フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ F1 ベルギーグランプリ
マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1ベルギーGPの決勝をエンジントラブルによってリタイアで終えた。

フェルナンド・アロンソは1周目に10番手から7番手に浮上。しかしながら、すぐに何台かのマシンにオーバーテイクされ、好スタートを活かすことができない。

6周目には、エンジンに不具合が生じたとの連絡がフェルナンド・アロンソから無線で入り、チームはマシンをリタイアさせることにした。

「全体的には、いい週末だった。昨日の予選ではいいチームワークを発揮し、今日の決勝では好スタートを切った」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「外側のレーンに移動したのは正しい判断だったし、1周目を走行した時点で7番手に浮上した。最初の数周は楽しかったよ! その後、自分のポジションを守ろうとしたものの、ストレートの真ん中ではDRS(ドラッグリダクションシステム)を作動せずに追い抜いていくマシンが何台かいた」

「ホイール・トゥ・ホイールのいいバトルができないレースは、当然のことながら、容易ではない。難しいレースだったし、僕たちには競争力がなかった。ストレートでのスピードが遅すぎるので、コース上でバトルを繰り広げることができず、ポイント獲得も不可能だった」

「最終的には、エンジンに不具合が発生したため、マシンを止めざるを得まなかった」

「これが現状だが、できるだけ早く状況を改善する必要がある。チームは、マシンを向上させるために日夜仕事をしてくれている。近いうちに、その努力が結果につながることを願っている」

ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「フェルナンドは素晴らしいスタートを決めたものの、その後は苦しい展開が続きました。最終的にはマシンに異常があるという彼からの無線を受けたため、予防的措置としてリタイアを決めました。なお、データ上ではPUに一切異常は見つかっていません」と述べた。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / マクラーレンF1チーム