ホンダ:F1日本GP 現場レポート

2018年10月12日
F1 ホンダF1 日本グランプリ
ホンダにとってホームグランプリとなる日本GP。30回目の記念大会となった今回は、前週のロシアGPからの連戦となった。ドライバー2人とトロロッソのチーム代表フランツ・トストは、火曜(10/2)の到着直後からホンダのファクトリーを訪問。ホンダ F1の拠点であるHRD Sakuraや、量産車の開発拠点である栃木研究所、鈴鹿製作所など、木曜までの2日半で計5拠点を訪れた。非常に忙しい日程になったものの、多くのホンダの従業員らから熱烈な歓迎と声援を受けるかたちとなった。

ピエール・ガスリー 「トロロッソのF1マシンはほぼ開幕戦仕様のまま」

2018年10月12日
F1 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、チームはアップデート不足と投入したパーツの理解に苦しんでいることで、STR13は事実上、開幕戦仕様から変化していないと語る。

トロロッソ・ホンダは、第2戦バーレーンGPでピエール・ガスリーが4位入賞を果たすなど好成績を残す一方で、トラブルによってノーポイントのレースが続くなど、複雑なシーズンを過ごしている。

カルロス・サインツ 「マクラーレンは今年で底を打ったと思う」

2018年10月12日
F1 カルロス・サインツ マクラーレン
カルロス・サインツは、2019年にマクラーレンが競争力を取り戻すことができると自信をみせている。

今シーズン限りでF1を引退するフェルナンド・アロンソのマネージャーを務めるフラビオ・ブリアトーレは、かつての偉大な英国チームであるマクラーレンのマシンは“何年にもわたって悲劇的”だったと語っている。

「セバスチャン・ベッテルはアプローチを間違えた」とブリアトーレ

2018年10月11日
F1 セバスチャン・ベッテル
セバスチャン・ベッテルは、2018年のF1世界選手権へのアプローチを誤った。そう語るのは元ルノーのF1チーム代表のフラビオ・ブリアトーレだ。

今年、フェラーリとセバスチャン・ベッテルは、優れたマシンを得ているにも関わらず、重要な局面でミスを多発したことでメルセデスとルイス・ハミルトンに大きく差をつけられ、母国イタリアから激しい批判を浴びせられてる。

パスカル・ウェーレイン、F1復帰に賭けてフォーミュラEのオファーを辞退

2018年10月11日
F1 パスカル・ウェーレイン
パスカル・ウェーレインは、F1復帰に焦点を当てており、フォーミュラEでのメルセデスの長期契約のオファーを辞退したことをHWAのチーム代表であるウルリッヒ・フリッツは明かした。ウェーレインはトロロッソ・ホンダのドライバー候補に挙げられてる。

元マノーとザウバーのF1ドライバーであるパスカル・ウェーレインは、HWAでフォーミュラEのマシンをテストしており、メルセデスが2019/20のワークス参戦前に先駆けてサポートする同チームから来期のフォーミュラEに参戦すると考えられていた。

フェルナンド・アロンソ 「ベスト・オブ・ザ・レスト争いに興味はない」

2018年10月11日
F1 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
フェルナンド・アロンソは、3強チーム以外のトップである“ベスト・オブ・ザ・レスト”と呼ばれる7位を戦うことに興味はないとし、唯一の目標はコンストラクターズ選手権でマクラーレンがフォースインディアの前に留まることだと語る。

2018年のF1世界選手権、そして、フェルナンド・アロンソのF1キャリアは残り4戦となった。現在、フェルナンド・アロンソはドライバーズ選手権で50ポイントを獲得して10位につけている。

ニコ・ヒュルケンベルグ 「ルノーがトップ3に挑戦するには数年かかる」

2018年10月11日
F1 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノーF1
ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、自分自身は改善しているが、チームはまだ長期計画の“発展段階”になると考えている。

現在、ルノーはコンストラクターズ選手権で4位に位置しているが、メルセデス、フェラーリ、レッドブルからは大きく離されており、5位のハースには5ポイント差まで迫らっれている。

カルロス・サインツ 「ホンダにはQ3進出に必要なパワーがあった」

2018年10月11日
F1 カルロス・サインツ ホンダF1
カルロス・サインツは、ホンダが導入した“スペック3”エンジンが馬力面でルノーを上回ったことを示唆した。

F1日本GPの予選では、マックス・フェルスタッペンがルノーのF1エンジン勢で最速とある3番手タイムを記録。ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンから1.3秒遅れだったが、最後の走行は天候の影響を受けており、おそらくその差は0.7~0.8秒だと考えられる。

F1 | 2019年のポイントシステムの変更は合意に至らず

2018年10月11日
F1 国際自動車連盟
FIA(国際自動車連盟)のF1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、2019年にむけたF1ポイントシステムの変更がチーム間で合意に至らなかったことを明かした。

現在、F1チームとFIAとの間でポイントシステムの変更が協議されており、20位すべてにポイントを付与することが議論されているが、2019年には妥協案として10位から15位までに拡大する可能性が高いとされていた。
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