レッドブルF1代表、フェルスタッペンの“イージー”な勝利に「信じられない」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1 70周年記念GPでマックス・フェルスタッペンがどれほど“イージー”にメルセデスを撃退して勝利を挙げたかについて“信じられない”と語る。
メルセデスの2台はどのタイヤでもブリスターが発生して良好な状態を維持することができず、マックス・フェルスタッペンは快適に2ストップ戦略を実施して、ルイス・ハミルトンに11.326差をつけて、今シーズン初勝利。昨年のブラジルGP以来となる通算9勝目を挙げた。
マックス・フェルスタッペンは、1回目のピットストップを終えた27周目にメルセデスのバルテリ・ボッタスの後ろでコースに復帰したことでホイール・トゥ・ホイールのバトルに直面したが、その週のリフィールドでボッタスから抜き去ってリードを奪い返した。
そこからは快適なリードを築いて勝利。クリスチャン・ホーナーは、今年ここまで飼いならすことに苦労していたRB16での勝利がどれほど“イージー”だったかを信じることができないと語る。
「今日は素晴らしいパフォーマンスだった。レースペースは予想を超えていた」とクリスチャン・ホーナーは Sky F1 に語った。
「リバースストラテジー戦略からのスタートだったが、マックスはレース序盤にとにかく落ち着いていたし、とにかく今日は非常にイージーだった」
「メルセデスがピットインして新しいハードを装着したときも我々は引き離すことができた。その時点で『これは本当にいけそうだ』と思った」
リバースストラテジーは、ハードタイヤからスタートすることだった。マックス・フェルスタッペンはトップ10でそれを行う唯一のドライバーであり、その戦略は報われた。
だが、レース序盤、マックス・フェルスタッペンが無線でバックオフするよう指示されたときに「おばあちゃんのように座っているわけにはいかない」と言って無視することがなければ、うまくいかなかったかもしれない。
「彼のおばあちゃんはかなり速く運転しなければならないようだね」とクリスチャン・ホーナーは冗談交じりにコメント。
「今日はとにかく彼らをカバーできていたし、このレースから理解すべきことがたくさんあると思う。アレックスもマシンは素晴らしく機能し、ペースはそこにあった」
「その後、我々はハードを使うつもりだったが、戦略を切り替えた。そのタイヤを取り除いてミドルスティントはミディアムに切り替えた。基本的にはメルセデスと同じ戦略だが、それらをカバーすることができた」
「どのタイヤでもマックスはカバーできたし、それは素晴らしいことだった」
メルセデスが、予選でどちらかのドライバーにハードタイヤを装着させてレッドブルの戦略をカバーしてこなかったことに驚いたかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「忘れてはならないのは、今週末、コンパウンドが1ステップ柔らかくなっていることだ。つまり、先週末の赤いソフトタイヤは今週末のミディアムだった」
「我々にとってそれは本当に壊れやすいと感じていたし、予選でハードでラップをまとめることができると思った。昨日はとてもタイトだった」
「そうだね、ハードタイヤを走ったのは我々だけだったので、非常に驚いた」
今週末のメルセデスのタイヤに苦労したのは、先週末のF1イギリスGPでのタイヤ故障問題に対応するために空気圧を上げたことが原因だったとの見方もある。
それは事実かと質問されたクリスチャン・ホーナーは「そうかもしれないが、あノマシンには多くのダウンフォースがあるのが分かると思う。我々よりも多くのウイングをつけていた」
「彼らは最初のピットストップから約5ラップ以内にタイヤにブリスターが出ていたが、マックスはその時点でもまだ非常にイージだった」
「我々には理解しなければならないことがたくさんあるが、結果はここシルバーストンでの70周年記念GPでの勝利だ。それは信じられないことだ」
これまでメルセデスのパフォーマンスは圧倒的であり、70周年記念GPの予選でも後続に1秒以上の差をつけていた。
しかし、シルバーアローの鎧に凹みを付けた今、レッドブル・ホンダはタイトル争いは戻ってきたのだろうか?
「彼らは手ごわい対戦相手だが、今日の我々は本当には強力なパフォーマンスがあった」とクリスチャン・ホーナーは語った。
「我々はペースと戦略に基づいて、彼らを公平かつ平等に打ち負かした。そして、我々はこの週末のレースから多くの自信を得ることができたと思う」
関連:F1 70周年記念GP 結果:マックス・フェルスタッペンが今季初優勝!ホンダF1勢は3台が入賞!
