ピンク・メルセデス論争:FIA 「メルセデスF1に“共犯”の兆候はない」
2020年7月22日
FIA(国際自動車連盟)は、メルセデス1チームが“リステッドパーツ”に関する情報をレーシン・グポイントに違法に提供した場合は“共犯”として有罪になるが、今のところそのような兆候はないと語る。
ルノーF1は、レーシング・ポイントの2020年F1マシン『RP20』の合法性を抗議。2019年にはリストに掲載がなかったが、2020年から掲載されているブレーキダクトに焦点を当てて抗議している。
ルノーF1は、レーシング・ポイントの2020年F1マシン『RP20』の合法性を抗議。2019年にはリストに掲載がなかったが、2020年から掲載されているブレーキダクトに焦点を当てて抗議している。
F1比較:メルセデスW10とレーシング・ポイントRP20のブレーキダクト
2020年7月22日
メルセデスの2019年F1マシン『W10』とレーシング・ポイントの2020年F1マシン『RP20』の他、“Aチーム”と“Bチーム”の各マシンのブレーキダクトの画像を比較してみる。
レーシング・ポイントF1は、新車RR20の開発において、昨年タイトルを獲得したメルセデス W10の写真を参考に空力コンセプトを“コピー”したことを認めており、“ピンクメルセデス”の合法性には当初から疑惑の目が向けられた。
レーシング・ポイントF1は、新車RR20の開発において、昨年タイトルを獲得したメルセデス W10の写真を参考に空力コンセプトを“コピー”したことを認めており、“ピンクメルセデス”の合法性には当初から疑惑の目が向けられた。
F1、レッドブル・ホンダのリアウイングの巧妙な設計の阻止に動く
2020年7月18日
FIA(国際自動車連盟)は、レギュレーションを回避するためにますます巧妙な設計を採用しているF1チーム - おそらくレッドブル・ホンダ - の動きを阻止するためにリアウイングの柔軟性テストの変更を評価している。
過去数年にわたり、FIAは、F1チームが高速走行中にリアウイングを下げてドラッグを低下させることを防ぐために、リアウイングの静的プルバックテスト(負荷テスト)を実施している。
過去数年にわたり、FIAは、F1チームが高速走行中にリアウイングを下げてドラッグを低下させることを防ぐために、リアウイングの静的プルバックテスト(負荷テスト)を実施している。
ルノーF1 「図面がなければブレーキダクト内部までコピーはできない」
2020年7月18日
ルノーF1は、レーシング・ポイント物議を醸している“ピンクメルセデス”の設計のために絶対にメルセデスから設計図を受け取っているはずだと考えており、あえて内部までコピーできないブレーキダクトを選定したと語る。
前戦F1シュタイアーマルクGPのレース後、ルノーF1はレーシング・ポイントの『RP20』を正式に抗議。だが、マシン全体ではなく、フロントとリアのブレーキダクトが昨年のメルセデス W10のものだと主張した。
前戦F1シュタイアーマルクGPのレース後、ルノーF1はレーシング・ポイントの『RP20』を正式に抗議。だが、マシン全体ではなく、フロントとリアのブレーキダクトが昨年のメルセデス W10のものだと主張した。
ピンクメルセデス問題、F1ハンガリーGPでは裁定は下されず
2020年7月17日
レーシング・ポイントのF1マシン“ピンクメルセデス”のブレーキダクトを巡る合法性の問題が今週末のF1ハンガリーGP開催中に解決することはないようだ。
先週末のF1シュタイアーマルクGPのレース後、ルノーF1はレーシング・ポイントの2020年マシン『RP20』のフロントとリアのブレーキダクトはメルセデスの昨年マシン『W10』のものであり、競技規約に違反しているとして正式に抗議を提出した。
先週末のF1シュタイアーマルクGPのレース後、ルノーF1はレーシング・ポイントの2020年マシン『RP20』のフロントとリアのブレーキダクトはメルセデスの昨年マシン『W10』のものであり、競技規約に違反しているとして正式に抗議を提出した。
レッドブル・ホンダF1、RB16の不安定さは新サスペンションが原因?
2020年7月9日
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンは、先週末のF1オーストリアGPでコース上に留まることに苦戦を強いられた。特に金曜日のフリー走行では、低速コーナーでバランス問題が発生。それはバルセロナでのプレシーズンテストでも指摘されていた問題だが、F1ジャーナリストのマーク・ヒューズは、RB16の“ハイレーキ”コンセプトと革新的なフロントサスペンションの組み合わせに問題がある可能性があると指摘する。
F1マシン:2019年 vs 2020年 予選タイム比較 / F1オーストリアGP
2020年7月5日
2020年のF1世界選手権の初戦となるF1オーストリアGPの予選が終了。各チームが昨年マシンからどれくらいの進歩を果たしているかが垣間見えてきた。
昨年、フロントウイング周りを始めとするレギュレーション変更が導入され、パッケージ全体の空力の考え方が変化した。ほぼ同じレギュレーションでの2年目となる今季はF1チームの理解度が増したことで、さらなるタイムアップが期待された。
昨年、フロントウイング周りを始めとするレギュレーション変更が導入され、パッケージ全体の空力の考え方が変化した。ほぼ同じレギュレーションでの2年目となる今季はF1チームの理解度が増したことで、さらなるタイムアップが期待された。
レッドブル・ホンダF1、メルセデスのDASを正式に異議申し立て
2020年7月4日
レッドブル・ホンダF1は、メルセデスF1が搭載しているDAS(デュアル・アクシス・ステアリング)を技術規則に違反している疑いがあるとして正式に異議申し立てを行った。
2月のプレシーズンテストでメルセデス W11でDASの使用が発覚して以降、このデバイスは論争の的となってきたが、新シーズンが開幕する今日までメルセデスF1がDASを実際に使用するかどうかは不明だった。
2月のプレシーズンテストでメルセデス W11でDASの使用が発覚して以降、このデバイスは論争の的となってきたが、新シーズンが開幕する今日までメルセデスF1がDASを実際に使用するかどうかは不明だった。
【動画】 メルセデスF1、ブラックアロー版W11の実車を公開
2020年7月2日
メルセデスF1は、反人種差別を示すためにオールブラックへとカラーリングを変更した2020年F1マシン『W11』の実車を動画でチラ見せした。
アメリカ北部ミネアポリスで、警官から首を膝で押さえつけられ、助けを求めながら死亡した黒人男性のジョージ・フロイドさんの死は、米国および世界中で抗議活動を生んだ。
アメリカ北部ミネアポリスで、警官から首を膝で押さえつけられ、助けを求めながら死亡した黒人男性のジョージ・フロイドさんの死は、米国および世界中で抗議活動を生んだ。