ヘイキ・コバライネン
マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュは、ヘイキ・コバライネンが来年のシートを確保するために結果を改善させなければならないことを認識していると語る。

マクラーレンが改善を続け、ルイス・ハミルトンがハンガリーGPで今季初優勝を遂げた一方で、コバライネンは今シーズン、5度のリタイアと3度のポイントフィニッシュという結果に終わり、ドライバーズラインキングで12位と苦しんでいる。

「ヘイキは、チームプレイヤーとして素晴らしい仕事をしている」とメディア向けの電話会談に参加したマーティン・ウィットマーシュは語る。

「彼自身の評価によれば、望んでいたレースはしていないし、我々も今年は彼と同じだ。彼は今ファクトリーにいるので、この電話の前に3分ほど彼とその話題について話していた」

「彼は懸命に働いている。しかし、我々が来年のドライバーラインナップを固めていないというのは真実だ。我々の多くがヘイキが今年良い結果を出すのを見たいと思っているし、それが我々と一緒に残ることを確実にするだろう。それが我々の望みであり、今週末のバレンシアでの彼の目標は勝つことだ。彼には今週末のレースに能力がある」

「彼は予選がうまいし、何度か良い予選タイムを出している。彼は予選をうまくやって、今回のレースに勝つ能力がある。それが彼が集中することだし、彼と話したことだ。そのあと日曜日の午後には彼はスパについて考え始める。それが彼に集中して欲しいことだ。すべて空論ではない」

またウィットマーシュは、マクラーレンが、コバライネンの後任としてBMWザウバーのニック・ハイドフェルド、ウィリアムズのニコ・ロズベルグ、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルを含むドイツ人ドライバーと交渉を行っているとの噂を否定した。

「憶測とは逆で、我々は現時点でチーム外のドライバーとは交渉していない。国籍に関しては、マーケティング的に国籍はより好都合なのは間違いない。しかし、マクラーレンは、シーズンごとにマシンに乗せられる2人のベストドライバーを載せるという戦略とポリシーを続けると思っているし、それが我々が続けることだ」

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カテゴリー: F1 / ヘイキ・コバライネン / マクラーレンF1チーム