レーシングブルズF1、開幕前に“別マシン級”アップデート投入を予告

この動きは、フェラーリF1代表のフレデリック・バスールが、新型SF-26にBスペックを用意し、2026年のバーレーンテストに持ち込むと明らかにした流れを受けたものでもある。
レーシングブルズとレッドブル・レーシングは、デトロイトで行われたフォードのシーズンローンチイベントで、2026年F1マシンのリバリーをいち早く公開したチームだった。
2026年F1シーズンは、シャシーとパワーユニットのレギュレーションが同時に刷新される大転換期となる。パワーユニットは電動比率が約50%に引き上げられ、完全持続可能燃料とアクティブエアロダイナミクスが導入される。レッドブル陣営にとっては、ホンダとの提携終了後、パワートレインズ部門を通じて初めて自社製エンジンを投入する年でもある。
フェラーリはすでに、2026年型マシンを段階的に投入する方針を明らかにしている。1月26日から30日にかけて非公開で行われるバルセロナテストでは、信頼性確認と走行距離の確保、設計コンセプトの検証を目的としたベース仕様のSF-26を使用する。その後、2月11〜13日および18〜20日に予定されているバーレーンテストでは、パフォーマンス重視のBスペック車両を投入する計画だ。
パーメインは、レーシングブルズも同様のアプローチを取ることを認めている。
「ほとんどのチームがそうだと思うが、我々もアップデートを持ち込むつもりだ」
「バルセロナでテストするマシンが、メルボルンに持ち込むマシンと同じではない。間違いなく大きなアップデートが入る」

さらにパーメインは、2026年マシン開発において各チームが直面している共通の課題についても説明した。
「レギュレーションは以前から分かっていたし、2025年1月1日から風洞での作業も可能だった」
「ただ、今は全員がまったく同じ問題に直面している」
「単純に言えば、開発を遅らせれば遅らせるほど、クルマは速くなる」
「できるだけ長く風洞に入れておきたいし、メカニカルな設計は可能な限り遅く確定させたい」
「エンジンの搭載方法、ラジエーターの配置、それらはサイドポッドのレイアウトに影響し、さらにフロアに影響し、最終的にはダウンフォースに影響する」
「すべて、すべての作業がパフォーマンスのためにある。だからこそ、開発のタイムラインは自分たちで決めることになる」
2026年F1では、テスト用マシンと開幕戦仕様が大きく異なるケースが珍しくなくなりつつある。フェラーリに続き、レーシングブルズも“開幕前進化型”という流れに乗る形だ。新レギュレーション初年度において、どこまで開幕時点で完成度を高められるかが、序盤戦の明暗を分けることになりそうだ。
カテゴリー: F1 / ビザ・キャッシュアップRB
