ウィリアムズ:トルコGP ニコ・ロズベルグが8位入賞

2008年5月12日
接触で破損した中嶋一貴のマシン(ウィリアムズ)
ウィリアムズは、トルコGP決勝で、ニコ・ロズベルグが8位、中嶋一貴はリタイアに終わった。

11番手からスタートしたニコ・ロズベルグは、素晴らしい走りで8位入賞。チームに貴重なポイントをもたらした。

中嶋一貴は、オープンニングラップの1コーナーで、不運にもジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)に後ろから衝突されてマシンを破損。今季初のリタイアとなった。

トロ・ロッソ:トルコGP ベッテルが今季初完走

2008年5月12日
今季初完走をとげたセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)
トロ・ロッソは、トルコGP決勝でセバスチャン・ベッテルが17位、セバスチャン・ブルデーはリタイアに終わった。

STR2Bでの最後のレースとなるトロ・ロッソ。これまで完走のなかったベッテルは、オープニングラップでのパンク、燃料リグの故障で順位を落としたが、5戦目にして初完走を遂げた。

一方、セナスチャン・ボーデは、スタートで順位を上げたが、中盤にマシントラブルが発生し、スピン。グラベルの中でレースを終えた。

フォース・インディア:トルコGP スーティルが16位完走

2008年5月12日
1コーナーでクラッシュしたジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)
フォース・インディアは、トルコGP決勝で、エイドリアン・スーティルが19位、ジャンカルロ・フィジケラは1コーナーでクラッシュし、リタイアした。

グリッドの最後尾からのスタートとなったフォース・インディア勢。フィジケラはスタート直後の1コーナーで止まりきれず、中嶋一貴(ウィリアムズ)に衝突。マシンは、中嶋を飛び越えてコースオフした。

エイドリアン・スーティルは、オープニングラップの接触し、フロントウィングを破損。後方でのレースとなったが、セバスチャン・ベッテルを抑え、16位でフィニッシュした。

F1第5戦トルコGP 決勝:マッサが3年連続のポール・トゥ・ウィン

2008年5月11日
F1トルコGP マッサが優勝(画像)
2008年F1第5戦 トルコGPの決勝レースが11日(日)、イスタンブール・パーク・サーキットで開催された。

優勝はフェラーリのフェリペ・マッサ。序盤はルイス・ハミルトン(マクラーレン)と接戦ではあったが、終盤は危なげないレースでトルコGPで3年連続でポール・トゥ・ウィンでの優勝を果たした。

中嶋一貴、1コーナーの接触で無念のリタイア

2008年5月11日
中嶋一貴は、不運のクラッシュでリタイア(画像)
中嶋一貴は、F1トルコGPの決勝レースで、無念のリタイアとなった。

16番手からスタートしたウィリアムズの中嶋一貴。スタート直後の1コーナーで、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)がブレーキングをミス。前を走る中嶋一貴に突っ込みクラッシュ。マシンは中嶋一貴の頭上を越えた。

F1第5戦:トルコGP予選 (ドライバーコメント)

2008年5月11日
2008年 F1トルコGP予選 ドライバーコメント

2008 FORMULA 1 Petrol Osifi Turkish Grand Prix


1位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「このサーキットで3連続でポールポジションを獲れてとても満足している。本当にモチベーションがあるし、明日のレースで再び同じことが出来たら素晴らしいね。このトラックでのドライブは最高だし楽しい。ターン8は特別だ。他よりもとてもタフではあるけどね。今日、マシンは素晴らしかったし、最大限を引き出せた。明日はグリッドの僕の周りの全てに気をつけなければならないだろう。トラックがどう進化して、温度がどう変わるかを考慮して、最高の方法でタイヤを管理することが重要になるだろう。Q2では少しトラフィックにはまったけど、Q3では2つのトラブルフリーなラップを行うことができた。」

2位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
「スペインでの事故の後の2週間はジェットコースターに乗っているようだった。そして、ここイスタンブールでフロントローからスタートすることには本当に満足している。昨日の最初のラップからマシンは快適に感じられたし、全てがスムーズにいった。Q3での2回目の走行で僕は可能な限りアタックした。そのラップは完全にクリーンで素晴らしかった。今週末のタイヤ選択はとても慎重を要する。僕はサーキットの汚れた側からスタートするけど、問題はないと思う。僕たちには明日のレースのために良い根拠がある。」

3位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「今日の3番手には完全には満足できない。もう少し速く走ることができたと思うし、最後の走行をハード側のブリヂストンタイヤで行ったのも正しいタイヤ選択ではなかった。Q1のラップは良かったし、Q2よりもマシンに良く作用していたと感じた。それがタイヤを決定した理由だ。最後のラップはどっちも良くなかったから、少しがっかりしている。でも前を見て、とても素晴らしい技術的なパッケージがあるし、明日は良い結果のために懸命にプッシュするつもりだ。フェラーリに接近していると思うけど、タフなレースになるだろう。このサーキットは多くのオーバーテイクのチャンスがある。観客やファンによって良いレースになるだろうね。」

フェラーリ:トルコGP予選 マッサが3年連続でポールポジション獲得

2008年5月11日
マッサが3年連続でポールポジション獲得(フェラーリ)
フェラーリは、F1 トルコGP予選でフェリペ・マッサがポールポジションを獲得。キミ・ライコネンは4番手だった。

マッサにとって、トルコGPでのポールポジションは3年連続となる。Q1では、今週末のトップとなる1分25秒994を記録など、トルコのサーキットとの相性は良さそうだ。

一方、ライコネンはQ3の最終コーナーでミスをし、明日は4番手からのスタートとなる。

マクラーレン:トルコGP予選 コバライネンが2番手

2008年5月11日
ヘイキ・コバラインがフロントローを獲得(マクラーレン)
マクラーレンは、F1 トルコGP予選でヘイキ・コバライネンが2番手、ルイス・ハミルトンは3番手だった。

スペインGPで大事故を起こしたコバライネンだったが、その影響を微塵も感じさせることなく、見事、フロントローを獲得した。

ハミルトンは、Q3の最終アタックでハードタイヤを選択した。しかし、うまく作用せず、3番手に終わった。

レッドブル:トルコGP予選 ウェバーが6番手

2008年5月11日
マーク・ウェバーが6番手を獲得(レッドブル)
レッドブルは、F1 トルコGP予選でマーク・ウェバーが6番手、デビッド・クルサードは10番手だった。

前戦に続き、ここトルコでも力強さをみせたレッドブル。マーク・ウェバーは、アロンソ(ルノー)を抑えて6番手グリッドを獲得。フェラーリ、マクラーレン、BMWに次ぐ“第4のチーム”の座を狙い、混戦の中団グループの戦いに挑む。
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