レッドブルF1の“レーキ”が空力ルール変更の恩恵を受けたとの考えは単純?

2021年4月9日
レッドブルF1の“レーキ”が空力ルール変更の恩恵を受けたとの考えは単純?
レッドブル・レーシングを含めた“ハイレーキ”を採用するF1チームが、2021年の空力ルールの変更から直接的な恩恵を受けたという風潮にマクラーレン、アルピーヌ、アルファロメオが反発している。

王者メルセデスF1が大きくパフォーマンスを落としたことで、F1とFIAが実装してたリア周りのダウンフォースを削減することを狙った空力ルール変更が、“ローレーキ”を採用するメルセデスF1を不釣り合いに傷つけたのではないかという議論に発展している。

F1マシン解説:ローレーキの“弱点”は速度差のある複合コーナー

2021年4月6日
F1マシン解説:ローレーキの“弱点”は速度差のある複合コーナー
2021年のF1開幕戦は、空力規則の変更によってレッドブル・ホンダの“ハイレーキ”とメルセデスの“ローレーキ”がどのような影響を受けたかが話題のひとつとなった。F1ジャーナリストのマーク・ヒューズが The Race で考察した。

F1バーレーンGPでは、王者メルセデスF1の競争力の低下が話題となった。予選ではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンに0.4秒差をつけてポールポジションを獲得。昨年とは真逆の幕開けとなった。

F1分析:2021年レギュレーション変更はローレーキのF1マシンに打撃

2021年4月2日
F1分析:2021年レギュレーション変更はローレーキのF1マシンに打撃
2021年のF1世界選手権の開幕戦F1バーレーンGPが終了。バーレーン・インターナショナル・サーキットでの予選結果だけを見れば、今季のレギュレーション変更はハイレーキのマシンよりもローレーキのマシンにより大きな影響を与えたことが表されている。

基本的に2021年のF1マシンは昨年のシャシーがキャリーオーバーされているが、F1はチームのレギュレーション成熟度によるダウンフォース増にとって、ピレリのタイヤ負荷を減らすためにダウンフォースの10%削減を狙った技術規則の変更を行った。

F1:決勝後に1台のF1マシンをランダムに選択して規則違反を詳細チェック

2021年3月28日
F1:決勝後に1台のF1マシンをランダムに選択して規則違反を詳細チェック
FIA(国際自動車連盟)は、2021年の決勝後にF1マシンに対する“より深い技術チェック”を実施し、すべてのチームが規制に準拠していることを確認する。

FIAの技術部門は、現在レースごとに実施している定期点検に加えて、FIAの技術代表であるジョー・バウアーが「「レース後の各イベントでランダムに1台のマシンを選択」して検査を実施する。

メルセデスF1 「レッドブル型のハイレーキへの切り替えは物理的に不可能」

2021年3月27日
メルセデスF1 「レッドブル型のハイレーキへの切り替えは物理的に不可能」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ライバルのレッドブル・レーシングによって開拓されたハイレーキのコンセピトに切り替えることは“物理的に不可能”だと認める。

トト・ヴォルフは、F1プレシーズンテストの結果から、ダウンフォースを削減してマシンへの負荷を下げるために2021年に導入された空力ルールの変更が、レーキ角の低いコンセプトを採用しているチームにペナルティを課しているようだとの疑惑を早くに認めている。

2021年F1マシン分析:メルセデス vs レッドブル リアエンド比較

2021年3月26日
2021年F1マシン分析:メルセデス vs レッドブル リアエンド比較
メルセデスの2021年F1マシンのフロアに関する秘密は、F1プレシーズンテストに先立って多くの人々の関心を引き起こした。メルセデスが最も明確だった、他チームも同様にフロアについてあまり明らかにしないように努めた。この領域は、チームがダウンフォースをあまり失うことなく、変更されたレギュレーションに準拠するように設計を適応させる必要があったためだ。

【2021年F1マシン】 ダウンフォース削減もラップタイムに差は生じず

2021年3月17日
【2021年F1マシン】 ダウンフォース削減もラップタイムに差は生じず
2021年のF1世界選手権は、ダウンフォース削減のためのレギュレーション変更が加えられたが、公式タイヤサプライヤーのピレリは、それによって2021年F1マシンが昨年よりも遅くなることはないと考えている。

2021年のF1世界選手権では、ピレリもより耐久性を高めた新しいタイヤ構造を導入している。だが、F1マシンのスピードを抑える最大の要因と予想されているのが新しい空力ルールだ。

2021年のF1プレシーズンテストがスタート!レッドブル・ホンダも走行開始

2021年3月12日
2021年のF1プレシーズンテストがスタート!レッドブル・ホンダも走行開始
2021年のF1プレシーズンテストが、3月12日(火)に開幕戦F1バーレーンGPの舞台となるバーレーン・インターナショナル・サーキットでスタートした。

2021年のF1世界選手権は、5名のドライバーがチームを移籍、角田裕毅を含めた3名がF1デビューを果たす。ラインナップが変わらないのはメルセデス、アルファロメオ、ウィリアムズの3チームだけとなっている。

F1、アストンマーティンの公式セーフティカーの走行動画を公開

2021年3月12日
F1、アストンマーティンの公式セーフティカーの走行動画を公開
F1は、2021年のF1世界選手権で公式セーフティカーの1台を務めるアストンマーティン・ヴァンテージの走行動画を公開した。

1996年以来、F1では、メルセデスが公式F1セーフティカーを独占的に供給してきたが、2021年のF1世界選手権では、史上初めて有名なアストンマーティン・ウィングを配した公式セーフティカーとメディカルカーが登場する。
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