F1 70周年記念GP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)
2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPの決勝で11位~DNSだったドライバーのコメント。
上位勢と同様にポイントを獲得できるかどうかはタイヤマネジメントが重要な要素となった。ピットインのタイミングやタイヤの摩耗具合によって順位が大きく変動。11位のピエール・ガスリーはポイントまで0.973秒だった。
11位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
「スタートも決まり、タイヤの感触もよかったので、予定よりも早くピットインするように無線が入った時には、驚いた。アルボンに抜かれないように頑張ったが、それはそれほど重要ではなかった。ピットストップから戻るとトラフィックに捕まり、ポジションを上げるために必要以上にプッシュすることになった。何周か走るとタイヤのブリスターがひどくなり、そこからは散々だった。もっといい結果を出せると思っていたので残念だ。他の戦略を取れなかったか、レースを振り返り、次のバルセロナではポイントを取りたい」
12位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
「今日はベストを尽くした。残念ながら、ターン1でスピンしてしまった。あそこで何が起こったのかよく分かっていない。ヒットしたと思ったけど、実際には縁石だった。突然マシンのコントロールを失った。でも、僕たちは戦略面でもっと良い仕事ができたとも感じている。1回目のピットストップの後、トラフィックのなかで合流してしまった。それが理由で2回目のピットストップを前倒ししなければならなかった。最後はミディアムタイヤで20周走らなければならなかったし、それは僕たちが今日できたベストな選択ではなかったと感じている。もちろん、全体的に難しいレースだったし、僕たちが望んでいた場所に戻ることができなかったのは残念だ」
13位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「僕たち全員にとって期待外れな一日だった。良いスタートを切ることができたし、非常に強力で長い第1スティントの後、僕たちは良い場所にいた。残念ながら、ピットストップでホイールガンが故障してしまったようだ。それによってピットストップ前にやっていた仕事が取り消されてしまった。タイヤ戦略とレースの管理によって今日はポイントを獲得できそうだったけど、再び僕のコントロールできない理由で良い結果を逃してしまった。残念だったけど、同時に掘り下げてプッシュし続けなければならない。今日は個人的にもチームの全員にとっても間違いなく期待外れな一日だったからね。来週末は再び僕のホームレースなので、そこで挽回できることを願っている」
14位:ダニエル・リカルド(ルノー)
「とにかく今日は状況が徐々にどんどん悪化していく一日だった。序盤は問題なかったし、6番手を維持して、ペース的にも前のマシンについていくことができていた。別のミディアムに交換するためにピットに入ったけど、それらを働かせるのに苦労した。ハードタイヤに交換するためにピットインしなければならず、そのあとターン3でごたごたがあった。カルロス(サインツ)から防戦しているときにリアノコントロールを失ってスピンしていまった。レースはそこで終わった感じだ。僕たちはそれを受け入れて、顔を上げてバルセロナに向かわなければならない。今日は苛立たしいレースだったけど、シルバーストンでの2週間から多くのポジティブなことが得られたし、
15位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「ペースは悪くなかったけど、ポイント圏外の結果には満足していない。できる限りのことはしたけど、20番手スタートでは15位まで巻き返すのがやっとだったし、まだ何かが足りない。特に土曜日にトップ10を争えるようになる必要がある。昨日から1ストップは可能だと思っていたので挑戦した。タイヤは長持ちしたし、グリップもまずまずだったけど、酷いバイブレーションが発生したので、何かが故障しないようにスピードを落とさなければならなかった。結果として何も残すことができなかったし、ポイント争いに加わりたければ、もっと良いパフォーマンスを見つける必要がある」
16位:ロマン・グロージャン(ハース)
「僕にとってはスタートが問題だった。何が悪かったのかは分からないし、すべてを調べる必要がある。その後はペースはいい感じだったけど、トラフィックに中でフロントの空気を失ってしまった。高速コーナーでは追い越しができなかった。“プランB”の1ストップ戦略でいくことを求めたけど、ほんの少し届かなかった。それでもハードタイヤをできるだけ長持ちさせることに努めたし、タイヤをケアすることに取り組んでいた。できる限りのことはした。フロントが摩耗すると予想していたけど、リアにブリスターができた。誰もが同じ状況だったと思う。風が強くて、突風のせいで不安定だったけど、マシンをプッシュできたし、ドライブできた。ラップタイムは良かった。リアタイヤが熱くなりすぎた時の冷却に取り組む必要がある。結果には表れなかったけど、僕たちのペースは悪くなかった。改善すべき点は分かっている」
