レッドブルF1代表、フェルスタッペンの“イージー”な勝利に「信じられない」
2020年8月10日

メルセデスの2台はどのタイヤでもブリスターが発生して良好な状態を維持することができず、マックス・フェルスタッペンは快適に2ストップ戦略を実施して、ルイス・ハミルトンに11.326差をつけて、今シーズン初勝利。昨年のブラジルGP以来となる通算9勝目を挙げた。
ホンダF1 山本雅史MD 「レッドブルのチーム力を感じたレースだった」
2020年8月10日

ホンダF1にとって2020年のF1世界選手権は決して順調なスタートではなかった。開幕戦ではレッドブル・ホンダの2台に電気系のトラブルが発生。第3戦ハンガリーGPではアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーのエンジンに問題が発生した。
レッドブル・ホンダF1 決勝分析:レースを重視したセットアップ
2020年8月10日

前戦F1イギリスGPでは、レース終盤のメルセデスのタイヤトラブルも手伝って2位表彰台を獲得したマックス・フェルスタッペンだったが、予選では1秒差をつけられ、決勝でもレースペースではまったく歯が立たなかった。
マックス・フェルスタッペン 「ハードタイヤで予選Q2を走る戦略が奏功」
2020年8月10日

前日の予選でハードタイヤでのQ3進出を決めたフェルスタッペンは、トップ10からスタートするマシン中で唯一、ハードタイヤを履いた状態で決勝をスタートする。4番グリッドからスタートするとすぐに3番手にポジションを上げ、前を行くメルセデスの2台にプレッシャーをかける。
ダニール・クビアト 「マシンのすべてを引き出すことができた」
2020年8月10日

ハードタイヤで16番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは19周目で初めてピットイン。35周目でミディアムタイヤに履き替えると10位に入り、ポイントを獲得した。
アレクサンダー・アルボン、挽回の5位「レースペースは想像以上によかった」
2020年8月10日

9番手スタートからミディアムタイヤでスタートしたアレクサンダー・アルボンは、6周目でハードタイヤに履き替え、ルフィードコーナーでノリス(マクラーレン)をオーバーテイク。30周目で再びハードタイヤに履き替えると、最後の2周でストロール(レーシングポイント)をオーバーテイクし5位でフィニッシュした。
レッドブル・ホンダF1 「チーム全体の多大な努力で掴んだ優勝と5位」
2020年8月10日

前戦イギリスGPで苦戦を強いられたレッドブル・ホンダは、同じシルバーストンで開催された70周年記念GPでも苦戦すると予想されていた。実際、予選ではメルセデスに1秒以上の差をつけられていた。
ピエール・ガスリー 「ピットの無線には驚いた。他の戦略はなかったのか」
2020年8月10日

7番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、7周目にピットインしハードタイヤに履き替えるが、そこでポジションを落とす。23周目に再度ハードタイヤに履き替えてダニール・クビアトを追うが、11位でフィニッシュとなった。
マックス・フェルスタッペン 「タイヤマネジメントに自信があった」
2020年8月10日

マックス・フェルスタッペンは、ハードタイヤでスタートした第1スティントで印象的なタイヤマネジメントが勝利へとつながった。これにより、1回目のピットストップ後にバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンよりも有利な状況となった。