レッドブルF1首脳「332ポイント残っている」 フェルスタッペン逆転王座に自信

今季後半には332ポイントがまだ争われる状況で、フェルスタッペンは現在、首位オスカー・ピアストリから69ポイント差の3番手につけている。
ピアストリのチームメイトであるランド・ノリスはわずか8ポイント差の2番手におり、多くの関係者はノリスこそがタイトル争いにおける唯一のライバルだと見なしている。
しかしマルコは、スパとブダペストに向けてレッドブルがアップグレードを投入することから、フェルスタッペンが依然として有力候補であると強調した。
「今季まだ332ポイントが残っていて、これはかなりの数字だ」とマルコはOE24に語った。
「スパとブダペストに持ち込むアップグレードが、我々のパフォーマンスに良い影響を与えることを期待している」
レッドブルは、ベルギーGP(スパ)とハンガリーGP(ブダペスト)において、マシンの改良を予定しており、これはフェルスタッペンにとって大きな追い風となる可能性がある。
ただし、スパでのレースはスプリント週末として開催されるため、フェルスタッペンが新パーツの性能を把握するためのフリープラクティスの時間が制限される。
この点について問われたマルコは、次のように見解を述べている。
「利点でもあり、不利な点でもある。確かにスプリント週末では多くのポイントを稼ぐチャンスがあるが、その一方で2回のフリープラクティスが失われる」
「金曜のプラクティスでミスは許されない。最初の1分からマシンをタイヤとともに正しいウィンドウに入れなければならないんだ」
ベルギーGPでフェルスタッペンが勝利すれば、彼がタイトル争いに復帰するのではないかとの見方がパドック内で強まる可能性がある。
そしてマルコは、フェルスタッペンの5年連続ドライバーズタイトル獲得の可能性を否定していない。
「その可能性はある。そう言えるね」
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