ホンダF1 「ストフェルのPUは重大なトラブルではない」 / F1ロシアGP

2017年4月29日
ホンダ F1
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ロシアGP初日のフリー走行を振り返った。

長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「今日はポジティブとネガティブ、両方が入り混じった一日でした。バーレーンで多発したMGU-Hの問題については、今回のレースまでに対策を施したこともあり、フェルナンドにもストフェルにも発生することはありませんでした」

マクラーレン 「パワーユニットの部品交換を除けば実りの多い一日」

2017年4月29日
マクラーレン F1 ロシアGP
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1ロシアGP初日のフリー走行を振り返った。

「FP1とFP2の合間に5基目のMGU-Kとターボチャージャーを交換したことによって、ストフェルが日曜日のレースで15グリッド降格ペナルティを受けるのは、当然のことながら残念だ」とエリック・ブーリエはコメント。

ストフェル・バンドーン、パワーユニット交換で15グリッド降格

2017年4月28日
F1 ロシアGP マクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダのF1ロシアGPでホンダのパワーユニットにトラブルが発生。コンポーネントの交換により、決勝レースを最後尾からスタートすることが確実となった。

ストフェル・バンドーンは、フリー走行1回目の終了間際に「ノーパワー」と無線で訴えており、ホンダはフリー走行2回目にむけてパワーユニットを交換することを決断した。

フェルナンド・アロンソ、マクラーレン・ホンダ移籍を後悔?

2017年4月28日
フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ F1
フェルナンド・アロンソは、フェラーリを離れてマクラーレン・ホンダに加わったことに後悔はないと自分に言い聞かせているようだ。

フェラーリでの5年間でフェルナンド・アロンソは、タイトル争いに絡むも2位以上の結果を残せず、予定より2年早くにチームを離脱。2015年から新生マクラーレン・ホンダに移籍した。だが、マクラーレン・ホンダに競争力はなく、表彰台争いはおろか、2年間でわずか65ポイントしか獲得できていない。

マクラーレン 「ホンダの改善を待って崩壊するわけにはいかない」

2017年4月28日
マクラーレン ホンダ F1
マクラーレンは、ホンダのエンジンのパワー不足によってレースにならないとしても、シャシー側の開発を緩めるわけにはいかないと語る。

期待外れな2017年F1シーズンを切ったホンダは、現在、パワーユニットのアップデートに取り組んでいる。その一方で、マクラーレンも先週のバーレーンテストでいくつか異なるリアウィングを試すなど、積極的に開発プログラムを進めている。

「マクラーレン・ホンダはバーレーンがプレシーズンテストだった」

2017年4月28日
マクラーレン・ホンダ F1
マクラーレン・ホンダは、先週のバーレーンでのテストで“本来プレシーズンテストでやるべきだった作業”をやっていたとストフェル・バンドーンは認める。

ホンダは2017年に新型エンジンを導入して大きな前進を狙ったが、信頼性問題が多発したことでバルセロナでの2週間のテストでまともに走行することができなかった。

マクラーレン 「ホンダが競争力をつけるのはF1にとっても有益」

2017年4月27日
マクラーレン ホンダ F1
マクラーレンのエリック・ブーリエは、F1のためにもスピードを上げるための助けを受けるべきだと考えている。

2017年は、ホンダがマクラーレンのパートナーとしてF1に復帰して3年目となるが、報じられたところでは、ホンダの新型F1パワーユニットは、ライバルに対して100馬力以上劣っているとされている。

マクラーレン、ジェンソン・バトンの復帰は「シミュレーター10周で十分」

2017年4月27日
マクラーレン F1 ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、インディ500に参戦するフェルナンド・アロンソの代役として今年のF1モナコGPで復帰を果たすが、それまでに新世代のF1カーをテストすることはない。

だが、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、昨年のアブダビGPで走らせた最後にF1マシンとは大きく異なる“ビースト”でのテストと経験の不足がジェンソン・バトンの妨げになるとは思っていない。

マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第4戦 ロシアGP プレビュー

2017年4月26日
マクラーレン・ホンダ F1 ロシアGP
マクラーレン・ホンダは、F1 第4戦 ロシアGPでまずは2台揃っての完走を目指す。

前戦バーレーンGPでは、ホンダのF1パワーユニットにトラブルが多発。フェルナンド・アロンソが残り2周でエンジントラブルでリタイア。ストフェル・バンドーンはレースをスタートすることさえできなかった。
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