ホンダF1:2020年 第5戦 70周年記念GP 予選レポート

2020年8月9日
ホンダF1:2020年 第5戦 70周年記念GP 予選レポート
前週に引き続き、シルバーストン・サーキットで開催されている第5戦 F1 70周年記念GPの予選が行われた。ホンダF1パワーユニット勢は力強い走りを見せ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが4番手、アレクサンダー・アルボンが9番手。アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが7番手となり、4台中3台がQ3進出を果たした。

Q1では、アルボンが3番手、フェルスタッペンが4番手、ガスリーが5番手と、3台そろって上位へ進出。

メルセデスF1代表 「フェルスタッペンのハードスタートは大きな賭け」

2020年8月9日
メルセデスF1代表 「フェルスタッペンのハードスタートは大きな賭け」 / 70周年記念GP
メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、70周年記念GPをハードタイヤでスタートするレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは順位を維持するのに苦労すると考えている。

マックス・フェルスタッペンは、Q3に進出したドライバーのなかで唯一ハードタイヤでQ2を突破。5列目以内のドライバーのなかで唯一、決勝をハードタイヤでスタートする。

アルファタウリ・ホンダF1 「パフォーマンスに満足。ダブル入賞を狙う」

2020年8月9日
アルファタウリ・ホンダF1 「パフォーマンスに満足。ダブル入賞を狙う」 / 70周年記念GP 予選
アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPの予選を振り返った。

予選ではピエール・ガスリーが今季3回目となるQ3進出を果たして7番グリッドを獲得。一方、ダニール・クビアトはコースオフによってタイムが抹消されたこともあり、今季2回目となるQ1敗退を喫して16番グリッドから決勝をスタートする。

レッドブル・ホンダF1 予選分析:ハードスタートで対メルセデスに活路

2020年8月9日
レッドブル・ホンダF1 予選分析:ハードスタートで対メルセデスに活路 / 70周年記念GP
レッドブル・ホンダF1は、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPの予選でマックス・フェルスタッペンが4番グリッドを獲得。ミディアムタイヤでスタートするフロントローのメルセデス勢に対して、ハードタイヤでのスタートで活路を見出せるかが注目となる。

結果としては、前戦F1イギリスGPに続いて、メルセデスに1秒以上の差をつけられることになったレッドブル・ホンダ。同じサーキットでの70周年記念GPではそれは想定できていたこと。

ダニール・クビアト、今季2度目のQ1敗退 「突風でコースオフしてしまった」

2020年8月9日
ダニール・クビアト、今季2度目のQ1敗退 「突風でコースオフしてしまった」 / アルファタウリ・ホンダF1 70周年記念GP 予選
アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPで今季2度目となるQ1敗退を喫して16番手で予選を終えた。

ダニール・クビアトは、最終アタック中にターン14のチャペルでわずかにふくらみ、そこでフロアへのダメージを認識する。その後のストウ(ターン15)ではコースオフを喫し、これがコース外走行(トラックリミット規定違反)と判定され、このラップのタイムが取り消された。

ピエール・ガスリー、アルボンを上回り「見せ場を作る準備はできている」

2020年8月9日
ピエール・ガスリー、アルボンを上回り「見せ場を作る準備はできている」 / アルファタウリ・ホンダF1 70周年記念GP 予選
アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPの予選で7番グリッドを獲得。レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンを上回ったガスリーは“見せ場を作る準備はできている”と意気込む。

今季3度目のQ3進出を果たしたピエール・ガスリーは、両アタックともにソフトタイヤで臨み、最終アタックで自己ベストタイムをマーク。アレクサンダー・アルボンを0.135秒上回り、7番グリッドを獲得した。

アレクサンダー・アルボン 「ソフトに交換したらバランスが変わった」

2020年8月9日
アレクサンダー・アルボン 「ソフトに交換したらバランスが変わった」 / レッドブル・ホンダF1 70周年記念GP 予選
レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPの予選を9番手で終えた。

Q3のアタックをミディアムで開始したアレクサンダー・アルボンは最終アタックでソフトタイヤを使用。しかし、1回目のタイムを更新することができず、9番手でセッションを終了。7番手を獲得した姉妹チームのアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーにも敗れる結果となった。

レッドブル・ホンダF1 「戦略面で単純明快なセッションではなかった」

2020年8月9日
レッドブル・ホンダF1 「戦略面で単純明快なセッションではなかった」 / 70周年記念GP 予選
レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPの予選を振り返った。

70周年記念GPでは先週末よりも1段階柔らかいタイヤレンジがノミネートされ、Q2ではマックス・フェルスタッペンがトップ10では唯一となるハードタイヤで突破。明日の決勝は2列目4番グリッドからトップ3とは異なるタイヤ戦略でスタートする。

マックス・フェルスタッペン 「ハードでのスタートは強み。目標は表彰台」

2020年8月9日
マックス・フェルスタッペン 「ハードでのスタートは強み。目標は表彰台」 / レッドブル・ホンダF1 70周年記念GP 予選
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPでトップ10ドライバーで唯一となるハードタイヤでQ2を突破。それが決勝でポジティブに働くことを願っていると語る。

今週、ピレリは先週末のF1イギリスGPよりも1段階柔らかいタイヤレンジをノミネート。マックス・フェルスタッペンはQ2でハードタイヤを通過したため、決勝はトップ10の中で唯一ハードタイヤでのスタートとなる。
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