レッドブルF1 「メルセデスと同じタイヤ戦略では勝ち目はなかった」

2020年8月11日
レッドブルF1 「メルセデスと同じタイヤ戦略では勝ち目はなかった」 / F1 70周年記念GP 決勝
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1 70周年記念GPでメルセデスと同じことをしていては勝ち目はなかったと認め、マックス・フェルスタッペンは、ハードタイヤでのスタートを“受け入れるしかなかった”と語る。

マックス・フェルスタッペンは、F1 70周年記念GPの予選Q2をハードタイヤで通過しか唯一のドライバーだった。つまり、決勝でパフォーマンスの劣るタイヤでスタートすることになったが、その予想外に戦略が奏功し、メルセデスの2台を実力で破っての勝利に繋がった。

レッドブルF1代表 「我々は予選で接戦だったマシンを周回遅れにした」

2020年8月11日
レッドブルF1代表 「我々は予選で接戦だったマシンを周回遅れにした」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、今季マシンRB16のレースペースが予選と比較して強力なペースを発揮できている理由を理解しようとしているところだと語る。

レッドブル・ホンダF1は、日曜日の70周年記念GPで2020年シーズン初勝利を収めた。マックス・フェルスタッペンは、タイヤのブリスター問題に苦しむ2台のメルセデスをレースペースで容易に上回って見せた。

レーシング・ポイントF1、ヒュルケンベルグへのチームオーダー説を否定

2020年8月11日
レーシング・ポイントF1、ヒュルケンベルグへのチームオーダー説を否定
レーシング・ポイントF1は、70周年記念GPでランス・ストロールの方を上位でフィニッシュさせるためにニコ・ヒュルケンベルグに故意にピットインを指示したとの疑惑を否定した。

新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスの代役として2戦目の出場を果たしたニコ・ヒュルケンベルグは、予選で3番グリッドを獲得。スタート直後にマックス・フェルスタッペンにポジションを奪われて表彰台への夢は早い段階で潰えたが、それでも5位フィニッシュの可能性はあった。

マックス・フェルスタッペン、F1 70周年記念GPのDriver Of The Day

2020年8月11日
マックス・フェルスタッペン、F1 70周年記念GPのDriver Of The Day
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。

“ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。F1 70周年記念GPではハードタイヤでスタートするタイヤ戦略を成功させて今シーズン初勝利を飾ったマックス・フェルスタッペンが選出された。

ホンダF1:2020年 第5戦 70周年記念GP 決勝レポート

2020年8月11日
ホンダF1:2020年 第5戦 70周年記念GP 決勝レポート
F1 70周年記念GPが行われ、巧みなタイヤ戦略とともにレースを戦ったレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが今シーズン初となる勝利を収めた。

前日の予選でハードタイヤでのQ3進出を決めたマックス・フェルスタッペンは、トップ10からスタートするマシン中で唯一、ハードタイヤを履いた状態で決勝をスタート。4番グリッドからスタートするとすぐに3番手にポジションを上げ、前を行くメルセデスの2台にプレッシャーをかける。

F1 70周年記念GP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

2020年8月10日
F1 70周年記念GP 決勝:トップ10 ドライバーコメント
2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

レースはタイヤマネジメントが鍵を握る展開となった。マックス・フェルスタッペンはハードタイヤでスタートする戦略が奏功して、安定したペースで今季初勝利。一方、これまで圧倒的な速さを見せていたメルセデスは2台ともブリスターに苦しんでペースを発揮できず、2位と3位でレースを終えた。

F1 70周年記念GP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

2020年8月10日
F1 70周年記念GP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)
2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPの決勝で11位~DNSだったドライバーのコメント。

上位勢と同様にポイントを獲得できるかどうかはタイヤマネジメントが重要な要素となった。ピットインのタイミングやタイヤの摩耗具合によって順位が大きく変動。11位のピエール・ガスリーはポイントまで0.973秒だった。

アルファタウリ・ホンダF1 「ガスリーの戦略はチーム側のミス」

2020年8月10日
アルファタウリ・ホンダF1 「ガスリーの戦略はチーム側のミス」 / F1 70周年記念GP 決勝
アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表フランツ・トストとテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1 70周年記念GPの決勝レースを振り返った。

今大会ではダニール・クビアトが10位入賞を果たしたが、7番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは1回目のピットストップを早める戦略が失敗に終わり、11位とポイントに届かなかった。

ホンダF1 田辺TD 「チーム力、ドライバー、PUが噛み合って掴んだ勝利」

2020年8月10日
ホンダF1 田辺TD 「チーム力、ドライバー、PUが噛み合って掴んだ勝利」 / F1 70周年記念GP レース後記者会見
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが今季初勝利を挙げたF1 70周年記念GPを含めた2020年のF1世界選手権の開幕5戦について振り返った。

「コロナの影響で開幕戦がいつになるのか分からない状況からスタートした今年ですが、第5戦でホンダF1のPUを搭載したクルマが初優勝を挙げることができました」と田辺豊治と振り返る。

レッドブルF1代表、フェルスタッペンの“イージー”な勝利に「信じられない」

2020年8月10日
レッドブルF1代表、フェルスタッペンの“イージー”な勝利に「信じられない」 / F1 70周年記念GP 決勝
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1 70周年記念GPでマックス・フェルスタッペンがどれほど“イージー”にメルセデスを撃退して勝利を挙げたかについて“信じられない”と語る。

メルセデスの2台はどのタイヤでもブリスターが発生して良好な状態を維持することができず、マックス・フェルスタッペンは快適に2ストップ戦略を実施して、ルイス・ハミルトンに11.326差をつけて、今シーズン初勝利。昨年のブラジルGP以来となる通算9勝目を挙げた。
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