ヤルノ・トゥルーリ 「トヨタF1撤退に驚きはなかった」
2009年11月6日

2004年からトヨタに所属していたヤルノ・トゥルーリは、しかし来年もうチームと作業できないことがわかり動揺したと語る。
「チームのみんなのことを考えると少し悲しかったけど、決定には驚かなかった。みんなとは素晴らしい関係だったし、彼らと将来再び働けることを願っている」とトゥルーリは“カゼッタ・デロ・スポルト”紙にコメント。
フェラーリ、トヨタF1撤退でFIAを非難
2009年11月5日

トヨタはF1撤退の理由に経済状況を挙げたが、フェラーリは原因は現在のF1状況はFIAと大手チームの「戦争」の結果であるとし、FIA前会長のマックス・モズレーを非難した。
「1939年にイングランドで初刊行されたアガサ・クリスティの“そして誰もいなくなった”のパロディのようだ。だが、現実はもっと厳しい」
トヨタ、F1スタッフの550名を削減か
2009年11月5日

ケルンのファクトリーでは、およそ700名のスタッフがF1エンジンとシャシーのプログラムに取り組んでいた。
選択肢のひとつには、他の企業に活動を売却することだが、トヨタのジェン・ハウエットはTMG(Toyota Motorsport GmbH)は、“草の根モータースポーツ”に参加するために規模を縮小するだろうと語っている。
エプシロン・ユースカディ、トヨタF1チーム買収を否定
2009年11月5日

「プロジェクトは2ヶ月前にストップした。クルマの準備は間に合わないだろう」とホアン・ヴィラデルプラットはスペインの“マルカ”にコメント。
「我々ができることは、他のチームが準備できていないなら、彼らによってすでに行われている作業を引き継ぐことだ」
山科忠代表、涙の訴え「可夢偉をこのまま終わらせたくない」
2009年11月5日

「TDPは少し縮小しますけども、継続はします。下のクラスの小さいお子さん、あの辺をサポートしていくべきだと思います」
豊田章男社長 質疑応答:トヨタF1撤退
2009年11月5日

皆さまご存じの通り、私自身、非常にモータースポーツを個人的にも推進している一人でございます。こういうモータースポーツを自動車文化のひとつのしてきたいという風に精一杯頑張って参りました。そこでの本音の部分と、6月以降に社長になってからのところでは、ちょっと立場が変わったということをご理解いただきたと思います。
トヨタF1撤退会見 「苦渋の決断をせざるをえなかった」
2009年11月4日

会見には豊田章男 トヨタ自動車社長、山科忠 TMG会長兼トヨタ自動車専務取締役が出席。冒頭、豊田章男がF1撤退の経緯を説明した。
「弊社は2002年以降、8年間にわたりF1に参戦して参りましたが、社内の取締役会にて議論しました結果、本年をもって参戦を終了いたすことに致しました。この8年間ご支援頂いたファンの皆さま、スポンサーの皆さま、メディアの皆さま、そしてF1を通じ、クルマの魅力を全世界にアピールし続けてくださったレーサーや関係者の皆さまに心より御礼申し上げたいと思います」
トヨタ F1撤退:The dream is over
2009年11月4日

The dream is over
今朝、会議でトヨタがF1から即時撤退するということを聞かされ、ケルンのパナソニック・トヨタ・レーシングチームは大きなショックを受けた。
我々にとって非常に悲しみのときであることは間違いない。しかし、我々はファンの皆さまの素晴らしいサポートと励ましに心から感謝したい。
トヨタ、F1撤退を正式発表
2009年11月4日

トヨタ プレスリリース
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、2009年をもってフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)から撤退することを発表した。
トヨタは、昨年来の急激な経済情勢の変化の中でも、豊かなクルマ文化の創造に向けた重点施策として、モータースポーツの最高峰であるF1への参戦を継続してきた。しかしながら、昨今の厳しい経営環境を踏まえつつ、来年以降のモータースポーツ活動についても、あらためて中長期的な観点から総合的に検討した結果、本年限りでのF1からの撤退を決定した。今後、F1に参戦していたトヨタのモータースポーツ子会社Toyota Motorsport GmbH(トヨタ モータースポーツ有限会社)は、欧州におけるモータースポーツ活動拠点へと、事業内容を転換していく予定である。