ピアストリのフェラーリF1移籍説は「レッドブルの策略の可能性」とモントーヤ
元マクラーレンF1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、オスカー・ピアストリのフェラーリ移籍の噂について「マクラーレンを動揺させるためのレッドブルの仕掛け」かもしれないと語った。

最近、マクラーレンがピアストリよりもチームメイトのランド・ノリスに有利な判断を下しているという見方が広がり、現チャンピオンシップ首位のピアストリがフェラーリへ移籍する可能性があるという憶測が浮上した。

モントーヤは、こうした噂の背後には意図的な“かく乱工作”があるかもしれないと指摘する。

「これは誰かがマクラーレンをかき乱すために話を作り上げている可能性もある。結局のところ、注目を集めてマクラーレンに問題を引き起こすのにうってつけの方法だ」とモントーヤは語った。

「それはちょうどトト(ヴォルフ)がマックス(フェルスタッペン)に対してやったことのようなものだ。実際にマックスを獲得できるチャンスがあったかどうかは分からないが、ヘッドラインを飾ることにはなった。ピアストリとフェラーリの話も、例えばレッドブルから出たものかもしれない。『マクラーレンを不安にさせよう』と考えた誰かが、こうしたリークを仕掛けてもおかしくない」とモントーヤは続けた。

さらに彼は、この“噂作戦”はピアストリ自身にも有利に働く可能性があると述べている。

「もしオスカーが本当に優れたドライバーだと思うなら、他チームが彼を欲しがっていることを示すいい機会になる。つまり、オスカーの立場からすれば『自分を本当に必要とするならリスペクトしてほしい』というメッセージをマクラーレンに伝える手段にもなる」とモントーヤは締めくくった。

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カテゴリー: F1 / オスカー・ピアストリ / スクーデリア・フェラーリ / レッドブル・レーシング / マクラーレンF1チーム