フェルナンド・アロンソ マクラーレン ホンダF1
フェルナンド・アロンソは、マクラーレンに「ホンダを取るか僕をとるか」と最後通告を行ったと Auto Motor und Sport が報じている。

フェルナンド・アロンソとマクラーレン・ホンダの契約が今シーズン末で期限を迎えることで、アロンソの2018年の去就については大きな注目が集まっている。だが、すでにアロンソのホンダへの忍耐は限界を越えてしまっているかもしれない。

先週末のF1ベルギーGPでは、フェルナンド・アロンソはエンジントラブルを自己宣告してリタイア。競争力のあるホンダのF1エンジンに戦意を喪失し、自らレースを放棄したとの疑念が持ち上がっている。
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「彼はクルマにおかしなフィーリングを得ていた」とフェルナンド・アロノソを擁護したが、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「データ上ではパワーユニットに一切異常は見つかっていません」とエンジンには問題はなかったことを示唆している。

Auto Motor und Sport は、マクラーレンは、ホンダとフェルナンド・アロンソという複雑な状況に板挟み状態になっていると報道。

マクラーレンは、ホンダと2024年までF1エンジン供給契約を結んでおり、年間1億ドル(約113億4000万円)を得ているとされている。だが、ホンダに契約解消を申し出た場合、契約違反による多額の違約金を支払わなけえればならない。そのため、現在、マクラーレンとホンダは膠着状態にあるとされている。

レッドブルのヘルムート・マルコは「彼らはどのような世界に住んでいる? 誰かを追い払えば、お金も得られない」と疑念を抱いている。

マクラーレンはフェルナンド・アロンソの慰留に取り組んでいるが、まだ2018年もホンダで継続するのか、もしくはルノーを筆頭とする他のエンジンメーカーに変更するのかを決断できていない。

F1ベルギーGPの週末にはウィリアムズがアロンソに2018年のオファーを出したとの報道が持ち上がった。実際、これはアロンソがマクラーレンに揺さぶりをかけるためのものだと見方もある。

この噂についてマクラーレンのエリック・ブーリエは「メルセデスのエンジンがあれば、我々はウィリアムズよりも2秒は速いだろう」と述べている。

フェルナンド・アロンソは、9月に将来について考えるとしており、2018年に勝利を争えるパッケージを得られるかが決断の要因になると主張している。

フェルナンド・アロンソは、マクラーレンの状況について「変化が必要だ」と El Mundo Deportivo にコメント。

「そこにお答えがあると思う。でも、僕たちはそれを見つけなければならない。そして、それはただ空を見上げていたって見つかるものでない」

「僕たちには腰を据えて取り組む必要がある。来年のために最高の解決策を見つかることを願っている」

マクラーレンは、他のパワーユニットへの載せ替えを検討していることを公にしているが、メルセデスとフェラーリからはすでに拒否されている。

そのため、マクラーレンがホンダとの関係を解消した場合の唯一の選択肢はルノーだとされている。

しかし、FIAのレギュレーションは、エンジンメーカーが3チーム以上に供給することが原則禁じられている。ルノーは、ワークスチームに加え、レッドブル、トロ・ロッソにF1パワーユニットを供給してる。

一部で報じられているようにトロ・ロッソがホンダにエンジンを変更することになれば、ルノーの供給枠が空くことにまり、ホンダもF1に残ることができる。マクラーレンは、ルノーの供給枠を確保するべく、トロ・ロッソとホンダとの契約を懸命に後押ししているとされ、トロ・ロッソのためにギアボックスを製造することさえ望んでいるとも報じられている。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / ホンダF1 / マクラーレン