アレクサンダー・アルボン F1ベルギーGP決勝「パッケージは機能している」

ウェットスタートとなったレースではやや苦戦する場面もあったが、ドライタイヤへの交換後は安定したペースを取り戻し、ウィリアムズにとって価値ある6ポイントを獲得した。
終盤にはルイス・ハミルトンの激しいプレッシャーを受けながらも巧みにブロックし、後続を抑えてフィニッシュ。直前でジョージ・ラッセルにポジションを譲るかたちにはなったものの、「パッケージが機能していた」とアルボン自身も手応えを語り、連続入賞によってチームとしての地力の高さを証明した。
Q:アレックス、おめでとうございます。素晴らしいポイント獲得でしたね。途中でタイヤがもたないかと思う場面もありましたが、今の気持ちは?
アレクサンダー・アルボン: すごく嬉しいよ。ルイスを抑えるのは簡単じゃなかったし、長い時間ずっとプレッシャーをかけられていたからね。
正直、ジョージにポジションを譲ったのはちょっと悔しいけど、実際ウェットでは僕たちは少し苦しんでいたと思う。でもドライタイヤに替えてからは問題なかったし、満足してるよ。ミッドフィールドの次のクルマより12秒ぐらい前でフィニッシュできたのは、僕たちのパッケージがこの週末しっかり機能していた証拠だと思う。すごく良い兆しだね。

Q:2戦連続の好結果ですね。少し前まではトラブル続きでしたが、今回のようなパフォーマンスは今後への大きな励みになりますね?
アレクサンダー・アルボン: うん、そう思う。現実的に言って、もし全部のレースをちゃんと完走できていたら、毎戦ポイントを取れていたと思うんだ。
それってすごく価値のあることだよ。つまり、クルマの基本性能が一貫してるってことだし、どこかでたまたま調子がいいって感じじゃない。今の僕たちはミッドフィールドの中で一番安定してると思うし、どの週末でも「完走できればポイントが取れる」と思える。以前あった問題に対しても、うまく抑え込めているし、これからまたいい流れに乗っていけると思うよ。
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