トヨタ、F1撤退もNASCARは継続

2009年11月11日
トヨタ, NASCAR
F1撤退を決めたトヨタだが、アメリカのトップカテゴリーであるNASCARへの参戦は継続する。

トヨタ・レーシング・ディベロップメント(TRD)のリー・ホワイト社長は、トヨタのF1撤退が「NASCARプログラムに影響しない」とコメント。

「我々のNASCARプログラムや計画、将来については何も影響しない。我々はこれからもNASCARに留まるし、NASCARも我々との関係を継続していく」

トヨタF1チームの元幹部、ジョン・ハウエットを非難

2009年11月9日
トヨタF1撤退で非難を受けるジョン・ハウエット
トヨタのF1撤退を受け、トヨタF1チームの元幹部はジョン・ハウエットを非難している。

2004年末にチームを解雇された元研究部門トップのノルベルト・クレイヤーは、「日本人は間違った人間を信用してしまった」と語る。

「彼らはなぜレースについて何も理解していない官僚に仕事を与えてしまったか」とトヨタF1チームに異動する前はトヨタ/レクサスのマーケティングを担当していたチーム代表のジョン・ハウエットを名指しで非難。

小林可夢偉 「2010年の契約にサインする目前だった」

2009年11月6日
小林可夢偉
小林可夢偉は、トヨタがF1撤退しなければ2010年のシートを獲得できていただろうと語る。

一時は父親の継ぐ寿司屋で働くことさえ考えたという小林可夢偉だが、負傷したティモ・グロックの代役として参戦したラスト2戦で印象的なパフォーマンスをみせ、パドックの評価をあげていた。

しかし、トヨタは2009年をもってF1から撤退することを発表。小林可夢偉は、GP2に参戦する予算はないため、2010年にF1で残れれなければ、日本に帰国しなければならないだろうと語る。

トヨタ、F1チーム売却を改めて否定

2009年11月6日
トヨタ F1チーム売却を否定
F1撤退を発表したトヨタは、ホンダやBMWのようにF1チームを売却することはないと改めて否定した。

ホンダがF1から撤退したときは、ロス・ブラウンを含むチームの経営陣に1ポンドでチームを譲った。BMWもカドバックへチームを売却している。

しかし、トヨタのジョン・ハウエットは「検討はされたが、却下された」とチーム売却はないと語る。

ヤルノ・トゥルーリ 「トヨタF1撤退に驚きはなかった」

2009年11月6日
ヤルノ・トゥルーリ トヨタF1撤退
ヤルノ・トゥルーリは、トヨタがF1から撤退すると決定したことにまったく驚かなかったと語る。

2004年からトヨタに所属していたヤルノ・トゥルーリは、しかし来年もうチームと作業できないことがわかり動揺したと語る。

「チームのみんなのことを考えると少し悲しかったけど、決定には驚かなかった。みんなとは素晴らしい関係だったし、彼らと将来再び働けることを願っている」とトゥルーリは“カゼッタ・デロ・スポルト”紙にコメント。

フェラーリ、トヨタF1撤退でFIAを非難

2009年11月5日
フェラーリ FIAを非難
フェラーリは、トヨタのF1撤退を受けて声明を発表。FIAを批判した。

トヨタはF1撤退の理由に経済状況を挙げたが、フェラーリは原因は現在のF1状況はFIAと大手チームの「戦争」の結果であるとし、FIA前会長のマックス・モズレーを非難した。

「1939年にイングランドで初刊行されたアガサ・クリスティの“そして誰もいなくなった”のパロディのようだ。だが、現実はもっと厳しい」

トヨタ、F1スタッフの550名を削減か

2009年11月5日
トヨタF1 500名のスタッフを削減
トヨタF1チームのスタッフは、トヨタのF1撤退の発表のあと、ケルンでレースプロジェクトに携わるのは150名まで縮小されるとの噂を聞いたとドイツの“Auto Motor und Sport”に語った。

ケルンのファクトリーでは、およそ700名のスタッフがF1エンジンとシャシーのプログラムに取り組んでいた。

選択肢のひとつには、他の企業に活動を売却することだが、トヨタのジェン・ハウエットはTMG(Toyota Motorsport GmbH)は、“草の根モータースポーツ”に参加するために規模を縮小するだろうと語っている。

エプシロン・ユースカディ、トヨタF1チーム買収を否定

2009年11月5日
エプシロン・ユースカディ ホアン・ヴィラデルプラット
エプシロン・ユースカディのホアン・ヴィラデルプラットは、たとえさらにF1を撤退するチームが現れたとしても、2010年のF1グリッドでレースをする準備を整えるには遅すぎると考えている。

「プロジェクトは2ヶ月前にストップした。クルマの準備は間に合わないだろう」とホアン・ヴィラデルプラットはスペインの“マルカ”にコメント。

「我々ができることは、他のチームが準備できていないなら、彼らによってすでに行われている作業を引き継ぐことだ」

山科忠代表、涙の訴え「可夢偉をこのまま終わらせたくない」

2009年11月5日
山科忠 涙のトヨタF1撤退
トヨタF1チームの代表を務めてきた山科忠代表は、トヨタF1撤退会見の場で、自らが育てたドライバー、特にここ2戦で素晴らしいパフォーマンスをみせた小林可夢偉の今後について涙を流しながら悔しさをにじませた。

「TDPは少し縮小しますけども、継続はします。下のクラスの小さいお子さん、あの辺をサポートしていくべきだと思います」
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