会を求めてきた。モータースポーツに情熱を注ぐ人間なら、誰もが関わりたいと思う挑戦であり、我々はいまそれを手にしている」

「信じられないほどの挑戦であり、それに関われること自体が特権だ」

「確かに頭痛も眠れない夜もあるが、根本的にはそれが我々を突き動かす。苦闘を乗り越え、最終的にはトップに立つ」

「最初の数か月は我慢してほしい。その初期の困難は、最終的に頂点に立つまでにどれほどの道のりを歩んだのかを思い出させてくれるはずだ」

レッドブル・レーシング

レッドブル・パワートレインズ初のパワーユニットは、2022年に亡くなったレッドブル共同創業者ディートリッヒ・マテシッツにちなんで「DM01」と名付けられた。

「彼のビジョン、彼の大胆さ、そしてレッドブルのスピリットこそが、我々が今日ここにいる理由だ」とメキースは述べた。

「シャシーとパワーユニットの両方で完全な独立路線に進むという、あの信じられない決断を彼は下した。彼はこの挑戦を恐れなかった」

「今日、我々は彼に敬意を表し、そして彼を誇りに思ってもらえるような結果を残すチャンスを手にしている」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング