スーパーアグリ、チーム存続を賭け30日にホンダと最終会談
2008年4月29日
なんとかスペインGPへ参戦したスーパーアグリだが、それが最後のレースとなる可能性が出てきた。スーパーアグリは、30日にホンダと最終会談を行うとされている。
新たなスポンサーを見つけられずにいるスーパーアグリ。ホンダには約1億ドル(約106億円)もの借金があるとされ、スペインGPの参戦費用(約3億円)もホンダが肩代わりしたらしい。このまま資本提携先が見つからない場合、ホンダが支援を打ち切る可能性は高い。ホンダが支援打ち切りは、スーパーアグリの消滅を意味する。
新たなスポンサーを見つけられずにいるスーパーアグリ。ホンダには約1億ドル(約106億円)もの借金があるとされ、スペインGPの参戦費用(約3億円)もホンダが肩代わりしたらしい。このまま資本提携先が見つからない場合、ホンダが支援を打ち切る可能性は高い。ホンダが支援打ち切りは、スーパーアグリの消滅を意味する。
ホンダ、今後スーパーアグリへの1戦ごとの支援はせず
2008年4月29日
ホンダは、スーパーアグリに対するトルコGPへの支援を否定した。
これまで、技術支援をはじめ、スーパーアグリに様々な支援を行ってきたホンダ。スペインGPではスーパアグリの参戦のために約200万ユーロ(約3億円)の費用を投じたとされる。しかし、今後はスーパーアグリに対して1戦単位での支援は行わない方針であることが明らかになった。
これまで、技術支援をはじめ、スーパーアグリに様々な支援を行ってきたホンダ。スペインGPではスーパアグリの参戦のために約200万ユーロ(約3億円)の費用を投じたとされる。しかし、今後はスーパーアグリに対して1戦単位での支援は行わない方針であることが明らかになった。
コバライネン、事故後のコメント
2008年4月29日
スペインGPで大クラッシュを起こし、現在、スペインの病院に入院中のヘイキ・コバライネンが、コメントを発表した。
「少し頭痛がして、首が痛いけど、それ以外は気分がいいし、大丈夫だよ。できるだけ早く良くなって、トルコGPのレースに出られるようにFIAのメディカルチェックをパスしたいね。事故のことやその後に起こったことはなにも覚えていないんだ。でも、サーキットの救急スタッフやFIAの医療チーム、そして病院のドクターなど、僕の世話をしてくれたみんなの努力に感謝したい。たくさんのメッセージをくれたみんなにもかりがとうを言いたい」
「少し頭痛がして、首が痛いけど、それ以外は気分がいいし、大丈夫だよ。できるだけ早く良くなって、トルコGPのレースに出られるようにFIAのメディカルチェックをパスしたいね。事故のことやその後に起こったことはなにも覚えていないんだ。でも、サーキットの救急スタッフやFIAの医療チーム、そして病院のドクターなど、僕の世話をしてくれたみんなの努力に感謝したい。たくさんのメッセージをくれたみんなにもかりがとうを言いたい」
F1第4戦:スペインGP決勝 (ドライバーコメント)
2008年4月28日
FORMULA 1 Gran Premio de Espana Telefonica 2008
1位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
「これ以上の勝利はないね!昨日はポールポジションし、今日は勝ち、フェリペ(マッサ)も2位だった。両チャンピオンシップをリードしたことにも、満足している。週末は全てが上手くいって、望んでいた通りの結果を得ることができた。簡単な勝利ではなかったけど、重要なのはチェッカーフラッグを受けたときに10ポイントを手にできたことだ。完璧なスタートではなかったけど、リードを保つには十分だったし、そのあとは状況をコントロールすることを試みた。2回のセーフティカー導入が少し複雑にしたのは確かだ。最初に築いリードが帳消しになったけど、僕たちは決してレースのリードを失うことはなかった。マシンのハンドリングはよても良くて、バランスも素晴らしかった。僕らはワールドチャンピオンシップをリードしているけど、手を緩めることはできないね。順位を落としてはいけない。ヘイキの事故?彼は大丈夫だとチームから連絡を受けた時はとても嬉しかったよ。最も重要なことだからね」
2位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「この8ポイントは非常に重要だ。2週間前にバーレーンGPで達成したような勝利は、常に可能というわけではないからね。僕は素晴らしいスタートをきって、アロンソをパスすることができ、キミにも接近することができた。チームメイトより前にピットストップすることはわかっていたから、彼の前に出ることはとても難しかった。だから、この状況でできる最高のことをして、自分自身とチームにとって価値のアルポイントを持ち帰ろうと考えたんだ。今年ドライバー補助装置が禁止されたけど、オーバーテイクはほぼ不可能だし、予選の結果と戦略がレース結果を決定する重要な要素になっているね。」
