セバスチャン・ベッテル、マレーシアGPで10グリッド降格
2009年3月30日

セバスチャン・ベッテルは、オーストラリアGP決勝レースで野おり3周に彼をアウトからオーバーテイクしようとしたロバート・クビサ(BMWザウバー)と衝突。
その後、両者はリタイアせざるを得なかった。
F1開幕戦オーストラリアGP決勝 (ドライバーコメント)
2009年3月30日

2009 FORMULA 1 ING AUSTRALIAN GRAND PRIX (Melbourne)
※レース後、3位だったヤルノ・トゥルーリに25秒加算ペナルティが下され、トゥルーリは12位に降着。ルイス・ハミルトンが3位に、以下、セバスチャン・ブルデーまでがポイント圏内で1つずつ順位をあげた。
トヨタ:トゥルーリへの裁定を控訴 (F1オーストラリアGP)
2009年3月30日

しかし、レース後、セーフティカー中にルイス・ハミルトン(マクラーレン)をオーバーテイクしたとして、トゥルーリに25秒加算ペナルティが下され、トゥルーリは12位に後退。グロックは4位に繰り上がった。
予選ではリアウイングが規約違反と判断され失格処分となりピットレーンからスタートすることになったトヨタ。レースでは最後尾からスタートにもかかわらず、見事な追い上げをみせたが、レース後に再び厳しい裁定がトヨタを待ち受けていた。
ブラウンGP:歴史的なワン・ツー・フィニッシュ! (F1オーストラリアGP)
2009年3月30日

ホンダのF1撤退により、一時は存続さえ危ぶまれたチームがとんでも偉業を成し遂げた。
ポールポジションからスタートしたジェンソン・バトンは、スタートから抜群の速さで抜け出し、2度のセーフティカーにも関わらず、危なげない走りで2009年のF1初優勝を手にした。
マクラーレン:ハミルトンが繰り上げ3位に (F1オーストラリアGP)
2009年3月30日

ギアボックス交換により18番グリッドからスタートしたハミルトンだが、序盤から素晴らしいオーバーテイクをみせ、4位でフィニッシュ。
レース後、3位だったヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)に25秒加算ペネルティが下されたことで、ハミルトンは3位に繰り上がり、6ポイントを手にした。
フェラーリ:失意のダブルリタイア (F1オーストラリアGP)
2009年3月29日

キミ・ライコネン (16位)
「壁にぶつかったのは僕のミスだ。後半に起こったことを考えれば、僕は2位でフィニッシュできたかもしれないので残念だ。僕たちは貴重なポイントを失ったけど、マレーシアですぐに取り戻したいと思っている。このサーキットはあまりパフォーマンスを示さないので、マレーシアではもっとはっきりとした勢力図がわかるだろう。KERSはスタートではうまく機能したけど、それ以上はあまり使う余地がなかった。アドバンテージを得られると思えなければ、使わないだろう。主な問題はタイヤの管理にあることは確かだ。でも、僕たちは全体的なパフォーマンスも改善する必要があると思う」
ヤルノ・トゥルーリ、25秒加算ペナルティでポイント圏外
2009年3月29日

この決定により、トゥルーリは3位から12位となり、ポイントを逃した。
問題のシーンは、レース終盤中のセーフティカー導入時に起きた。トゥルーリは自らのミスによりコースアウトし、その間にルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトゥルーリの前に出た。しかし、トゥルーリはセーフティカー導入時にも関わらず、ルイス・ハミルトンを抜き返してしまった。
ルノー:アロンソ「KERSは期待はずれ」 (F1オーストラリアGP)
2009年3月29日

ターン1での混乱に巻き込まれる形で順位を落としたアロンソは、後方でレースを戦うことになった。しかし、事故やセーフティカーに助けられ、アロンソはポイント圏内の6位でレースを終えた。
KERSの効果に期待していたアロンソだが、レース後はKERSがそれほど有効ではなかったことを明らかにした。
レッドブル:ベッテル 「僕が愚かだった」 (F1オーストラリアGP)
2009年3月29日

2番手からスタートし、終盤まで2位をキープしていたセバスチャンベッテル。しかし、ソフトタイヤを履いていたベッテルはグリップに苦しみ、後ろのロバート・クビサ(BMWザウバー)の猛追に遭うことに。
そして残り3周。コーナーでクビサに並ばれたベッテルは、強引にインを突きクビサと接触。ともにフロントウイングにダメージを終え、コース脇にマシンを止めた。