ロマン・グロージャン、F1復帰を諦めず
2010年5月3日

2009年シーズン途中にネルソン・ピケJr.の後任としてGP2からF1に昇格したロマン・グロージャン。
しかし、テストなしでの途中参戦、シンガポールGPでのクラッシュゲートに揺れていたチーム状態、さらにルノーは2010年マシンの開発に焦点を移していたこともあり、成功を収めることはできなかった。
メルセデスGP 「スペインGPは開発プログラムの第一歩」
2010年5月3日

「ヨーロッパシーズンのスタートは、マシンに大幅な変更を施す最初の機会であり、スペインGPはMGP W01のための我々の開発プログラムの第一歩となる」とロス・ブラウンは語る。
2010年からフロントタイヤが細くなったこともあり、今年のマシンであるMGP W01は、ホンダ時代からの特徴ともいえるアンダーステア傾向が顔を出している。
ロータス、スペインGPでの進歩に期待
2010年5月2日

ロータスは、シーズン序盤の4戦ではシンプルなマシンデザインでレースをしていたが、マイク・ガスコインは、多くの開発パーツを問うン通するスペインGPでは、パフォーマンスを大幅に改善させて、ライバルとの差を縮められると考えている。
ザウバー、Fダクトの進化に取り組む
2010年5月2日

ザウバーは、マクラーレンが搭載したFダクトを真っ先にコピーし、第2戦オーストラリアGPからテストを開始したが、レースではまだ使用していない。
ジェームス・キーは、上位に近づくためにアップデートを投入するバルセロナで改良版のFダクトを走らせるつもりだとコメントしている。
フェラーリ、Fダクトをヴァイラノでテスト
2010年5月2日

2010年に許可されている4日間の空力テストを利用して、フェラーリはFダクトの改良版をテスト。
テスト兼リザーブドライバーを務めるジャンカルロ・フィジケラが、風洞でテストが行われてきた“management system for the blown rear wing”を装着したF10での走行を行った。
レッドブル、スペインGPではFダクトを投入せず
2010年5月2日

レッドブルは、マクラーレンが今シーズンから投入したFダクトに取り組んでいることを認めており、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、アイスランドの火山噴火でヨーロッパへ戻るフライトが延期された際、「ヨーロッパへ早く帰れるなら」バルセロナで使用する準備ができるだろうと語っていた。
佐藤琢磨 「完走できず残念」 (インディカー第5戦)
2010年5月2日

佐藤は、初めてのオーバルレースとは思えない目覚しい走りを見せていた。スタート直後はタービュランスに戸惑い気味で17位までポジションダウンしたが、そこからはどんどんポジションを上げ、トップ5さえ狙える6位にまで浮上していた。
しかし、186周目のリスタートで佐藤琢磨は武藤英紀と接触。2台はフロントストレートでクラッシュし、そろってリタイアとなった。
武藤英紀 「行き場がなかった」 (インディカー第5戦)
2010年5月2日

4番手からスタートした武藤英紀は、ダウンフォースを少なくするセッティングだったためにレース序盤は順位を落としたが、レースが安定してくるとスピードを上げ、ポジションを上げていった。レースの折り返し点を越えた後の122周目、フルコースコーション中にほぼ全車がピットストップを行うと、武藤のポジションは6位から4位へ上がった。その後、燃費のよかったカストロネベスが武藤の前へと出たため、武藤は5位につけて、表彰台を狙える位置でレース終盤を迎えた。
佐藤琢磨と武藤英紀、日本人同士の接触でリタイア (インディカー第5戦)
2010年5月2日

11番手からスタートした佐藤琢磨は、初のオーバルレースで7番手まで順位をあげる力強い走りを見せていたが、リスタート直後の186周目に前を走行していた武藤英紀と接触。両車はウォールにヒットし、日本人同士の接触という残念なカタチでレースを終えた。