F1ヘレス合同テスト3日目:ハイメ・アルグエルスアリがトップタイム

2010年2月13日
F1ヘレス合同テスト 3日目
F1ヘレス合同テストが12日(金)、スペインのヘレスサーキットで3日目を迎えた。

3日目もヘレスの天候は優れず、サーキットには雨が降り注ぎ、大部分のチームが早めにセッションを切り上げることになった。

この日のトップタイムは、トロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリが記録した1分19秒919。このタイムは、まだトラックがドライだった最初の1時間に記録されたものだ。

フェルナンド・アロンソ、F10の信頼性に満足

2010年2月13日
フェルナンド・アロンソ フェラーリF10
フェルナンド・アロンソは、ヘレスでの2日間の任務を終え、F10への印象を語った。

「今日は、異なるコンディションにおけるマシンの挙動を把握することに力を入れた」とアロンソはコメント。

「予選では燃料はほとんど入れずに走り、決勝では燃料を満タンにしてスタートするので、そのどちらの状況にも適応するセットアップを見つけることが非常に重要だ。この2日間のテストにはとても満足している。長距離を走行してもマシンの信頼性に関する問題が何も起きなかったので、とても嬉しく思っている」

ティモ・グロック ヘルメット (2010年)

2010年2月12日
ティモ・グロック ヘルメット
ティモ・グロックの2010年のヘルメット。ヴァージン・レーシングに移籍した今年、グロックはヘルメットデザインを一新。ゴールドのミラーカラーリングにヴァージン・レーシングのイメージカラーであるブラックとレッドを配したゴージャスなデザイン。サイドには「GLOCKDOG」のキャラクターが入れられ、背面ではトランプでカーナンバー24を表現。アライ製。

ルーカス・ディ・グラッシ ヘルメット (2010年)

2010年2月12日
ルーカス・ディ・グラッシ ヘルメット
ルーカス・ディ・グラッシの2010年のヘルメット。ブラジル国旗を思わせるグリーンとブルーにイエローのラインのカラーリングにヴァージン・レーシングのイメージカラーであるブラックを追加。額にはスポンサーであるロシアのスポーツカーメーカー「マルシャ」のロゴが入れられている。アライ製。

ニック・ハイドフェルド 「リザーブドライバーに後悔はない」

2010年2月12日
ニック・ハイドフェルド
ニック・ハイドフェルドは、再びF1に復帰するためにメルセデスGPでのリザーブドライバーの経験を生かすつもりだと語る。

メルセデスGPのレースドライバー候補に挙げられていたニック・ハイドフェルドだが、ミハエル・シューマッハのF1決定によって、新しい役割を受け入れなければならなくなった。

シューマッハとチームを組むことは利益になるかと質問されたハイドフェルドは「その通りだ」とコメント。

ニコ・ヒュルケンベルグ 「コスワースのエンジンはトヨタより優れている」

2010年2月12日
ニコ・ヒュルケンベルグ 「コスワースのエンジンはトヨタより優れている」
ニコ・ヒュルケンベルグは、コスワースエンジンの方がトヨタエンジンよりも「強力」で「優れている」と語る。

ウィリアムズは、今年からコスワース製エンジンに変更。コスワースは、ヴァージン、ロータス、カンポス、USF1にもエンジンを供給する。

ニコ・ヒュルケンベルグは、2009年にウィリアムズのテストドライバーを務めており、トヨタとコスワースの両方のエンジンを経験している。

ロバート・クビサ 「R30はセットアップの幅が広い」

2010年2月12日
ロバート・クビサ
ロバート・クビサは、すでにルノーでの新しい環境に慣れていると語る。

クビサは、ルノーに加入してからチームとの関係を築くのに費やした時間が、テストに真剣に取り組むことの助けになったと語る。

「今はもう気軽に感じているよ。チーム側では、話し合いや議論をして、出来る限りお互いを理解できるようにかなり長い時間を費やした」

レッドブル RB6 新車発表(動画)

2010年2月12日
レッドブル RB6
レッドブル RB6の発表会の模様が公開された。

レッドブルはヘレステスト初日の10(水)、セッションが始まる前にピットレーンで2010年F1マシン「RB6」を発表。2010年も引き続きドライバーを務めるセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーがRB6のアンベールを行った。

その後、マーク・ウェバーがRB6の初走行を担当。ウェット路面のなか、47周目にオイル漏れによって停止。初日は50周の走行に留まった。

小林可夢偉 「常に表彰台を狙えるポジションにいたい」

2010年2月12日
小林可夢偉
小林可夢偉は、ザウバーがどこにいるかはまだわからないが、2010年に表彰台を狙える可能性はあると信じている。

ザウバーは前回のヘレステストでフェラーリに次ぐパフォーマンスをみせており、小林可夢偉はヘレステスト2日目に最終ラップでトップタイムを記録した。

小林可夢偉は、まだ経験が浅いため優勝できるは思ってはいないが、ビッグチームがぐらついたときに表彰台を奪い取れるポジションにいたいと語る。
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