トヨタ F1 ハンガリーGP 予選
トヨタは、F1ハンガリーGPの予選で、ヤルノ・トゥルーリが12番手、ティモ・グロックは14番手だった。

ヤルノ・トゥルーリ (12番手)
「納得がいかない結果であり、残念ながら、今日は、トップ10に入ることができなかった。ラップタイム差はとても僅差で、ほんのわずかのタイム差が大きく順位に影響する。結局のところ、僕たちは、ペースをつかめなかった。予選が終わった時点で、どこに何が足りないのか、正確に判断することは難しいが、僕たちは当然、より良い結果を求めている。僕はレースドライバーだから、決してあきらめない。決勝は長いので、何が起こるか分からない。ポイント獲得に向けてベストを尽くす」

ティモ・グロック (14番手)
「特に午前中のフリー走行では、走行時間をロスしたものの、パッケージにとても良い手応えを感じ、クルマは競争力があったから、予選は期待はずれの順位だった。いくつかの理由で、クルマからベストのラップを引き出すことができず、残念。最後のアタックでは、最終コーナーで、他のクルマに追いつき、ほんの少しタイムをロスした。もっと速く走れた自信があるが、ハンガロリンクのようにコーナーが多いトラックの予選では、こういう事が起こりやすい。ここはオーバーテイクがほとんど不可能に近いコースなので、14番グリッドからのスタートは厳しいが、戦略で挽回をはかっていくなど、ベストを尽くしたい」

パスカル・バセロン (シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー)
「今週は、いくつかの技術的トラブルがあった。午前中のセッションでティモのクルマにおきた油圧の低下を含め、2台のクルマとも、少し技術的な問題を抱えた。そのため、貴重な走行時間を多少ロスしてしまった。はっきりしていることは、他のクルマとのスピード差は、非常にわずかなので、クルマのポテンシャルを完全に引き出せないと、結果に大きく響く。我々は、今週末のフリー走行と予選で、あまり良い結果を出せなかった。これから、明日の決勝に集中し、ポジションを上げるために、色々な可能性を考えていきたい」

新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
「本日は予想外の結果となり、本当に残念だ。予選になり、風が強くなっていたが、路面温度も30℃を越え、好条件に思えた。しかし昨日と違い、ヤルノもティモも、得意としていたセクター2のスピードが上がらず、最終予選に進めなかった。午前のフリー走行では、走行時間が限られたものの、ティモも上手くセッティングをまとめる事ができ、午後の予選に向け、しっかりした手ごたえを掴めていた。それだけに、今日の予選は納得できない結果だ。明日のレースは、追越しが難しいサーキットであるが、ベストな作戦でポイントを獲得したい」

関連:
F1ハンガリーGP 予選:フェルナンド・アロンソがポールポジション

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / トヨタ