メルセデスはF1撤退騒動に加わらず

2009年5月14日
メルセデス・ベンツはF1撤退騒動を静観
メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは、他チームが示唆するF1撤退は本気であると主張するが、メルセデスは、現在それに加わることはないとしている。

FIAが推し進める予算キャップ制に反対し、トヨタ、BMWザウバー、レッドブルに続き、12日(火)にはフェラーリ、13日(水)にはルノーがF1撤退の可能性を示唆した。

しかし、マクラーレンの主要株主であるメルセデス・ベンツは、当面、この動きには加わらないとしている。

ルノー、F1撤退の意向を表明

2009年5月13日
ルノー F1撤退
ルノーは13日に声明を発表し、FIAによる予算キャップのルールが変更されなければ、F1から撤退するとの意思を表明した。

FIAが2010年からの導入を発表した予算キャップとそれに伴う2つの異なるテクニカルレギュレーションに反対し、これまでフェラーリ、トヨタ、レッドブル、BMWザウバーが今季限りのF1撤退を示唆している。

ルノーF1チームとルノーは、FOTAの提案や、規約変更の手順を無視したFIAの一方的なやり方に強い不満を示しており、F1に参戦する全ての参加者が同じルールのもとで行われるべきだと主張。

フェラーリ、2010年のF1撤退を示唆

2009年5月13日
フェラーリ F1 撤退
フェラーリは、論争となっている予算キャップ制に反対し、F1からの撤退を警告した。

すでに、トヨタ、BMWザウバー、レッドブルが2010年のF1に参加しない意を唱えているが、F1で最も歴史の長いフェラーリもボイコットの姿勢を示した。いずれは他のFOTAメンバーもこれに従うとされている。

FIAが設定した5月29日の提出期限までに2010年のF1世界選手権に正式に申請するのは、ブラウンGP、ウィリアムズ、フォース・インディアのみとみられている。

F1:2010年の最多勝利制の導入は間違い

2009年5月9日
FIAのモーターホーム
最近FIAが発表した2010年のレギュレーションに記載されていた最多勝利制でのチャンピオンシップは間違いだったようだ。

FIAが発表した2010年のF1スポーティングレギュレーション第6条には、ドライバーのタイトルは「最も多くのレースで1位になったドライバーに与えられる」と規定されていた。

しかし、これは単純な記載ミスだったようだ。

マックス・モズレーの息子が死亡、死因は薬物か

2009年5月6日
マックス・モズレーの息子、薬物大量摂取で死亡
FIA会長のマックス・モズレーの息子が、自宅で死亡しているのが発見された。死因は薬物の過剰摂取が疑われている。

エコノミストであるアレキサンダー・モズレーは、西ロンドンのノッティングヒルの自宅で倒れているところを親族によって発見された。

「火曜日の16時20分にW11(ノッティングヒル)で男性が死体で発見されたとの通報があった」と警察は語る。

F1:2010年から最多勝利制を導入

2009年5月5日
F1 最多勝利制
FIA世界モータースポーツ評議会は、F1のチャンピオンを2010年から最多勝利数で決定することを承認した。

FIAは、今年3月に最多勝利制の導入を試みたが、開幕間近の変更にF1チームの組合であるFOTAが反対。2009年の導入は見送られていた。

2010年にこのシステムを導入する前に、FIAは、F1チームに相談するとしていたが、2010年の新しい規約にはすでにこのルールが採用されている。

マックス・モズレー 「F1はフェラーリなしでも生き残る」

2009年5月3日
マックス・モズレー
FIA会長のマックス・モズレーは、予算キャップに対しるルカ・ディ・モンデーモロの批判に反論。F1はフェラーリなしでも生き残ると主張した。

ルカ・ディ・モンテゼーモロは、FIAに対して手紙で予算キャップの導入を批判していた。

手紙の中でルカ・ディ・モンテゼーモロは、予算キャップがスポーツの信頼性を揺るがし、施工するのは難しい主張。「新しいレギュレーションの全ての面が慎重に再考されるべきだ」と提案していた。

フェラーリ、予算キャップ導入を警告

2009年5月3日
フェラーリ ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、2010年の予算キャップの導入は、“不公平”で“偏った”チャンピオンシップを導く可能性があり、F1にダメージを与えると警告している。

FIAは、2010年から4,000万ポンドの予算キャップの導入を発表。F1チームは予算制限と引き換えに、回転制限のないエンジンや可変ウイングを含む技術的な自由を与えられる。

F1 2010年 レギュレーション変更案

2009年5月2日
2010年のF1レギュレーション変更
F1は2010年、レギュレーション変更により、再び新たな時代を迎えることになる。

2010年のレギュレーションで給油の禁止やタイヤウォーマーの禁止など戦略に関わるルールがいくつか変更となる。そして、最も大きなトピックは、4,000万ポンドの予算キャップの導入と言える。予算キャップを導入するかしないかにより、F1マシンの技術的な自由度は大きく変わってくる。現在ではまだ変更案ではあるが、4月29日にFIAが発表した2010年のF1レギュレーションをまとめてみる。
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