FOTA 「ポイント制度の変更は有効ではない」

2009年3月21日
FOTA
F1チームの組合であるFOTAは、今シーズンに新しいポイント制度を強いるFIAの決定の有効性に疑問を呈した。

FIAは17日(火)に2009年のドライバーズチャンピオンシップを最多優勝者とすることを発表した。その決定は多くの批判を受けており、FOTAはチームの満場一致なしで変更することは許されることではないと考えている。

F1:話題のディフューザーは規約の「抜け穴」

2009年3月20日
F1:話題のディフューザーは規約の「抜け穴」
FIAのチャリー・ホワイティングは、話題となっているトヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのリアディフューザーの設計を規約の抜け穴だと語る。

チャーリー・ホワイティングは、バルセロナテストのガレージで一部のF1マシンに搭載されているソリューションの調査を行った。

トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPが採用するリアディフューザーは、規約で制限されている高さを越えているように見え、ライバルチームはその合法性に疑問を投げかけている。

ミハエル・シューマッハ 「ルール変更は驚き」

2009年3月19日
ミハエル・シューマッハ
ミハエル・シューマッハは、FIAが導入した新ポイント制度はほとんど無意味だと語る。

FIAは、最もポイントを獲得したドライバーではなく、最も多く優勝したドライバーをワールドチャンピオンにすることを発表した。

7度の世界チャンピオンであるミハエル・シューマッハは、新しい制度はF1のためにならないと考えている。そして、開幕直前に導入されたこともあり、「驚いた」と語る。

フラビオ・ブリアトーレ、予算制限を非難

2009年3月19日
フラビオ・ブリアトーレ (ルノーF1チーム)
ルノーF1のチーム代表であるフラビオ・ブリアトーレは、FIAが一方的に導入した予算キャップ制度を非難している。

FIAは、2010年から3,000万ユーロの予算キャップの導入を発表。既存のルールで運用することができるが、予算制限を受け入れるチームはより技術的な自由が与える。

フラビオ・ブリアトーレは、全チームが同じ基準を有するべきだと主張し、このルール改訂を強く非難した。

F1、2009年よりポイントシステムを変更-最多優勝者がチャンピオンに

2009年3月17日
2009年から新ポイントシステムが導入
FIAは、2009年のドライバーズチャンピオンシップにおいて、ポイントシステムの変更することを承認した。

この変更により、2009年からはポイント数ではなく、最もレースに勝ったドライバーがタイトルを獲得することになった。残りの2位から最下位までの順位は、現在のポイントシステムにより決定される。

シーズンで2人以上のドライバーが同じ優勝数だった場合、タイトルは最もポイントを獲得したドライバーに与えられる。ポイントの配分は、現在の10-8-6-5-4-3-2-1ポイント制に基づく。

F1、2010年から予算キャップ導入へ

2009年3月17日
FIA F1の予算キャップ導入を発表
FIAは、2010年から“いかなる支出”において3000万ポンドの予算キャップに同意すれば、より技術的な自由を与えることを発表した。

またチームは、予算キャップの代わりに既存のルールのもとで運営することもできる。これは2012年まで適用される。

予算キャップを受け入れるチームは、主に3つの部分で技術的な自由を与えられる。

F1、2009年から予選後のマシン重量を発表

2009年3月17日
F1 予選後の燃料搭載量を発表
FIAは、2009年からF1の予選後に全てのマシンの重量が発表することを発表した。この変更により、観客は各チームの燃料戦略を決勝前に把握することができるようになる。

また、観客とメディアが雨用タイヤをより明瞭に把握できるように、ウェットタイヤを“インターミディエイト”に、エクストリーム・ウェザータイヤを“ウェット”という名称に変更した。

さらに、プラクティス初日には、全てのドライバーがピットレーンの指定のチームスペースでサインに応じることが決定した。

FIA、ブリヂストンに2010年のタイヤ幅の変更を要請

2009年3月4日
ブリヂストン F1タイヤ
2010年のF1タイヤは、フロントタイアもしくはリアタイヤの幅が変更になりそうだ。

F1を統括するFIAは、ブリヂストンに2010年タイヤのリア幅を広げるか、フロントを狭くするよう要請したという。

FIA会長のマックス・モズレーは「我々は誤りをおかしたと言わなければならない」と語る。

F1ドライバー、スーパーライセンス料の支払いに同意

2009年2月27日
F1ドライバー
F1ドライバーは、FIAとの論争を避けるためにスーパーライセンス料を支払うことに決めたようだ。

F1ドライバーは、2008年に行われたスーパーライセンス料の大幅な値上げに不満を抱いており、ドライバーの組合であるGPDAは、メンバーに対してライセンス料の支払いを保留するよう呼び掛けていた。

報道では、全ドライバーがライセンス料の支払いに同意しており、すでに6名のドライバーがチームに申請を済ませているという。まだスーパーライセンスを申請していないドライバーも来週中には手続きが完了するという。
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