17位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「簡単な一日ではなかった。ベストを尽くしたし、戦略を分けてチャンスを増やしたけど、結果的にポイントを獲得することはできなかった。今回もレースペースは土曜日よりも良くなっていたので、予選パフォーマンスを向上することができれば前進が期待できる。チームとしてポジティブにハードワークを続け、改善する必要がある。数日で多くのことが変わると期待するのは現実的ではないけど、少なくとも新しい会場に移るので、シルバーストンよりも相性がいいことを期待している」
18位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「とても難しいレースだった。蹴り出しが悪くてポジションをいくつか失ってしまった。誰にとっても難しい状況だったと思うけど、これがこういうトリッキーなレースの現実だ。学ぶべきことや見直すべきことがたくさんある。今日は僕たちの日ではなかった。シルバーストンの2週間は大きく違う展開となった。どうしてそうなったのか、この2週間のうちに何が変わったのか、僕たちが前進するためにそれがどう助けになるのかについて理解する必要がある。それ以外では良い2週間だった。僕たちの予選ペースは力強いので、引き続き日曜日のペースを向上させる必要がある」
19位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「状況と戦略に基づいて、その場で適応しなければならないレースだった。マシンの感触は素晴らしかったし、先週よりもさらに良くかった。これまでのどのレースよりも自信を持って走れた。フィニッシュの順位は僕たちにふさわしいものではないと思う。左リアタイヤに問題が生じて3度目のピットストップを強いられた。トラックポジションが不運で、何台かのマシンの後ろに引っかかってしまった。ちょっと残念だったけど、ペースが良かったことはポジティブだ」
DNF:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「今週末のマシンは僕たちの知っているパフォーマンスを発揮しなかった。日曜日のレースのコンディションで良いパフォーマンスができることは分かっている。今週末はそうならなかった。先週の日曜日にクラッシュして、フロアなど交換したパーツが古いからだと思う。それ以外に思い当たることはない。僕の考えれば、マシンは今日よりもはるかに優れているはずだ。今週末はシンプルにうまくいかなかった。それは不運だ。今回も素晴らしいスタートが切れたし、その点はポジティブに捉えて、それを続けていきたい。通常、このマシンは予選よりレースで競争力を高いことはわかっている。僕たちは良いスタートを続けて、ポジションを争う必要がある。僕たちの仕事は戦い続けることだ」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1イギリスGP
上位勢と同様にポイントを獲得できるかどうかはタイヤマネジメントが重要な要素となった。ピットインのタイミングやタイヤの摩耗具合によって順位が大きく変動。11位のピエール・ガスリーはポイントまで0.973秒だった。
11位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
「スタートも決まり、タイヤの感触もよかったので、予定よりも早くピットインするように無線が入った時には、驚いた。アルボンに抜かれないように頑張ったが、それはそれほど重要ではなかった。ピットストップから戻るとトラフィックに捕まり、ポジションを上げるために必要以上にプッシュすることになった。何周か走るとタイヤのブリスターがひどくなり、そこからは散々だった。もっといい結果を出せると思っていたので残念だ。他の戦略を取れなかったか、レースを振り返り、次のバルセロナではポイントを取りたい」
12位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
「今日はベストを尽くした。残念ながら、ターン1でスピンしてしまった。あそこで何が起こったのかよく分かっていない。ヒットしたと思ったけど、実際には縁石だった。突然マシンのコントロールを失った。でも、僕たちは戦略面でもっと良い仕事ができたとも感じている。1回目のピットストップの後、トラフィックのなかで合流してしまった。それが理由で2回目のピットストップを前倒ししなければならなかった。最後はミディアムタイヤで20周走らなければならなかったし、それは僕たちが今日できたベストな選択ではなかったと感じている。もちろん、全体的に難しいレースだったし、僕たちが望んでいた場所に戻ることができなかったのは残念だ」
13位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「僕たち全員にとって期待外れな一日だった。良いスタートを切ることができたし、非常に強力で長い第1スティントの後、僕たちは良い場所にいた。残念ながら、ピットストップでホイールガンが故障してしまったようだ。それによってピットストップ前にやっていた仕事が取り消されてしまった。タイヤ戦略とレースの管理によって今日はポイントを獲得できそうだったけど、再び僕のコントロールできない理由で良い結果を逃してしまった。残念だったけど、同時に掘り下げてプッシュし続けなければならない。今日は個人的にもチームの全員にとっても間違いなく期待外れな一日だったからね。来週末は再び僕のホームレースなので、そこで挽回できることを願っている」
