角田裕毅 F1ベルギーGPの予選7番手はレッドブル移籍後の最高位

第3戦日本GPからリアム・ローソンに代わってレッドブル・レーシングに加入した角田裕毅。同チームでのこれまでの最高位は第5戦サウジアラビアGPでの8番手だった。
スプリントフォーマットで開催されているベルギーGPでは、スプリント後にパルクフェルメが解除され、マシンに手を加えることが可能に。このタイミングでレッドブルは角田裕毅のRB21に新しいフロアを投入。
このフロアは現在マックス・フェルスタッペンに搭載されている最新バージョンではないが、それに限りなく近い仕様だという。とは言え、これまで「2段階遅れ」のパッケージで走っていた角田裕毅のマシンにとっては大きな進歩だ。
新品ソフトを5セット残して予選に挑んだ角田裕毅。Q1で1分41秒840をマークして13番手で通するとQ2では1分41秒254で5番手タイムをマーク。Q3進出は第6戦マイアミGP(10番手)以来、7戦ぶりとなる。今季ではレーシングブルズ時代の2回を合わせて6回目のQ3進出となる。
Q3では1分41秒284とQ2タイムを上回ることはできなかったが、レーシングブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソンを上回った。4番手のマックス・フェルスタッペンとの差は0.381秒だった。スパ・フランコルシャンでの自己ベスト予選順位も更新。これまでの最高は2023年の11番手だった
レッドブル・レーシング創設以来チーム代表を務めてきたクリスチャン・ホーナーが解任され、ローラン・メキース新体制での初陣となったベルギーGP。久々のダブル入賞が見えてきた

第1戦 オーストラリアGP
予選:5番手(Q3)
タイム:1:15.670(ポール差+0.574)
第2戦 中国GP
予選:9番手(Q3)
タイム:1:31.638(ポール差+0.997)
第3戦 日本GP
予選:15番手(Q2)
タイム:1:28.000(ポール差+1.017)
第4戦 バーレーンGP
予選:10番手(Q3)
タイム:1:31.303(ポール差+1.462)
第5戦 サウジアラビアGP
予選:8番手(Q3)
タイム:1:28.204(ポール差+0.910)
第6戦 マイアミGP
予選:10番手(Q3)
タイム:1:26.943(ポール差+0.739)
第7戦 エミリア・ロマーニャGP
予選:ノークラスタイム(PL扱い)
タイム:不明(ポール差不明)
第8戦 モナコGP
予選:12番手(Q2)
タイム:1:11.415(ポール差+1.461)
第9戦 スペインGP
予選:20番手(Q1敗退)
タイム:1:13.385(ポール差+1.839)
第10戦 カナダGP
予選:11番手(Q2)
タイム:1:12.102(ポール差+1.203)
第11戦 オーストリアGP
予選:18番手(Q1敗退)
タイム:1:05.369(ポール差+1.398)
第12戦 イギリスGP
予選:12番手(Q2)
タイム:1:25.826(ポール差+0.934)
第13戦 ベルギーGP
予選:7番手(Q3)
タイム:1:41.284(ポール差+0.722)
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