トヨタ F1 中国GP
トヨタは、F1第3戦 中国GP初日のフリー走行で、ヤルノ・トゥル−リが6番手、ティモ・グロックが8番手だった。

ヤルノ・トゥルーリ
フリー走行1回目 6番手 1分37秒764
フリー走行2回目 6番手 1分36秒217
「忙しい金曜日になった。午前中は電気系統に問題が出て、時間を要したが、最終的には、セットアップとタイヤのプログラムをこなすことができた。1回目の走行のときは、あまり良い路面状態ではなかったが、午後には良くなった。全体的には、クルマのバランスと速さは更に、良くなると期待している。今夜、データを分析し、明日には改善できればと思う。決勝では再び上位を目指したい」

ティモ・グロック
フリー走行1回目 8番手 1分37秒894
フリー走行2回目 8番手 1分36秒548
「今日はうまく行った。午前のセッションでは、ラバーが乗っていない状態だったのでグリップがきかず、うまく乗りこさなければならなかった。しかし、セットアップの点では、多くのことを確認することができた。2回目の走行では、1回目より、クルマのバランスが落ち着いたように感じた。明日のために、適切な方向に調整しなければならないが、週末に向けて悪くないスタートだ」

ディーター・ガス (チーフエンジニア レース&テスト)
「しっかりしたスタートが切れた。大きな問題もなく、プログラムをこなすことが出来た。トゥルーリは午前中、電気系統トラブルで少し遅れたが、プログラムへの過度な影響はなかった。プログラムには、新しい空力のテストと、サスペンションの開発も含まれ、順調に終わらせることができた。タイヤの持続性は思ったほど悪くなく、決勝に期待が持てる。1、2戦でのラップタイムは、チームの状態が良い事を示しており、今週末も自信を持って臨む」

新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
「初めての4月開催の中国GPは、春らしい日差しの中でのグランプリ初日となった。オーストラリア、マレーシアのレースで我々の強いところ、弱いところが見えてきたので、今回の中国グランプリには、より競争力を上げるために、新しい空力パーツとともに、足回りにも新しい部品を持ち込んだ。午前、午後のフリー走行で、新しい部品の効果も確認する事が出来たし、2種類のタイヤの特性も見ることが出来た。今日は、完璧にセットアップを決めることが出来なかったが、十分なデータが取れたので明日の予選に対しての不安は無い。二人のドライバー揃って上位グリッドの獲得をめざす」

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カテゴリー: F1 / トヨタ / F1中国GP