ルノー、「コンマ3秒改善した」
2008年5月2日

今シーズン、困難なスタートを迎えたルノー。しかし、ヨーロッパラウンドの初戦となるスペインGPでは、“背びれ”エンジンカバーをはじめ、19個の新しいパーツを導入。フェルナンド・アロンソが予選2番手を獲得し、ネルソン・ピケJr.もQ3に進出するなど、大きな進歩をみせた。
フェルナンド・アロンソ、エンジンブローで無念のリタイア
2008年4月28日

予選でスーパーラップをみせ、2番手からスタートしたアロンソ。しかしスタートでマッサに先行を許し、序盤は3番手でレースを進める。
軽い燃料での戦略だったため、アロンソは全ドライバー中で1番にピットイン。だが、セーフティカー導入も味方し、5番手でレースを進めていたが、34周目にエンジンブローにより無念のリタイア。
ネルソン・ピケJr.、接触によるダメージでリタイア
2008年4月28日

10番手からスタートしたピケJr.はスタートで8番手まで順位をあげたが、その後コースオフを喫し18番手まで順位を落とした。そこから追い上げをみせたが、セバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)と接触し、リタイアを余儀なくされた。
レースはうまくいかなかったが、ネルソン・ピケJr.は予選でフェルナンド・アロンソに肉薄する走りをみせQ3進出を果たすなど、成長をみせた。アロンソとともに今後のルノーに期待した。
ルノー:スペインGP予選 アロンソが2番手ポジション獲得!
2008年4月27日

ルノーは、このスペインGPで“背びれ”エンジンカバーやフロントのリム・シールド、またサスペンションをはじめ、多くのアップデートを行った。
フェルナンド・アロンソは、多くのライバルを抑え、2番手ポジションを獲得。母国グランプリで素晴らしい走りを見せ、フェラーリの間に割って入った。
ルノー:スペインGP初日 ピケJr.が2番手、アロンソが3番手
2008年4月26日

ルノーは、このスペインGPで大幅なアップデートを実施。R28には、“背びれ”エンジンカバー、またレース週末で初となるリム・シールドが装着された。
ネルソン・ピケJr.は、2度目のセッションで、チームメイトのフェルナンド・アロンソを1000分の3秒上回る1分22秒936を記録し、2番手タイムを記録。母国GPとなるアロンソも良いスタートを切った。
アロンソ、2009年は「ルノーが第一候補」
2008年4月23日

「僕は勝てるマシンが欲しいんだ。ウィリアムズ、トヨタ、BMW、そしてフェラーリが常に上位候補だね。」
「2度の世界タイトルを獲得した2年前は、別の考えや他の優先事項があった。復帰した今はリベンジに燃えているよ。99%勝つことを考えているんだ」
アロンソ、「スペインでのレースは特別」
2008年4月22日

フェルナンド、バーレーンはあなたとチームにとって困難なレースでした。結果は予想していましたか?
レースは難しかったけど、僕たちは覚悟していた。僕たちの予選でのパフォーマンスは気持ちのいい驚きだったけど、レースペースが10位以上を達成できず、その結果、僕たちは今年はじめて1ポイントも獲れないことはわかっていた。僕たちには速さがない。最新のアップデートで改善されることを願っている。僕はチームが早急に進歩するためにベストを尽くしていることをわかっているし、今週末も全力を尽くし続けるつもりだ。
ピケJr.「最初の3レースから多くのことを得た」
2008年4月22日

ネルソン、あなたのF1キャリアで3つのレースがありました。今年のスタートを振り返ってそうですか?
最初はとても厳しかった。特にオートストラリアでの最初のレースは、すべてが新しく、覚えることがたくさんあった。でも、レースごとに容易になっていった。最初の3レースからたくさんのことを得たし、グランプリにアプローチするという面でたくさんの経験を積んだ。僕たちのパフォーマンスを最適化するためにチームとの作業の方法もわかった。レースではもう少し運があればいいと思う。そうすれば僕たちはポイントにチャレンジし始めることができると思っている。フェルナンドとも良い関係だし、一緒にうまく取り組んでいる。彼の経験に夢中になっているよ。
アロンソ、「中団を抜け出すことはできない」
2008年4月17日

ルノーは、スペインGPに向けて、R28にレッドブルスタイルのエンジンカバーを含むボディーワークのアップデートを行い、上位3チームに近づくことに大きな期待を抱いている。
だが、アロンソはスペイン紙“Diario As”に対して、現実的な考えを語った。