レッドブル F1カナダGP
レッドブルは、F1カナダGPでセバスチャン・ベッテルが4位、マーク・ウェバーが5位だった。

プライムタイヤでスタートするという戦略をとったレッドブル勢だったが、結果的にその戦略は機能しなかった。

セバスチャン・ベッテルは、第2スティントをオプションで行くという戦略をとったが、コース上でオーバーテイクすることはできず4位でフィニッシュ。

ギアボックス交換により7番グリッドからのスタートとなったマーク・ウェバーは、オプションをできるだけ短く使うためにプライムでの第2スティントを引っ張ったが終盤に失速。5位でフィニッシュした。

セバスチャン・ベッテル (4位)
「最初のピットストップには驚いたよ。リードしていたのに、4位で出て行ったんだからね。僕たちに起こったことは全て予想で来ていたと思う。他チームは予想通り新品タイヤに交換するために早めに入った。通常、彼らはトラフィックの中に出ていくことになるので、彼らのレースは終わるんだけど、そうはならなかった。僕たちがピットストップを終えたとき、彼らは僕たちの前にいたので、そこで何が起こったのか理解する必要がある。他の点では、僕はレースの半分くらいからギアボックスに問題を抱えていて、ストーダウンしなければならなかった。また周回遅れのクルマによって、2周でジェンソンに対して6秒失ってしまったので、表彰台を争うことができなかった。でも、最終的にこのよなポジションが獲れて良かったよ。週末に入ったときは僕たちは優勝候補ではなかったけど、実際にはとても良いペースがあったし、それによって何人かを驚かせた。レース中は、展開によって僕たちの本当のペースを示すことができなかったけど、励みになったよ。順位表のトップは接戦だし、物事がとても早く変化することはわかっている。パニックになる理由はない。僕たちには良いクルマがあるし、僕たちはバレンシアに目を向けている」

マーク・ウェバー (5位)
「今日のレースは、タイヤが大きな役割を果たしたし、結局のとろこ僕たちはベストを尽くしたよ。今朝のペナルティは複雑な気分だった(マークはギアボックス交換により5グリッド降格となった)。スタートでは最初の数周は良かったけど、最初のタイヤセットが駄目になって、望んでいたよりも早めにピットインする必要があった。セカンドスティントではリードしていたし、ルイスとのギャップをモニターしていた。彼はフィニッシュまで行けるペースだったので、スタートで少し引き離した。一貫したペースを維持しようとしたけど、結局タイヤにペースは望めなかったし、それらは立ち去ってしまった。どんなにゆっくり走っても、ここでタイヤを摩耗させないようにするの実質不可能だった。2回目のピットストップから5位で戻ったことはあまり驚きではなかった。前の人たちがルイスの後ろに連なっているのはわかっていたからね。そのあとは次のレースのためにクルマを労わることにした。タフなイベントになることは予想していたし、最終的には考えていたよりも接戦だった。今日はシャンパンを得たかったけど、そうはならなかったね。でも、僕たちは戻ってくるよ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1カナダGP