ルノーの“遅れ”はスパイ事件が影響

2008年4月10日
バルセロナには新しいサスペンションを持ち込むとされるルノーF1チーム
ルノーの今季のパフォーマンス不足は、昨年スパイ事件が影響しているようだ。結果、R28のサスペンション開発は棚上げとなり、現在ルノーは7番手、8番手チームとしての戦いを強いられている。

スペイン紙“Diario As”は、昨年マクラーレンのデザインエンジニアによるスパイ疑惑がルノーに持ち上がった際、ルノーはFIAから疑惑がクリアになるまで、2008年マシンのデビューを遅らせた方が賢明だと判断したと報道した。ルノーのチーム代表フラビオ・ブリアトーレは、“ある事情”でR28のデザインの一部に遅れが生じたとの発言しているという。

アイエヌジー生命、INGルノーF1マシンを成田国際空港で展示

2008年4月7日
アイエヌジー生命、INGルノーF1マシンを成田国際空港で展示
ルノーF1チームのタイトルスポンサーとなったINGグループの一員であるアイエヌジー生命が、2008年F1プロモーションの皮切りとして、INGルノーF1ショーカーの展示を行う。

アイエヌジー生命は、今シーズンのカラーリングを施したF1展示用マシンを、今年開港30周年を迎える成田国際空港第二旅客ターミナルに展示する。

ルノー、フェルナンド・アロンソは10位 / F1バーレーン

2008年4月7日
ルノー、フェルナンド・アロンソは10位 / F1バーレーン
ルノーは、2008年F1第3戦 バーレーンGP決勝レースで、フェルナンド・アロンソが10位、ネルソン・ピケJr.はリタイアに終わった。

10番手からスタートしたフェルナンド・アロンソは、序盤ルイス・ハミルトン(マクラーレン)に後ろから衝突され、リアウィングを破損。苦しいレース展開となった。

ネルソン・ピケJr.は、ギアボックスに問題が生じて、リタイアに終わった。

ルノー:バーレーンGP予選 アロンソは10番手

2008年4月6日
ルノー:バーレーンGP予選 アロンソは10番手
ルノーは、F1 バーレーンGPの予選で、フェルナンド・アロンソが10番手、ネルソン・ピケJr.が14番手だった。

週末を通して、マシンバランスに苦労しているようにみえたルノー。しかし、フェルナンド・アロンソは懸命な走りでQ3進出を果たした。

ルノーは、明日のレース戦略を見据えてQ3を組み立てた。アロンソは、最終走行でミスをしたため、10番手でのスタートとなる。

アロンソ、マクラーレン離脱の理由を明かす

2008年4月5日
マクラーレンを去った原因を明らかにしたフェルナンド・アロンソ(画像)
フェルナンド・アロンソは、2007年にマクラーレンを離れた理由を初めて語った。アロンソは2007年末にマクラーレンとの契約を1年残したまま、古巣のルノーへ移籍している。

アロンソは、マクラーレンとの良好な関係が終わったことがわかったので2007年末にチームを離れたと語った。2007年シーズンに巻き起こったスパイスキャンダルで、アロンソはチーム内の数名から裏切り者とみなされ、マクラーレンに残留できる可能性はあまり高くなかったと述べている。

アロンソは、スペインの"Diario As"紙に対し「(2008年のマクラーレンのマシンは)勝てるマシンだったが、シーズン終盤の事件によって、僕が勝てないことはわかっていたんだ」と語り、マクラーレンとの関係崩壊について沈黙を破った。

ルノー:バーレーンGP初日 スピード不足が課題

2008年4月5日
ルノー F1 バーレーンGP初日(画像)
ルノーは、F1 バーレーンGPの初日のフリー走行で、両ドライバーは、マシンのスピード不足を課題に挙げた。

多めの燃料を積んでセッションに挑んだルノー。しかし、風が強く砂の舞うバーレーンでトラクションが得られず、スピードとマシンバランスのセッティングに苦労した。

2回目のセッションでは、ネルソン・ピケJr.がチームメイトのフェルナンド・アロンソを上回るタイムで終了。またアロンソは、2回目のセッションでエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)と接触し、スピンを喫している。

ルノー、「アロンソに勝てるマシンを与えたい」

2008年4月4日
パット・シモンズ(ルノー)
ルノのエグゼクティブエンジニアリングディレクター、パット・シモンズは、チームにおけるアロンソ効果を評価している。同時に、ルノー R28のパフォーマンス不足も認識しており、アロンソのために“勝てるマシン”を与えたいと語った。

「フェラーリとマクラーレンの後ろには、大きなグループがあり非常に接戦となっている。だが、我々の前にはBMWやトヨタ、そしてたぶんウィリアムズがいると思わなくてはならないだろう。つまり、我々にはやらなければならないことがたくさんあるということだ。」

ピケJr.「バーレーンは好きなサーキットではない」

2008年4月2日
ネルソン・ピケJr.(ルノー)
ネルソン、あなたはメルボルンでは難しいデビューとなりましたが、マレーシアでは立ち直り、素晴らしいペースをみせ、あなたの2度目のグランプリを終えましたね
マレーシアでの週末は確かによりポジティブだったし、僕はそれぞれのセッションで多くの走行を行えるポジションにいたので、レース週末を通してよいリズムを見つけることができたんだ。残念ながら予選は理想的ではなかったし、それは改善させなければならない。レース自体はドリンクがうまく作動せず、トラフィックに苦しんでしまい、難しいものだった。しかし、フェルナンドからそれほど離れずにフィニッシュしたし、初めてグランプリを完走したことには満足している。それは僕にとってとても重要なことなんだ。

あなたは、2005年にGP2でレースをしているのでサヒールサーキットを知っていますね。楽しみなサーキットですか?
正直なところ、好きなサーキットのひとつではないんだ。でも、サーキットはわかっているし、僕にとっては確かにアドバンテージだね。サーキットを覚えることより、プラクティスセッションですぐにエンジニアとセットアップの改善作業を始められるだろう。もっと落ち着いて週末にアプローチできるだろうね。

アロンソ、「現時点の目標はポイント獲得」

2008年4月1日
バーレーンGPを語るフェルナンド・アロンソ(画像)
フェルナンド、オーストラリアでの素晴らしいレースのあと、マレーシアではわずか1ポイントの獲得でしたね・・・。
そうだね、僕たちは8位で1ポイント獲得したけど、それ以上は不可能だった。たった1ポイントだが、ポイントはポイントだ。僕たちは、現時点での自分たちのパフォーマンスレベルがトップチームと同じレベルではないことはわかっている。でも、前進してギャップを縮めるために懸命に作業している。現時点ではポイント獲得が僕たち目標だと言わざるを得ないが、一歩ずつ、改善し続けて、シーズンにアプローチしなければならない。
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