2010年06月のF1情報を一覧表示します。
ミハエル・シューマッハ、マッサとの接触はお咎めなし
2010年6月14日
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フェリペ・マッサは、最終シケインでアウト側からミハエル・シューマッハにオーバーテイクを仕掛けたが、シューマッハは厳しくレーシングラインを閉ざした。
両者はブレーキングで接触し、マッサはフロントウイングを破損。ピットインし、順位を落とすことになった。
F1カナダGP 決勝 (ドライバーコメント)
2010年6月14日
ブリヂストン:F1カナダGP レースレポート
2010年6月14日
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カナダGP決勝は、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが、スーパソフト−ミディアム−ミディアムのタイヤ戦略でスリリングかつ非常に見所の多いレースに優勝した。
ハミルトンに続いてチームメイトのジェンソン・バトンがフィニッシュラインを越え、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスが1−2フィニッシュを達成した。スクーデリア・フェラーリのフェルナンド・アロンソが3位を獲得した。
マクラーレン:2戦連続1-2フィニッシュ (F1カナダGP)
2010年6月14日
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オプションタイヤでのスタートとなったマクラーレン勢だが、結果的にその戦略は吉と出た。ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンは、1回目のピットストップでフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)に先行を許すが、その後コース上でオーバーテイク。ジェンソン・バトンもアロンソをかわして2位に浮上。力強いパフォーマンスで前戦トルコGPから2戦連続となる1-2フィニッシュを飾った。
フェラーリ:アロンソが3位表彰台 (F1カナダGP)
2010年6月14日
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フェルナンド・アロンソ (3位)
「表彰台に戻れて、特に再び度優勝争いができたことは素晴らしいことだ。今日は優勝できたかもしれないけど、いくつかの場面でトラフィックに非常に高い代償を何度も支払うことになったしまい、そうすることができなかった。レースではこういったことが誰にでも起きるものだし、今回は僕たちの番だった。目標を達成したいのなら、常に表彰台を獲得しなければならないし、この結果は戦略面とピットストップに関して素晴らしい仕事をしてくれたチームにとって最高のモチベーションになるね」
レッドブル:タイヤ戦略が機能せず (F1カナダGP)
2010年6月14日
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プライムタイヤでスタートするという戦略をとったレッドブル勢だったが、結果的にその戦略は機能しなかった。
セバスチャン・ベッテルは、第2スティントをオプションで行くという戦略をとったが、コース上でオーバーテイクすることはできず4位でフィニッシュ。
ザウバー:小林可夢偉はリタイア (F1カナダGP)
2010年6月14日
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小林可夢偉 (リタイア)
「起きてはならない事がおきてしまいました。18番グリッドからスタートして、1周目のバックストレートで9番手をニコ・ヒュルケンベルグと争っていました。僕たちの前を走っていたミハエル・シューマッハがシケインへのブレーキングでなにかトラブルがあったようで、3人ともブレーキングが遅れて行き場がなくなってしまいました。その結果、縁石にのってクルマが跳ねてしまい、クルマにひどいダメージを負って止めるしかありませんでした」
メルセデスGP:ニコ・ロズベルグが6位入賞 (F1カナダGP)
2010年6月14日
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ニコ・ロズベルグ (6位)
「今日の状況を考えると、6位が最良だったと思う。リザルトには満足している。昨日の予選ではタイヤが機能してくれなかったうえ、スタート直後に混乱に巻き込まれて順位を落としてしまった。だが、そこからプッシュして複数のオーバーテイクに成功したおかげで、ポジションを回復することができた」
ルノー:ロバート・クビサが7位入賞 (F1カナダGP)
2010年6月14日
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ロバート・クビサ (7位)
「今日の午後獲得した6ポイントは、今シーズン最もタフなポイントだった。昨日、僕たちはプライムタイヤで予選をすることを選択して、レース前半にアドバンテージを得られると期待していたけど、残念ながらうまくいかなかった。最初のスティントでリアに多くのデグラデーションが出てしまい、早めにピットインしなければならなかった。そのあと第2スティントでもリアタイヤが終わってしまった」