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1イギリスGP
メルセデスの2台はどのタイヤでもブリスターが発生して良好な状態を維持することができず、マックス・フェルスタッペンは快適に2ストップ戦略を実施して、ルイス・ハミルトンに11.326差をつけて、今シーズン初勝利。昨年のブラジルGP以来となる通算9勝目を挙げた。
マックス・フェルスタッペンは、1回目のピットストップを終えた27周目にメルセデスのバルテリ・ボッタスの後ろでコースに復帰したことでホイール・トゥ・ホイールのバトルに直面したが、その週のリフィールドでボッタスから抜き去ってリードを奪い返した。
そこからは快適なリードを築いて勝利。クリスチャン・ホーナーは、今年ここまで飼いならすことに苦労していたRB16での勝利がどれほど“イージー”だったかを信じることができないと語る。
「今日は素晴らしいパフォーマンスだった。レースペースは予想を超えていた」とクリスチャン・ホーナーは Sky F1 に語った。
「リバースストラテジー戦略からのスタートだったが、マックスはレース序盤にとにかく落ち着いていたし、とにかく今日は非常にイージーだった」
「メルセデスがピットインして新しいハードを装着したときも我々は引き離すことができた。その時点で『これは本当にいけそうだ』と思った」
リバースストラテジーは、ハードタイヤからスタートすることだった。マックス・フェルスタッペンはトップ10でそれを行う唯一のドライバーであり、その戦略は報われた。
だが、レース序盤、マックス・フェルスタッペンが無線でバックオフするよう指示されたときに「おばあちゃんのように座っているわけにはいかない」と言って無視することがなければ、うまくいかなかったかもしれない。
「彼のおばあちゃんはかなり速く運転しなければならないようだね」とクリスチャン・ホーナーは冗談交じりにコメント。
「今日はとにかく彼らをカバーできていたし、このレースから理解すべきことがたくさんあると思う。アレックスもマシンは素晴らしく機能し、ペースはそこにあった」
「その後、我々はハードを使うつもりだったが、戦略を切り替えた。そのタイヤを取り除いてミドルスティントはミディアムに切り替えた。基本的にはメルセデスと同じ戦略だが、それらをカバーすることができた」
「どのタイヤでもマックスはカバーできたし、それは素晴らしいことだった」
メルセデスが、予選でどちらかのドライバーにハードタイヤを装着させてレッドブルの戦略をカバーしてこなかったことに驚いたかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「忘れてはならないのは、今週末、コンパウンドが1ステップ柔らかくなっていることだ。つまり、先週末の赤いソフトタイヤは今週末のミディアムだった」
「我々にとってそれは本当に壊れやすいと感じていたし、予選でハードでラップをまとめることができると思った。昨日はとてもタイトだった」
「そうだね、ハードタイヤを走ったのは我々だけだったので、非常に驚いた」
今週末のメルセデスのタイヤに苦労したのは、先週末のF1イギリスGPでのタイヤ故障問題に対応するために空気圧を上げたことが原因だったとの見方もある。
それは事実かと質問されたクリスチャン・ホーナーは「そうかもしれないが、あノマシンには多くのダウンフォースがあるのが分かると思う。我々よりも多くのウイングをつけていた」
「彼らは最初のピットストップから約5ラップ以内にタイヤにブリスターが出ていたが、マックスはその時点でもまだ非常にイージだった」
「我々には理解しなければならないことがたくさんあるが、結果はここシルバーストンでの70周年記念GPでの勝利だ。それは信じられないことだ」
これまでメルセデスのパフォーマンスは圧倒的であり、70周年記念GPの予選でも後続に1秒以上の差をつけていた。
しかし、シルバーアローの鎧に凹みを付けた今、レッドブル・ホンダはタイトル争いは戻ってきたのだろうか?
「彼らは手ごわい対戦相手だが、今日の我々は本当には強力なパフォーマンスがあった」とクリスチャン・ホーナーは語った。
「我々はペースと戦略に基づいて、彼らを公平かつ平等に打ち負かした。そして、我々はこの週末のレースから多くの自信を得ることができたと思う」
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