3位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「まず第一に、ヘイキ(・コバライネン)が大丈夫だと聞いて本当に嬉しく思う。レース中にバリアに突っ込んでいるマシンがいて、ヘイキだということを知らされた。すぐにチームはヘイキが無事であることを確認し、ロン(・デニス)が無線で教えてくれたとても安心したよ。レースでは、再び表彰台に戻れて良かったね。予選を終えて、難しいレースになるだろうとわかっていたから、3位でも嬉しいよ。スタートは良く、多くのトラクションを得ることがでたし、すぐにロバート(・クビサ)の右側に並ぶことができた。彼を抜くのは簡単ではないけど、なんとか彼をオーバーテイクすることができた。F3でのバトルを思い出したね。特に第2スティントと第3スティントでは激しくプッシュし、フェラーリについていこうとトライした。実際、トップのマシンとこんなにも接近してレースをフィニッシュできたことには嬉しい驚きだね。F1にとって素晴らしいことだ。僕たちは今日、素晴らしい仕事をしけど、改善しなければならない部分はある。でも、僕たちが比較的フェラーリと接近していることがわかって良かったよ。トルコGPではヘイキがいつもどおりに元気に復帰してくれることを楽しみにしているよ」
キミ・ライコネン、圧倒的な走りで今季2勝目
2008年4月28日
フェラーリのキミ・ライコネンは、完璧な走りでスペインGPを制した。
ポールポジションからスタートしたライコネンは、スタートからリードを奪い、圧倒的なペースでレースを支配。第1スティントでは、チームメイトのフェリペ・マッサよりも重い燃料にも関わらず、リードを広げた。セーフティカーによる影響も物ともせず、今季2勝目をあげた。
ポールポジションからスタートしたライコネンは、スタートからリードを奪い、圧倒的なペースでレースを支配。第1スティントでは、チームメイトのフェリペ・マッサよりも重い燃料にも関わらず、リードを広げた。セーフティカーによる影響も物ともせず、今季2勝目をあげた。
フェリペ・マッサ、フェラーリに貴重な8ポイントをもたらす
2008年4月28日
フェラーリのフェリペ・マッサは、スペインGPを2位でフィニッシュ。バーレーンGPに次ぐ、ワン・ツーフィニッシュをフェラーリにもたらした。
3番手からスタートしたマッサは、スタートでフェルナンド・アロンソをかわし、2位に浮上。トップを走るキミ・ライコネンには及ばなかったが、後続を引き離すレース展開で2位表彰台を獲得。
前戦バーレーンGPに次ぐワン・ツー・フィニッシュをチームにもたらし、コンストラクターズランキング首位に大きく貢献した。
3番手からスタートしたマッサは、スタートでフェルナンド・アロンソをかわし、2位に浮上。トップを走るキミ・ライコネンには及ばなかったが、後続を引き離すレース展開で2位表彰台を獲得。
前戦バーレーンGPに次ぐワン・ツー・フィニッシュをチームにもたらし、コンストラクターズランキング首位に大きく貢献した。
ルイス・ハミルトン、「表彰台に戻れて嬉しい」
2008年4月28日
マクラーレンのルイス・ハミルトンは、スペインGPを3位表彰台を獲得した。
5番手からスタートしたルイス・ハミルトンだったが、スタートをロバート・クビサをかわして4位に浮上。その後、ピットストップのタイミングを含め、クビサとの接戦になったが、それを制し、見事3位表彰台を獲得した。
5番手からスタートしたルイス・ハミルトンだったが、スタートをロバート・クビサをかわして4位に浮上。その後、ピットストップのタイミングを含め、クビサとの接戦になったが、それを制し、見事3位表彰台を獲得した。
フェルナンド・アロンソ、エンジンブローで無念のリタイア
2008年4月28日
ルノーのフェルナンド・アロンソは、母国グランプリであるスペインGPをエンジンブローによるリタイアで終えた。
予選でスーパーラップをみせ、2番手からスタートしたアロンソ。しかしスタートでマッサに先行を許し、序盤は3番手でレースを進める。
軽い燃料での戦略だったため、アロンソは全ドライバー中で1番にピットイン。だが、セーフティカー導入も味方し、5番手でレースを進めていたが、34周目にエンジンブローにより無念のリタイア。
予選でスーパーラップをみせ、2番手からスタートしたアロンソ。しかしスタートでマッサに先行を許し、序盤は3番手でレースを進める。
軽い燃料での戦略だったため、アロンソは全ドライバー中で1番にピットイン。だが、セーフティカー導入も味方し、5番手でレースを進めていたが、34周目にエンジンブローにより無念のリタイア。
コバライネン、脳しんとう以外に怪我はなし
2008年4月28日
F1スペインGPで大クラッシュを起こしたヘイキ・コバライネンだが、脳しんとう以外に怪我はなかったようだ。
コバライネンは、200km/h以上のスピードで通過する高速コーナーのターン9で、左フロントホイールが破損し、減速することなくタイヤバリアに激突。大事故となり、安否が心配されていたが、脳しんとう以外の怪我はおっていないとのことだ。
コバライネンは、200km/h以上のスピードで通過する高速コーナーのターン9で、左フロントホイールが破損し、減速することなくタイヤバリアに激突。大事故となり、安否が心配されていたが、脳しんとう以外の怪我はおっていないとのことだ。