レッドブル・ホンダF1、メルセデスがDASを使用した場合は異議申し立て
レッドブルF1は、メルセデスが開幕戦オーストラリアGPでDAS(デュアル・アクシス・ステアリング)を使用した場合、異議申し立てを行う準備を整えている。

メルセデスは、2月のF1バルセロナテストでステアリングを前後させることによってフロントタイヤのトー角を変更する革新的なシステムを投入。このようなシステムは2021年のF1レギュレーションでは禁止されることが確認されている。

メルセデスがどのレースでDASシステムを使用するかは明らかになっていないが、レッドブルF1は、デバイスをさらに調査し、より明確にするためにFIAに正式に異議申し立てをする準備ができていると語る。

「我々にとって、システムはルールに準拠していない」とヘルムート・マルコは F1-insider.com に語った。

「メルセデスがメルボルンでシステムを使用した場合に抗議する」

すでにレッドブルF1は、メルセデスW11のリアブレーキダクトに関連する合法性をFIAに指摘。その結果、FIAは技術指令を発行し、メルセデスは土壇場でW11の変更を余儀なくされている。

また、F1-insider.com によると、ルノーがレーシング・ポイントF1チームのRP20の合法性に関して正式に異議申し立てを検討していると報道。RP20は昨年タイトルを獲得したメルセデスW10に酷似していることから“ピンク・メルセデス”と呼ばれている。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1マシン / メルセデスF1