FOTA、元ホンダF1チームの名称変更に同意

2009年1月9日
ホンダ・レーシングF1チーム
全F1チームからなる組織FOTAは8日、ヒースロー空港にて会議を実施。今後、撤退を発表したホンダ・レーシングF1チームが自由に変更できることに合意した。

会議では、さらなるコスト削減などが話し合われ、元ホンダF1チームの上層部も参加した。

FOTAは共同プレスリリースの中で、「現在ホンダとして知られている参戦チームを支援し、いかなる名称変更にも同意する」ことを明らかにした。

トロ・ロッソ、2009年のドライバー決定に期限を設けず

2009年1月9日
トロ・ロッソ
トロ・ロッソは、2009年のドライバー発表に関する最終期限は設けていないことを強調している。

F1からの撤退を発表した元ホンダF1を除けば、トロ・ロッソのみが2009年シーズンのドライバーを発表していない。

シートのひとつはスイス人のルーキーであるセバスチャン・ブエミが獲得することは確実視されている。もうひとつのシートに関しては、クリスマス前のテストで、セバスチャン・ブエミと佐藤琢磨が事実上の争いをみせている。

デビッド・リチャーズ、ホンダF1買収を断念

2009年1月9日
デビッド・リチャーズ
デビッド・リチャーズは、ホンダF1チームの買収を断念したようだ。

プロドライブの会長であるデビッド・リチャーズは、12月のホンダF1撤退を受け、ホンダF1チームの買収の衆力候補として名前が挙がっていた。

しかし、買収にむけ、クウェートのスポンサー候補やホンダF1のニック・フライおよびロス・ブラウンと交渉していたとされるデビッド・リチャーズは、交渉から正式に手を引いたと語った。

マックス・モズレー、F1チームとKERSについての議論を望む

2009年1月9日
KERSシステムの未来は?
FIA会長マックス・モズレーは、KERSが莫大な費用を招くことなく、きちんと開発されるために、KERSの将来をF1チームと議論することを望んでいる。

KERSは、来年からF1に導入される。しかし、チームはKERSの開発に苦戦しており、どれだけのチームが開幕戦までにKERSを準備できるかは不明である。

またKERSの開発は、F1チームに莫大な開発費をもたらしており、チームのいくつかはKERSの準備に6000万ドルを費やしているとも言われている。

キミ・ライコネン、北極圏ラリーに参加

2009年1月9日
キミ・ライコネン
キミ・ライコネンとミカ・ハッキネンが、今月フィンランドで有名な北極圏ラリーに参加するという。

ライコネンにとって、北極圏ラリーは初参加。ライコネンは、フィアット アバルトS2000に乗る予定。

一方、1998年および1999年のF1チャンピオンであるミカ・ハッキネンは以前もラリーに参戦しており、今回は三菱ランサーのステアリングを握るという。

FIA、可変空力デバイスの許可を検討

2009年1月8日
フレキシブルウイングを許可?
FIAは、ショーを改善するためにF1での可変空力デバイスの使用を許可する準備を進めている。

オーバーテイクをより容易にするため、今年、テクニカルレギュレーションの改訂が行われるが、FIA会長のマックス・モズレーは、状況を整理するためには、より根本的な処置が必要になるかもしれないと考えている。

モズレーは、リバースグリッドやメダル制よりもテクニカルレギュレーションの調整の方が賢いと提案している。

元ホンダF1チーム、売却先を12候補に絞り込む

2009年1月8日
元ホンダF1チーム
元ホンダF1チームが、チーム買収に興味を持つ12の候補のうちのどこと交渉を進めるかについて東京で本田技研工業と議論中であることが明らかになった。

チーム買収に興味を持つ候補者はごく少数だと思われていたが、ホンダ・レーシングのCEOであるニック・フライは、より多くの打診があることを明らかにした。

「現時点で非常にポジティブだと考えている。初めは多くの関心があった。おそらく30以上のグループが我々のところへ来た」

ブリヂストン、スリックタイヤのデグラデーション問題を楽観視

2009年1月8日
ブリヂストン F1 スリックタイヤ
ブリヂストンは、新しいスリックタイヤの初期テストでリアの慢性的なデグラデーションについて不満が出ているが、チームは彼らのマシンでのスリックタイヤのセッティングにすぐに対応できるだろうと考えている。

スリックタイヤへの変更は、タイヤの寸法の変化だけでだけではなく、フロントの接地面がリアよりも増加し、オーバーステアが増加するという症状を引き起こしている。

クリスチャン・ホーナー 「コスト削減はレッドブルに有利」

2009年1月8日
クリスチャン・ホーナー レッドブル チーム代表
レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、最近F1に導入されたコスト削減が、レッドブルが順位を上げるのに役立つと考えている。

レッドブル・レーシングは、オーナーであるディートリッヒ・マテシッツから十分な資金を提供されているが、ホーナーは開発リソースに関しては自動車メーカーのライバルに比べると不利だと考えている。

しかし、ホーナーは、先月FOTAとFIAが同意した風洞の使用制限などのコスト削減が、レッドブル・レーシングのようなチームに競争力のバランスで有利に変化することを期待している。
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