FIA、F1エンジン規約の妥協策に満足
2011年6月23日

大部分の既存エンジンメーカーとバーニー・エクレストンは、FIA会長ジャン・トッドが提唱した2013年から4気筒エンジンを導入するという計画に反対を示したことで、F1委員会は22日(水)にロンドンで会合を開いた。
F1:2014年から1.6リッター V6ターボエンジンを導入へ
2011年6月23日

F1委員会は22日(水)、ロンドンで会合を開きこの案を満場一致で可決したが、今後、FIA世界モータースポーツ評議会による正式承認が必要となる。
「バルセロナで開催された前回の世界モータースポーツ評議会を受け、関係者全員と討議を行った」とFIAのスポークスマンはコメント。
F1エンジン規約、2014年からV6ターボエンジン導入に変更か
2011年6月23日

FIAは、2013年から1.6リッター 4気筒ターボエンジンを導入しようとしているが、バーニー・エクレストンとルノーを除くエンジンメーカーはその形式変更に反対。一旦、世界モータースポーツ評議会で2013年のF1技術規約が承認されたが、最終決定まで猶予が残されている。
FIA、新たにF1のエンジンマッピングを取り締まり
2011年6月22日

来月のF1イギリスGPからオフスロットル時のブロウン・ディフューザーの使用が禁止されるが、FIAは空力パフォーマンスを助ける巧妙なエンジンの使用をすべて禁止するという固い決意を示している。
2つのDRSゾーン、F1ヨーロッパGPでも検地エリアは1つ
2011年6月21日

前戦F1カナダGPで初めて2つのDRSゾーンが設置されたが、FIAはヨーロッパGPでも同じコンセプトを採用することを発表。ただし、バレンシア市街地コースのDRSゾーンはメインストレートには設置されない。
バレンシアの1つ目のDRSゾーンは、ターン10後の285mの地点からとなり、2つ目はターン14後の35mの地点からスタートする。
ブロウン・ディフューザー、F1イギリスGPからの禁止が決定
2011年6月17日

今回の決定により、ドライバーがアクセルをオフにしている状態でのエンジンのオーバーランは10%に制限される。これにより、ドライバーが加速していないときにエンジンがフルスロットル状態の排気ガスをディフューザーに排出するようなマッピングシステムを使用することがほぼできなくなる。
ブロウン・ディフューザー、F1イギリスGPから禁止へ
2011年6月12日

FIAは、先月のF1スペインGPからオフスロットル時にディフューザーに排気ガスを送りダウンフォース効率を高めるブロウン・ディフューザーを禁止することを希望したが、F1チーム側がコストと物流面の問題を訴えたため延期となっていた。
ルノー、2013年のエンジン規約延期ならF1撤退と警告
2011年6月8日

FIAは、2013年からF1に環境に優しい4気筒ターボエンジンの導入することを推進しているが、ルノーを除くエンジンメーカー側はこの案に反対し、導入時期の延期を求めている。
ジャン・トッド 「2012年のカレンダーから1レース脱落する」
2011年6月8日

先日、FIAは2012年の暫定カレンダーを発表。今年の20戦に新たにF1アメリカGPが加わり、F1史上最多の21戦の日程が組まれた。
しかし、ジャン・トッドは Diario Sport のインタビューで2012年に21戦開催されるのかという質問に「絶対にない」と答えた。