フェリペ・マッサ、バリチェロに感謝
2009年8月24日

ルーベンス・バリチェロは、ヨーロッパGPで“Felipe - see you on track soon!(フェリペ、すぐにトラックで会おう!)”とのメッセージを入れたヘルメットで挑み、優勝後にクルマに登ったときは、真っ先にそのメッセージを指差した。
フェラーリ ベルギーGP後にルカ・バドエルを交代か
2009年8月24日

負傷したマッサの代役としてヨーロッパGPでフェラーリのコックピットに座ったルカ・バドエルだが、レース内容はぱっとせず17位でレースに終わった。
ルカ・バドエルはマッサが復帰するまでシートを守ると主張しているが、ステファノ・ドメニカリは、次のベルギーGP後に交代する可能性を否定していない。
トヨタF1チームの将来はまだ未決定
2009年8月24日

トヨタF1チームのジョン・ハウエットは、予算の承認が延期となっていることを認め、世界的不況がトヨタ自動車に影響を与えたことで、コスト削減への圧力になっていることを明かした。
ブリヂストン:F1ヨーロッパGP レースレポート
2009年8月24日

バレンシア市街地コースで行われたF1ヨーロッパGPは、ソフト・ソフト・スーパーソフトの戦略を使ったルーベンス・バリチェロ(ブラウンGPフォーミュラ1チーム)が、ブリヂストン・ポテンザ・タイヤ装着ドライバーによる150回目のレース優勝を達成した。
バリチェロが通算10回目のレース優勝を果たした今回のレースは非常に戦略的なレースとなり、ブリヂストンのソフトとスーパーソフト・タイヤが接戦の戦いを見せた。バリチェロに2.3秒差の2位でフィニッシュしたのは、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)。スクーデリア・フェラーリ・マールボロのキミ・ライコネンが3位だった。
F1ハンガリーGP 決勝 (ドライバーコメント)
2009年8月24日
ブラウンGP:バリチェロが5年ぶりの優勝! (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

ルーベンス・バリチェロが、2004年の中国GP以来となる5年ぶりの優勝を成し遂げた。3番グリッドからスタートしたバリチェロは、一回目のピットストップでコバライネンをかわし2位に浮上。そのあと、首位を走っていたルイス・ハミルトンがピットミス。トップに立ったバリチェロは、猛プッシュでハミルトンを突き放し、見事優勝を手にした。
フェラーリ:キミ・ライコネンが3位表彰台 (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

6番手からスタートしたキミ・ライコネンは、スタートでKERSのアドバンテージを最大限に発揮し、4位に浮上。その後も一貫性のあるパフォーマンスをみせ、2回目のピットストップではコバライネンをかわし、前戦ハンガリーGPの2位に続き、3位表彰台を獲得した。
最後尾からスタートしたルカ・バドエルは、予選よりは良いラップタイムを出してはいたものの、単独スピンや1回目のピットストップでは白線をまたいでドライブスルーペナルティーを受けるなど、マッサの穴を埋めるには程遠いレース内容で17位だった。
マクラーレン:ハミルトン、無線ミスで優勝を逃す (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

ポールポジションからスタートし、中盤まで首位でレースを有利に進めていたハミルトン。しかし、最後のピットストップではチームとのコミュニケーションが乱れ、予定よりも早くピットイン。結果的にルーベンス・バリチェロに1位の座を明け渡してしまった。
しかし、この日最多の13ポイントを獲得したマクラーレンは、コンストラクターズポイントでトヨタを抜いて4位に浮上した。
トヨタ:厳しい結果もグロックが最速ラップを記録 (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

ヤルノ・トゥルーリ (13位)
「グリップ不足にとても苦しみ、素晴らしいスタートがきれず、予選からクルマは進化しなかった。私は今日も同じ問題を抱え、フリー走行のときの感触にはほど遠いグリップだった。ベストを尽くしたが、順位を上げるためにできることは何もなかった。ベルギーではもっと良い結果を出したい」