マクラーレン ホンダF1 ベルギーグランプリ
マクラーレン・ホンダは、F1ベルギーGPの決勝で ストフェル・バンドーンが14位、フェルナンド・アロンソはリタイアだった。

F1ベルギーGPは、マクラーレン・ホンダにとってフラストレーションのたまる結果となった。両ドライバーは見事なスタートを切り、1周目にはストフェル・バンドーンが20番手から17番手、フェルナンド・アロンソは10番手から7番手に浮上。

しかしながら、それも束の間、すぐにいくつかのマシンにオーバーテイクされ、いずれのドライバーも好スタートを活かすことができなかった。

パワーを要することで知られるスパ・フランコルシャン・サーキットでは、フェルナンド・アロンソもスロフェル・バンドーンもストレートでポジションを守ることができず、フロント左側のタイヤが外れにくく、2回のピットストップで時間をロスするという問題も発生した。26周目には、エンジンに不具合が生じたとの連絡がフェルナンド・アロンソから無線で入り、チームはマシンをリタイアさせることにした。

レースの後半にはストフェル・バンドーンは追い上げを続けたものの、結局、前方に連なるマシンに追いつくことはできなかった。それでもグリッド最後尾の20番手からスタートするという逆境の中で、ストフェル・バンドーンは着実なパフォーマンスを披露。14位でレースを完走した。

フェルナンド・アロンソ (リタイア)

「全体的には、いい週末だった。昨日の予選ではいいチームワークを発揮し、今日の決勝では好スタートを切った。外側のレーンに移動したのは正しい判断だったし、1周目を走行した時点で7番手に浮上した。最初の数周は楽しかったよ! その後、自分のポジションを守ろうとしたものの、ストレートの真ん中ではDRS(ドラッグリダクションシステム)を作動せずに追い抜いていくマシンが何台かいた。ホイール・トゥ・ホイールのいいバトルができないレースは、当然のことながら、容易ではない。難しいレースだったし、僕たちには競争力がなかった。ストレートでのスピードが遅すぎるので、コース上でバトルを繰り広げることができず、ポイント獲得も不可能だった。最終的には、エンジンに不具合が発生したため、マシンを止めざるを得まなかった。これが現状だが、できるだけ早く状況を改善する必要がある。チームは、マシンを向上させるために日夜仕事をしてくれている。近いうちに、その努力が結果につながることを願っている」

ストフェル・バンドーン (14位)

「今日は難しいレースだった。スタートはよかったが、それ以降はかなりフラストレーションのたまるレースだった。最後尾からのスタートとなったため、困難なレースになることは分かっていた。マシンにはまずまずの感触があり、順位を上げるためのペースはあると感じていたものの、僕たちはストレートでの競争力が足りていなかった。オーバーテイクをするチャンスも、後続のマシンから自分たちのポジションを守るチャンスもなかった。今日の順位は、自分たちが望める最大限の結果だったと思う。完走できたことが、唯一のポジティブな点だ。今回は厳しいレースになることは分かっていましたが、その通りの結果になってしまった」

エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

「両ドライバーが懸命な努力をしてくれたにもかかわらず、今日はマクラーレン・ホンダにとって非常に残念な一日でした。フェルナンドもストフェルも見事なスタートを切り、最初の数周はさらなる追い上げを期待したものの、残念ながらそれは束の間のことだった。我々にとって難しいコースであることは分かっていたが、週末に向けてポジティブなスタートを切っていたので、決勝ではさらにいいパフォーマンスを期待していた。ただ残念ながら、自分たちのマシンはまだそのレベルには達していなかった。そして恐れていた通り、長く、難易度の高いスパ・フランコルシャン・サーキットでプレッシャーをかけられた際には、直接のライバルチームにも追従できなかった。フェルナンドは週末を通して全力を尽くし、スタートではそのずば抜けた才能と勇敢さをみせてくれた。すぐに順位を上げたものの、最終的にはそのポジションを守るほどのパワーがなかった。一方、ストフェルも力強いスタートを切ったものの、熟知した母国のサーキットであることを活かすチャンスがないまま、入賞からはほど遠い14位で完走した。最後尾からスタートし、難しいピットストップを行い、初の母国グランプリで応援してくれている大勢のファンの方々に応えるパフォーマンスをマシンが発揮できない状況だった。それでもストフェルは落ち着いて、着実なレースを展開し、14位で完走するためにできる限りのことをした」

長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

「ポイント獲得のチャンスはあっただけに、ハンガリーに続く入賞に至らず、残念な一日になりました。フェルナンドは素晴らしいスタートを決めたものの、その後は苦しい展開が続きました。最終的にはマシンに異常があるという彼からの無線を受けたため、予防的措置としてリタイアを決めました。なお、データ上ではPUに一切異常は見つかっていません。母国グランプリとなったストフェルは後方から粘り強くレースを続け、いくつかの素晴らしいオーバーテイクを見せるなどいいレースを続け、順位を上げて行きましたが、ポイント獲得には至りませんでした。全体としては、予選でまずまずのペースを見せられた一方で、レースペースにはまだ課題があることが浮き彫りになった週末でした。このままここで立ち止まっているわけにはいきませんし、次なるアップデートを少しでも早く投入すべく、開発を加速させて行きたいと思います」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1ベルギーGP