14位:ダニエル・リカルド(ルノー)
「とにかく今日は状況が徐々にどんどん悪化していく一日だった。序盤は問題なかったし、6番手を維持して、ペース的にも前のマシンについていくことができていた。別のミディアムに交換するためにピットに入ったけど、それらを働かせるのに苦労した。ハードタイヤに交換するためにピットインしなければならず、そのあとターン3でごたごたがあった。カルロス(サインツ)から防戦しているときにリアノコントロールを失ってスピンしていまった。レースはそこで終わった感じだ。僕たちはそれを受け入れて、顔を上げてバルセロナに向かわなければならない。今日は苛立たしいレースだったけど、シルバーストンでの2週間から多くのポジティブなことが得られたし、
15位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「ペースは悪くなかったけど、ポイント圏外の結果には満足していない。できる限りのことはしたけど、20番手スタートでは15位まで巻き返すのがやっとだったし、まだ何かが足りない。特に土曜日にトップ10を争えるようになる必要がある。昨日から1ストップは可能だと思っていたので挑戦した。タイヤは長持ちしたし、グリップもまずまずだったけど、酷いバイブレーションが発生したので、何かが故障しないようにスピードを落とさなければならなかった。結果として何も残すことができなかったし、ポイント争いに加わりたければ、もっと良いパフォーマンスを見つける必要がある」
16位:ロマン・グロージャン(ハース)
「僕にとってはスタートが問題だった。何が悪かったのかは分からないし、すべてを調べる必要がある。その後はペースはいい感じだったけど、トラフィックに中でフロントの空気を失ってしまった。高速コーナーでは追い越しができなかった。“プランB”の1ストップ戦略でいくことを求めたけど、ほんの少し届かなかった。それでもハードタイヤをできるだけ長持ちさせることに努めたし、タイヤをケアすることに取り組んでいた。できる限りのことはした。フロントが摩耗すると予想していたけど、リアにブリスターができた。誰もが同じ状況だったと思う。風が強くて、突風のせいで不安定だったけど、マシンをプッシュできたし、ドライブできた。ラップタイムは良かった。リアタイヤが熱くなりすぎた時の冷却に取り組む必要がある。結果には表れなかったけど、僕たちのペースは悪くなかった。改善すべき点は分かっている」
17位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「簡単な一日ではなかった。ベストを尽くしたし、戦略を分けてチャンスを増やしたけど、結果的にポイントを獲得することはできなかった。今回もレースペースは土曜日よりも良くなっていたので、予選パフォーマンスを向上することができれば前進が期待できる。チームとしてポジティブにハードワークを続け、改善する必要がある。数日で多くのことが変わると期待するのは現実的ではないけど、少なくとも新しい会場に移るので、シルバーストンよりも相性がいいことを期待している」
18位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「とても難しいレースだった。蹴り出しが悪くてポジションをいくつか失ってしまった。誰にとっても難しい状況だったと思うけど、これがこういうトリッキーなレースの現実だ。学ぶべきことや見直すべきことがたくさんある。今日は僕たちの日ではなかった。シルバーストンの2週間は大きく違う展開となった。どうしてそうなったのか、この2週間のうちに何が変わったのか、僕たちが前進するためにそれがどう助けになるのかについて理解する必要がある。それ以外では良い2週間だった。僕たちの予選ペースは力強いので、引き続き日曜日のペースを向上させる必要がある」
19位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「状況と戦略に基づいて、その場で適応しなければならないレースだった。マシンの感触は素晴らしかったし、先週よりもさらに良くかった。これまでのどのレースよりも自信を持って走れた。フィニッシュの順位は僕たちにふさわしいものではないと思う。左リアタイヤに問題が生じて3度目のピットストップを強いられた。トラックポジションが不運で、何台かのマシンの後ろに引っかかってしまった。ちょっと残念だったけど、ペースが良かったことはポジティブだ」
DNF:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「今週末のマシンは僕たちの知っているパフォーマンスを発揮しなかった。日曜日のレースのコンディションで良いパフォーマンスができることは分かっている。今週末はそうならなかった。先週の日曜日にクラッシュして、フロアなど交換したパーツが古いからだと思う。それ以外に思い当たることはない。僕の考えれば、マシンは今日よりもはるかに優れているはずだ。今週末はシンプルにうまくいかなかった。それは不運だ。今回も素晴らしいスタートが切れたし、その点はポジティブに捉えて、それを続けていきたい。通常、このマシンは予選よりレースで競争力を高いことはわかっている。僕たちは良いスタートを続けて、ポジションを争う必要がある。僕たちの仕事は戦い続けることだ」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1イギリスGP