ルノー:バーレーンGP初日 スピード不足が課題

2008年4月5日
ルノー F1 バーレーンGP初日(画像)
ルノーは、F1 バーレーンGPの初日のフリー走行で、両ドライバーは、マシンのスピード不足を課題に挙げた。

多めの燃料を積んでセッションに挑んだルノー。しかし、風が強く砂の舞うバーレーンでトラクションが得られず、スピードとマシンバランスのセッティングに苦労した。

2回目のセッションでは、ネルソン・ピケJr.がチームメイトのフェルナンド・アロンソを上回るタイムで終了。またアロンソは、2回目のセッションでエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)と接触し、スピンを喫している。

ルノー、「アロンソに勝てるマシンを与えたい」

2008年4月4日
パット・シモンズ(ルノー)
ルノのエグゼクティブエンジニアリングディレクター、パット・シモンズは、チームにおけるアロンソ効果を評価している。同時に、ルノー R28のパフォーマンス不足も認識しており、アロンソのために“勝てるマシン”を与えたいと語った。

「フェラーリとマクラーレンの後ろには、大きなグループがあり非常に接戦となっている。だが、我々の前にはBMWやトヨタ、そしてたぶんウィリアムズがいると思わなくてはならないだろう。つまり、我々にはやらなければならないことがたくさんあるということだ。」

ピケJr.「バーレーンは好きなサーキットではない」

2008年4月2日
ネルソン・ピケJr.(ルノー)
ネルソン、あなたはメルボルンでは難しいデビューとなりましたが、マレーシアでは立ち直り、素晴らしいペースをみせ、あなたの2度目のグランプリを終えましたね
マレーシアでの週末は確かによりポジティブだったし、僕はそれぞれのセッションで多くの走行を行えるポジションにいたので、レース週末を通してよいリズムを見つけることができたんだ。残念ながら予選は理想的ではなかったし、それは改善させなければならない。レース自体はドリンクがうまく作動せず、トラフィックに苦しんでしまい、難しいものだった。しかし、フェルナンドからそれほど離れずにフィニッシュしたし、初めてグランプリを完走したことには満足している。それは僕にとってとても重要なことなんだ。

あなたは、2005年にGP2でレースをしているのでサヒールサーキットを知っていますね。楽しみなサーキットですか?
正直なところ、好きなサーキットのひとつではないんだ。でも、サーキットはわかっているし、僕にとっては確かにアドバンテージだね。サーキットを覚えることより、プラクティスセッションですぐにエンジニアとセットアップの改善作業を始められるだろう。もっと落ち着いて週末にアプローチできるだろうね。

アロンソ、「現時点の目標はポイント獲得」

2008年4月1日
バーレーンGPを語るフェルナンド・アロンソ(画像)
フェルナンド、オーストラリアでの素晴らしいレースのあと、マレーシアではわずか1ポイントの獲得でしたね・・・。
そうだね、僕たちは8位で1ポイント獲得したけど、それ以上は不可能だった。たった1ポイントだが、ポイントはポイントだ。僕たちは、現時点での自分たちのパフォーマンスレベルがトップチームと同じレベルではないことはわかっている。でも、前進してギャップを縮めるために懸命に作業している。現時点ではポイント獲得が僕たち目標だと言わざるを得ないが、一歩ずつ、改善し続けて、シーズンにアプローチしなければならない。

アロンソ、ルノーの実力を語る

2008年3月26日
ルノー R28の実力を語るアロンソ(画像)
フェルナンド・アロンソは、なんとか1ポイントを獲得したマレーシアGPを終え、現在のルノーのポジションを現実的に捉えているようだ。

アロンソは、AS紙に対し「ほぼ予想通りだった」と語った。「トップ8位内でフィニッシュするのは難しいことがわかっていたし、マッサがリタイヤしなければ8位に入れなかった。これが現実だし現状だ。驚いてはいないよ。リタイヤのない通常のレースでは、予選では9位、レースでは8位だろう。すべてが予想通りだった。」

フラビオ・ブリアトーレ、「R28を評価するのはまだ早い」

2008年3月26日
フラビオ・ブリアトーレ(画像)
フラビオ、ルノーが中団のマシンをもって2年目ですよ。どのように対処しますか?
我々はシーズンを始めたばかりだ。なぜそんなに過去に焦点をあてる。もし我々が“中団のマシン”と呼ばれるマシンだとしたら、メルボルンでのフェラーリはひどいマシンだったということだ!1、2レースでマシンを評価するなんて無意味だ。もちろん、マクラーレンとフェラーリは速いマシンを持ってている。だが、オーストラリアでフェラーリに起こったことを見てみなさい。次の2つのレースがどうなるか見てみないといけないだろう。

ルノー、アロンソは8位

2008年3月24日
アロンソは8位(画像)
ルノーは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、フェルナンド・アロンソが8位入賞で1ポイント獲得。ネルソン・ピケJr.は11位完走だった。

7番グリッドからスタートしたアロンソだが、1コーナーの混戦で順位を落とした。しかし、そのあと堅実なレース運びで順位をあげ、1ポイントを獲得した。

ネルソン・ピケJr.もF1初完走を果たし11位でレースを終えた。

パフォーマンス面に課題が残るルノー。スペインではアロンソ仕様ともいえるほぼBスペックに近いマシンが投入されるという。しばらく、我慢のレースが続きそうだ。

ルノー:マレーシアGP予選 アロンソは9番手

2008年3月22日
9番手ポジションを獲得したフェルナンド・アロンソ(画像)
ルノーは、2008年F1第2戦 マレーシアGP予選で、フェルナンド・アロンソが9位、ネルソン・ピケJr.が13位に入った。

オーストラリアGPでQ2でノックアウトとなったアロンソだが、今回はQ3進出を果たし9番手ポジションを獲得。チームは燃料を多く積んだ戦略を立てているらしく、明日のレース展開に注目したい。

ネルソン・ピケJr.もQ2進出を果たし、進歩をみせた。

ルノー:マレーシアGPフリー走行 アロンソにギアボックストラブル

2008年3月21日
ギアボックスに問題が生じたフェルナンド・アロンソ(画像)
ルノーは21日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで初日のフリー走行を実施した。両ドライバーは、セットアップ作業とタイヤの評価を完了させた。

フェルナンド・アロンソは午後、ギアボックスの2速を失うという問題に妨げられた。しかしチームは計画していたプログラムを続けるためにギアボックスを変更しなかった。その後、ギアボックスは完全に壊れたが、ペナルティなしに交換することができる。

ネルソン・ピケJr.はトラブルフリーの一日を過ごし、合計で71周を走行。マイレージを稼いだ。
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